人気演歌歌手の八代亜紀さん(やしろ・あき 本名=橋本明代 70歳)が今年1月、個人事務所『ミリオン企画』の社長を務めていた元歌手の夫・増田登さん(66)と“熟年離婚”していたことが明らかになりました。
所属事務所『ミリオン企画』によると、八代亜紀さんと増田登さんは数年前から、今後の人生の過ごし方について話し合う機会が増え、離婚協議を重ねた末に、双方が納得した上で今年1月に離婚届を提出したとのことです。
これに伴い増田登さんは『ミリオン企画』の社長を辞任しましたが、現在も八代亜紀さんの仕事の相談に乗るなど、引き続き歌手活動のサポートなどを行っていくといいます。
八代亜紀さんは周囲のスタッフに離婚理由について、「特段に何か(理由)があったわけではありませんが、話し合いの結果、長年のパートナーシップを解消して別々の道を歩んでいくという結論に至りました」
と話しているそうです。
八代亜紀さんと離婚した増田登さんは、1978年に八代さんと同じ事務所から歌手デビューを果たし、八代さんの前座などを務めていましたが2年で挫折し、歌手の道を諦めて田舎に帰ったところを、八代さんが「今度は歌手を育てる方で頑張って」と声をかけ、自身のマネージャーとして育て上げました。
ちなみに、1982年リリースのシングル曲『夜更けの二人』は、増田登さんとのデュエット曲となっています。
その後1987年に2人で独立し、約5年にわたる交際を経て、八代亜紀さんの方からプロポーズして1994年に結婚しました。
<↓の画像は、1994年にハワイで挙式した八代亜紀さんと元夫・増田登さんの写真>
これまで二人三脚で歩んできましたが、結婚から27年で別々の道を歩むことを決め、今年芸能生活50周年の節目を迎えた八代亜紀さんは心機一転し、音楽活動に精力的に取り組んでいくとのことです。
そして、八代亜紀さんの離婚報道を受けてネット上では、
- 人生一度きり 話し合って円満離婚なら羨ましいかぎり
- 子供がいないから、財産を八代さん側の親族に残したいと思われたのかな。夫婦二人で築いた財産と言っても同等で稼いだわけではないからね
- 卒婚かな。女性のほうが長生き傾向だし、時間もお金も気力も余裕も自分にあれば、相手に望むことはもうないのかもね。
- 自分が頑張って働けば働くほど、夫はダメ男になっていったパターンかもね。ここいらで清算した方がお互いのためと思ったのでしょう。
経済的しがらみがなかったら離婚したいというのは、ほとんどの女が思ってること。うらやましいです。 - 定年退職後の離婚はよく聞きますね。夫婦といえ1日数時間一緒にいるのが良い距離だったのに、丸一日となるとギブアップ。
コロナ自粛で全国の夫婦が予定より早めにそれを体験してしまったんだから、コロナ離婚ってのも頷ける。 - チーターも離婚したけど、夫は八代さんと同じく個人事務所で二人三脚でやってきた事務所社長、熊本出身だし偶然とはいえ色々と重なる。
70歳の地点で見える世界、先の人生とか色々考えての決断、これからも元気に歌も絵画もマルチな活躍に期待。
などの声が上がっています。
歌手の“チータ”こと水前寺清子さん(本名=林田民子 75歳)も昨年11月、31年連れ添った元サックス奏者で個人事務所の社長だった小松明さん(69)と熟年離婚していますが、お2人もおしどり夫婦として有名だったものの、数年前から夫婦関係が悪化し、別居の末に離婚という形になっており、『スポーツ報知』の取材に応じた小松さんは「(離婚後も)大好きだし、今でも俺の身体の一部だと思っているよ」と語り、水前寺さんへの未練をのぞかせていました。
<↓の画像は、昨年離婚した水前寺清子さんと元夫・小松明さんの写真>
その一方で八代亜紀さんと離婚した増田登さんは、現在も八代さんの仕事の相談に乗り、今後も歌手活動のサポートをしていくとのことで円満離婚のようですね。
八代亜紀さんはこれまで様々なテレビ番組などで、増田登さんとの夫婦関係について語っており、2017年放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で水前寺清子さん、森昌子さんと共演した際には、仕事が多忙で精神的にもボロボロの状態だった時に、そばで支えてくれていたのが当時マネージャーの増田さんだったと明かしていました。
また、馴れ初めについても語っており、父親が亡くなる2年前に、いつもそばにいる増田登さんが夫として適任だとアドバイスしてくれたことなどをきっかけに、八代亜紀さんの方から逆プロポーズしたそうで、「僕、マネージャーですからダメです、ダメです」と言って最初は断られたものの、めげずに「お嫁さんになってあげる、あげる」と1ヶ月にわたって猛アタックを続け、結婚となったとしていました。
それから25年以上が経ち、昨年3月放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でも夫婦円満ぶりを明かし、料理をしない八代亜紀さんに代わって増田登さんが作った手料理を披露するなどしていました。
そうしたことから、今年1月に離婚して増田登さんが事務所の社長も辞任したというのは少々驚きですが、お2人は30年以上にわたって公私ともに支え合ってきたものの、八代亜紀さんは昨年8月に古希、今年は芸能生活50周年という大きな節目を迎え、これからの人生は1人で自由に歩んでいきたいとの思いが強かったのかもしれないですね。
そんな八代亜紀さんはコロナ禍にも精力的に活動し、昨年秋からは介護施設向けにオンラインライブを開始したほか、画家としても6月9日から個展を開くなどしており、今後も健康には十分気を付けて、精力的に様々な活動を行っていってほしいです。