仲良し夫婦の「ぺこ&りゅうちぇる」ことタレント・りゅうちぇるさん(ryuchell 本名=比嘉龍二 26歳)と、妻でモデル・ぺこさん(peco 本名=比嘉哲子 27歳)が、インスタグラム上で「夫婦関係の解消」を電撃発表しました。
2人の個人事務所『比嘉企画』は、すでに離婚が成立していることを明らかにし、今後の2人の関係については、「事実婚というカテゴライズではなく、本人のインスタグラムでもあるように、『新しい家族の形』として、家族3人で同居をしていきます」
としています。
それぞれ長文で夫婦関係の解消、今後は「人生のパートナー」として支え合っていくことを報告しており、りゅうちぇるさんはぺこさんについて、人生で初めて好きになった女性だったことを明かした上で、「メディアで自分のこれまでの生き方や、“夫”としての生き方についてお話しさせていただく機会が増えていく中で、“本当の自分”と“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました。(中略)父親であることは心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛りつけてしまっていたせいで、“夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました。」
と告白しています。
続けて、「誰にも、そしててこにさえ、本当の自分のことを言えずにいる苦しさを、毎日1人で抱え込んでしまいました。こんなに愛する家族がいるのに、生きていくことさえ辛いと思ってしまう瞬間もありました。」
と明かし、家族との関係にも悪影響が及ぶと感じたことで、これまでぺこさんにも隠していたことをカミングアウトしたとしています。
すると、ぺこさんは泣きながら「今まで辛かったね」と言って抱きしめてくれたといい、「僕がどんな人間であれ、てこは僕という存在を理解し、大切に思ってくれました。(中略)僕の弱さのせいで、夫として、男として、てこを守ることが出来なかったこと。どれだけ伝えても足りないほど、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、家族として、パパとしては、何があってもこの幸せは守りたいと強く思いました。」
と明かしています。
ぺこさんとの今後の関係については、「これからは“夫”と“妻”ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこうね。という形になりました。もちろん、今まで通り家族で暮らします」
と、関係性は変わっても一緒に生活を続けていくとしています。
一方のぺこさんも、「りゅうちぇるとは“夫”と“妻”、いわゆる夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました。」
と報告しています。
続けて、「はじめて女性を好きになってくれたのがわたしだなんて、りゅうちぇるもえらいこっちゃやなぁと思うほど笑、そして結婚してくれて、かけがえのない宝物 息子と出会わせてくれて、ほんとうに感謝してもしきれません。わたしにとってりゅうちぇるは、誰が何と言おうと最高の彼氏だったし、最高の旦那さんだったし、息子の最高のパパだし、そして兄妹のようなともだちのような、時にはお母さんのようなそんな存在だけど、わたしは何よりもまず、りゅうちぇるという人間そのものがだいすきです」
と、現在もりゅうちぇるさんへの思いは変わらないとしています。
また、りゅうちぇるさんから突然告白された隠し事について、「正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります。」
と、正直な気持ちも明かしています。
ただ、りゅうちぇるさんが勇気を振り絞って、一人で抱え込んでいた事を告白してくれたことには感謝しているとし、「打ち明けてくれた瞬間、ひどいとか、最低とか、だましてたの?とか、ほんとうにそんなことは思わなくて、それはりゅうちぇるがほんとうにたくさんの本物の愛をくれたからだと思います。そんなりゅうちぇるだからこそ、これからも人生のパートナーとして家族として、いっしょにいたいと思えるし、これからも今まで通り3人で暮らしていきます(中略)いわゆる“普通の家族”ではないかもしれないけれど、受け入れ難いかたちなのかもしれないけれど、だけどわたしは息子に胸をはって、りゅうちぇるはすてきなパパだよと伝えられる自信があります。」
と明かしています。
また、ファンに対しては、「これからはわたしたちのことを呼んでくださるときはぜひ、比嘉ファミリーとか、比嘉家とか、ぺこ&りゅうちぇるファミリーとか?笑 そんなふうに呼んでもらえたらうれしいです」
と呼び掛け、今後もりゅうりぇるさんが代表を務める個人事務所『比嘉企画』に所属し、マイペースに活動を続けていくとしています。
突然の夫婦関係解消発表にネット上では困惑の声も多く上がっており、それぞれが綴った文章ではハッキリと「離婚」とは書かれていないことから、離婚したのか否かが分からないとの反応も多くありました。
その後、事務所が離婚を正式に認めたことで真相が明らかになった一方で、りゅうちぇるさんがぺこさんにカミングアウトしたこと、離婚となった詳しい理由は不明なことから、様々な憶測が飛び交っています。
りゅうちぇるさんは、ぺこさんが初めて好きになった女性だったことを明かしているほか、自身が多様な生き方を呼び掛けながら、「“夫”らしく生きていかないといけない」「“夫”であることは正真正銘の“男”でないといけない」と縛り付け、それによって生きていくことが辛いと感じることもあったなどと明かしているだけに、セクシュアルマイノリティであることをカミングアウトし、離婚を選択したのかもしれないですね。
りゅうちぇるさんのこれまでの言動などから、セクシャルマイノリティ、LGBTなのではとも囁かれていましたし、もしそれが事実だったとしてもそこまで衝撃は受けないものの、このタイミングでぺこさんと離婚したというのは驚きました。
りゅうちぇるさんとぺこさんは2014年から交際し2016年末に結婚、2018年7月には第1子となる長男・リンクくん(4)が誕生し、仲良しカップルという印象が強く、本当にまさかの展開ですね。
ただ、子供の将来を考えてか、離婚後も引き続き人生のパートナーとして支え合い、3人での暮らしは続けていくとしており、それぞれに今後また新たなパートナーができる可能性もありますが、これからも変わらず良好な関係を続けていってほしいですね。