音楽活動からの引退を発表した音楽プロデューサー・ミュージシャンの小室哲哉さん(59)が、これまでに制作を手掛けた楽曲の中から厳選したものを収録したCD『TETSUYA KOMURO ARCHIVES』が27日にリリースされ、小室ファンらの間で反響を呼んでいる中で、かつて交際関係にあった歌手・華原朋美さん(本名=下河原朋美 43歳)がツイッターを更新し、小室さんについて言及したことでちょっとした話題になっています。
華原朋美さんは小室哲哉さんが1月19日以降、小室さんについての言及は避けていたのですが、自身の楽曲も数曲収録されている『TETSUYA KOMURO ARCHIVES』の発売を受けてツイッターを更新しました。
華原朋美さんは28日未明に、「ただいま。さっきまでスタジオにいたんだけど今日はどんな日よりもI’m proudを歌うのが辛かった日になりました。正直でごめんなさい。もう言いません。」
と、小室哲哉さんが制作した代表曲『I’m proud』を複雑な心境で歌唱したことを意味深に明かしていました。
<↓の画像が、華原朋美さんのツイート写真>
さらに約30分後に再びツイッターを更新し、「TETSUYA KOMURO ARCHIVES明日買いに行きます 引退じゃなくてせめて休業でどうかどうかお願いします。って余計なお世話ですよね。もう言いません。」
と、小室哲哉さんの引退撤回を求めるツイートをしています。
そして、これらの投稿に対して華原朋美さんのファンからは、
- どうしたんですか?何かあったのかな?ちと、心配です。
- 色々あったんですね。あまり自分自身を責めたり追い込み過ぎたりしないでくださいね ゆっくり休んでください
- 色んな気持ちがあっていんじゃない?
- 朋ちゃんは辛くても歌わなきゃいけないんだよね 私たちはいつも朋ちゃんの歌声を聞いて元気が出てるけど。。いつもありがとう
- 今までたくさんI’proud聞いてきたけど 朋ちゃんの気持ち次第で色んな感じで響いてきたよ 辛い気持ちも隠さず歌に乗せても いいんじゃないかな…
- 大丈夫大丈夫 素直にツイートしてくれて嬉しいよ 心のモヤモヤはツイートして発散させてね
- 辛い時、苦しい時、私はどんどん呟いて発散してもらえたら逆に嬉しいです あやまらないでください 沢山の人達が、ともちゃんのことを想ってるよ
- 思い入れのある曲だから、フッとした時に辛くなるんだと思います 朋ちゃんはいろんな辛い事を乗り越えて来たんだから大丈夫です
などと、意味深な投稿に心配する声のほか、落ち込んでいる様子から励ましのコメントも多く寄せられています。
その一方でネット上の反応を見てみると、
- でたー、かまってちゃん
- まだ未練あるのかよ(笑)さすがに引くわ
- いつまでも引きずる、重い女。
- 何も言わない心遣いが必要ではないかな?
- あなたも彼に苦労をかけた一人でしょ?
- クスリに自殺未遂。小室も結構キツかっただろう
- 自分を捨てた男の事をずっと忘れられないんだね。未練たらたら。前を向いて歩いて行って欲しい。
- なんで、そっとしておいてあげられない?結局やっぱり、自分大好きワガママちゃん
- もう、小室さんに関わらない方が良いと思う。なんでそんなこと今さらつぶやくのかな?
- 別れてから何年も経つのにもう、いちいちメディアに発言するのやめてほしい。奥さんの介護の疲れや ご自分自身の体調も悪いらしい。小室さんの気持ちも考えあげたら?
- 痛々しい。歌うのがつらいのなら歌わなきゃいいだけ。過去にすがり付き過ぎ。
- 昔の恋人を思い出す気持ちも分からなくはないが、前に進む勇気も持って欲しいな
などのコメントが寄せられており、破局してからもう20年になるにも関わらず、未だに未練があるような言葉を綴っていることに対して多くの批判の声が上がっています。
小室哲哉さんと華原朋美さんは1994年ごろに出会い、それから1、2週間で交際をスタートさせ同棲もしており、1995年に小室さんのプロデュースで歌手デビューするまでには同棲状態になっていました。
<↓の画像が、小室哲哉さんと華原朋美さんが交際していた頃のツーショット写真>
2人はその後も公私共に良好な関係を続け、華原朋美さんの傍らにはいつも小室哲哉さんの姿があったのですが、1998年12月には破局を迎え、華原さんは小室さんを失ったことによるショックから精神状態が不安定となり、1999年1月末に自宅でのガス中毒で倒れ緊急入院し、一時意識不明の重体にありました。
そこから何とか復帰を果たし、再び音楽活動などをしていたものの、それから休養と復帰を繰り返すという不安定な状態が続き、2007年に番組のリハーサルを無断欠席したことが引き金となり、事務所をクビになりました。
<↓の画像は、当時のスポーツ紙の紙面>
さらにその後も、精神安定剤などの薬物を大量に摂取したことによって、急性薬物中毒で倒れるなどのトラブルが頻発し、日常生活も破綻した状態にあったことから、家族が閉鎖病棟に入院させていた時期もありました。
<↓の画像が、薬物中毒状態にあった当時の華原朋美さんの写真>
こうした深刻な状態から復帰を果たしたのは2012年のことで、5年半ぶりの仕事復帰となった番組は『2012 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)だったのですが、この時に披露したのは累計売り上げ枚数約140万枚の大ヒットを記録した『I’m proud』でした。
2013年の同番組では15年半ぶりに小室哲哉さんとの共演を果たし、小室さんの伴奏のもとで『I’m proud』と『I BELIEVE』を披露していました。
<↓の画像が、『2013 FNS歌謡祭』で共演時の小室哲哉さんと華原朋美さんの写真>
『I’m proud』は華原朋美さんにとって自己最高の売り上げを記録した代表作で、小室哲哉さん自身も「5本の指に入る力作」だと語っており、華原さんの要望を受けて歌詞も変更するなど、2人にとってはかなり思い入れのある曲とみられるので、この曲を歌うと様々な記憶が走馬灯のように思い浮かぶのかもしれないですね。
華原朋美さんと小室哲哉さんの関係は突然終わりを迎えたそうで、それによって華原さんは現在も小室さんのことを引きずっている様子で、昨年6月放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)などでは、「あの恋愛以降いい恋愛はできてない」「世の中から消えたいと思った」
と明かしています。
さらに、休養と復帰を繰り返していた当時については、「お休みした方がいいくらいとことん落ちる。なるべくなら恋愛しない方がいいというくらい。20代で闇を知ったので、嫌なことがあるとその闇の世界にいこうとするから、行かないようにするために頑張るけどうまくいかない…」
と語り、復帰して以降も、再び以前のような状態に戻ってしまうのではないかという恐怖感があると告白しています。
華原朋美さんは今年1月19日に小室哲哉さんが引退発表をしてから10日以上、SNSの更新をストップさせていたものの、その後はこれまで通り更新をしていたのですが、今回のツイートを見る限り現在も引退のショックは続いているようで、今後また精神的に不安定な状態になってしまうのではないかと少し心配ですね。