『おはスタ』『世界一受けたい授業』『英語でしゃべらナイト』『ラジかる!!』など数多くの番組に出演し、かつて活躍していた元ポッチャリ子役の“細山くん”こと細山貴嶺さん(ほそやま・たかね 29歳)が、ニュースサイト『NEWSポストセブン』のインタビュー取材に応じ、現在の仕事や結婚していたことを初告白しています。
細山貴嶺さんは、2017年に慶應義塾大学法学部政治学科を卒業すると同時に芸能界からも引退し、その後は大手外資系金融会社『ゴールドマン・サックス証券』に勤務していました。
ゴールドマン・サックス証券には約3年勤務し、2020年に外資系生命保険会社傘下の資産運用会社へ転職、そこでは大企業などの資産運用などを手掛け、年収は子役時代の最高額が600万円ほどだったのに対して、ゴールドマン・サックス時代が950万円、資産運用会社では1,150万円だったと明かしています。
その資産運用会社も2022年8月に退社し、起業に向けて動いていると2年前にNEWSポストセブンのインタビューで明かしていました。
そして、再びNEWSポストセブンの取材に応じた細山貴嶺さんは、現在は京都大学の100%子会社である投資会社『京都大学イノベーションキャピタル(京都iCAP)』に契約社員として勤務していることを明かしています。
<↓の画像は、“細山くん”こと細山貴嶺さんの近影>
2年前に資産運用会社を退社後、大学院でMBA(経営学修士)を取得したうえで起業しようと考え、京都大学大学院について調べるなかで京都iCAPの存在を知り、そしてMBA取得よりも客員起業家(EIR)制度を利用した方が早期に起業できると考えたそうです。
客員起業家制度とは、イノベーション(技術革新)の創出を目指す企業などが、特定分野のノウハウを持つ人材を外部から招集する枠組みで、それに応募したところ2年契約で採用され、京都へ移住したといいます。
今年4月には自身の会社を設立したといい、「『VetsBrain(ベッツ・ブレイン=獣医師+脳という意味)』という獣医療のスタートアップです」「幼い頃から動物に囲まれて家族として育ったので、とにかく動物が大好き。ところが3年前、飼っていたネコが病気で生死をさまよった時、獣医師とコミュニケーションをとって納得のいく治療選択をすることの難しさを痛感したんです。それが、このビジネスを考え始めたきっかけです。」
と説明しています。
この会社は獣医学研究者と共に設立し、中核メンバー4人で事業の充実化を図っている最中といい、事業資金をどうするのかなどはまだ決まっていないそうですが、上場を目指しているとしています。
そして、今回のインタビューでは3年前に結婚していたことも公表し、結婚相手の女性は東京出身で3歳年下の会社員で、転職前の2021年11月に結婚、2022年に挙式をしたといい、「知人の紹介で知り合いました。誠実で努力家で、“キチンとした人”。僕の夢を応援してくれる優しい人です。」
と語っています。
妻の顔は公開していないのですが、取材したジャーナリスト・中野裕子さん曰く、お世辞抜きで女優かと思うほど綺麗な女性とのことです。
このように近況と結婚について語った“細山くん”に対してネット上では、
- 素晴らしい。努力が報われたね
- 努力家だからきっと夢はかないそう もちろん頭もいいし
- 細山さんも動物が好きで保護犬、保護猫活動をされてるそうだね 寺田心くんもだけど、忙しい中努力を続けてまっすぐな心を持ち続けて素晴らしい
- ひどいいじめに遭ってたんだよね 首絞められて失神したりとか こんな立派になって安心した
などの声が上がっています。
細山貴嶺さんは生後2ヶ月から赤ちゃんモデルとして活動し、小学生時代にはポッチャリ体型やトーク力の高さからバラエティ番組を中心に活躍していましたが、その裏で学校では酷いイジメにあい、殺害予告を受けたこともあったそうで、精神的に追い詰められて自殺未遂を図ったこともあると、2012年に出版した著書『デブ、死ね、臭い!を乗り越えて』で赤裸々告白していました。
イジメ被害によるストレスを食べることで発散していたことによって、ピーク時には体重が110キロ近くまで増えましたが、中学3年時から本格的にダイエットを開始し、高校2年時には40キロも体重を落として標準体重となり、その後リバウンドすることなく体重をキープしています。
<↓の画像は、ダイエット挑戦前後のビフォー・アフター写真>
細山貴嶺さんは非常に努力家で、子役時代から頭の回転も速かったことから、芸能界引退後の職歴に関しても納得するところではあり、新たに立ち上げた会社での成功にも期待したいです。
細山貴嶺さんは前回のインタビューでも、「動物を救う仕事」をしていきたいとの思いなどから資産運用会社を辞め、現在は「人間と動物が共生できる持続可能な社会を作る」という目標を掲げているとしていました。
その目標達成に向かって少しずつ前進しているようで、多忙な日々が続いていることから、家事に関しては3年前に結婚した妻に任せっきりになっているとも明かしているのですが、これから仕事だけでなく家庭も大事にして、明るく笑顔のたえない素敵な家庭を築いていってもらいたいです。