リオデジャネイロ五輪の競泳男子800メートルリレーで銅メダルを獲得し、12日に現役引退を発表した松田丈志さん(32)が23日、結婚したことを所属するマネジメント会社を通じて発表しました。
お相手の女性は東京都内に在住の会社員で、17歳の時に出会い、数年前に再会をして約2年半交際し、リオ五輪が開幕する前の今年6月にプロポーズをしたといい、「彼女の笑顔と家族思いな所に惹かれ交際に至り、交際中も競技に忙しく限られた時間ではありましたが、彼女と過ごす時間は私にとって一番の癒しとなりました」」「心を許せるパートナーと共に、新たな人生をスタートできる事を幸せに思います」と喜びを綴っています。
なお、挙式・披露宴の日程はまだ未定であるものの、行う予定で、28年間にわたって松田さんのことを指導してきた久世由美子コーチ夫妻が仲人を務めるとのことです。
<↓の画像は、松田さん直筆の入籍報告文>
そして、松田さんの結婚に対して、リオ五輪競泳男子日本代表の入江陵介さんは自身のツイッターを更新し、「御結婚おめでとうございます 幸せなニュースは本当に嬉しいです!!何度も3人で食事もさせていただいていて本当に素敵な奥様です!!」と祝福し、ネット上でも、
- 松田選手かっこいいもんな。末永くお幸せに
- 最近の中で一番の GOODニュース!!本当におめでとうございます!!!
- オリンピック結婚フィーバーやな
- おめでとうございます。オリンピックでの輝きも凄かったです。結婚生活が落ち着きましたら選手の育成にも参加して下さい。是非松田丈志さんが育てた選手がオリンピックで金メダルを取る日を楽しみにしております。お疲れ様でした&感動をありがとうございました。
- 一時はスポンサー探しをしていた時もあったのに、よくここまで頑張ってこられたと思います。奥さんと幸せな第二の人生を歩んでいってください。
などのコメントが寄せられています。
松田さんは2004年のアテネ五輪から4大会連続で五輪出場をしており、アテネではメダル獲得とはならなかったものの、2008年の北京五輪では200mバタフライで銅メダルを獲得。
2012年のロンドン五輪で松田さんは競泳日本代表の主将を務め、200mバタフライで銅メダルを獲得し、400mメドレーリレーでは銀メダルを獲得したのですが、この時に松田さんは「(北島)康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない、とほかの3人で話していた」と、個人種目で3連覇を逃していた北島康介さんへの思いを述べ、この言葉は話題になりました。
そして、今年のリオ五輪では800mフリーリレーで銅メダルを獲得し、9月2日に現役引退を表明。10日に行われた国体で現役最後のレースを行い、12日に引退会見を行いました。
<↓の画像は、リオ五輪で銅メダルを獲得した松田さんらの写真>
松田さんは28年間の現役生活を振り返り、「獲得した4つの五輪メダルは一つ一つ思い出深い、欠けてほしくないメダル。金メダルまで届かなかったのもいい思い出」「今は本当にすっきりしていて、一点の悔いもないという気持ち」「コーチがいなければここまで来られなかった」となどと涙ながらに語っていました。
今後については、在籍している鹿児島の国立大学『鹿屋体育大学』の大学院に通いながら、指導者を含めて今後の道を探っていくそうです。
これから夫婦支え合い、素敵な家庭を築いていってほしいと思いますし、現役を引退しこれからまた新しい目標、夢に向かって頑張ってもらいたいですね。