「ダンソン」から始まるリズムネタでブレークしたお笑いコンビ・バンビーノの藤田裕樹さん(30)が、18日に行われた大阪・よしもと漫才劇場での単独ライブ「バンビにしやがれ!!!」のエンディングで、4月から東京に拠点を移すことと、かねてから交際していた一般女性と昨年10月21日に結婚していた事を発表しました。
お相手は大阪府出身の元会社員の31歳女性で、藤田さんによると「困り眉で、目が大きいかわいい」タイプ。
挙式については未定だといい、すでに東京で新生活を始めているそうで、奥さんは現在妊娠6ヶ月、夏前には男の子が生まれるとのことです。
藤田さんと奥さんはお互いに『Mr.Children』のファンで、ファン同士で集まったカラオケで3年前に知り合い、藤田さんは「しっかりしていて、引っ張ってくれるし、かわいい」と惹かれ、それから半年後に告白して交際がスタートしたそうです。
<↓の画像は、自身が描いた奥さんの似顔絵を持つ藤田さんと、相方の石山大輔さん>
昨年10月に、コント日本一を決定する『キングオブコント2015』の決勝にバンビーノは2年連続出場を果たし、もし優勝したら公開プロポーズする予定だったそうなのですが、コロコロチキチキペッパーズに敗れ準優勝となりました。
しかし、藤田さんは「優勝できなかったけど、結婚してくれるか?」とプロポーズし、すぐにOKの返事をもらったそうで、その後仕事で沖縄に行くことになり、そこには奥さんも同行し、結婚を決めた日が大安で良き日だったことから、沖縄県名護市の市役所へ婚姻届を提出することにしたとのことです。
仕事先での突然の結婚に相方の石山大輔さん(31)は、「まさか、沖縄で…後で聞いてびっくりしました」と驚いたといいます。
また、藤田さんは落語家・桂きん枝さん(65)を叔父に持ち、結婚を報告したところ「まあ、頑張りや」と祝福され、「祝儀をがっちりくれた」といい、「ボクが親戚の中で一番(きん枝)師匠にソックリ。きん枝の血を絶やさないためにも、ソックリの子供が生まれるまで子供を作る」と宣言。
<↓の画像は、叔父の桂きん枝さんの写真>
バンビーノはこれまで大阪が活動拠点だったものの、4月から東京へ進出することが決定しており、藤田さんは「子供の物心がつくまでに、(ダンソンネタの)動物の方から抜け出して、ちゃんと顔出して芸をやっていたい。まずは東京でレギュラーを持ちたい」と語っています。
そして、藤田さんの結婚発表に対してネット上では、
- え?大丈夫?テレビではもう見なくなった様な・・
- 勢いのできちゃった婚だね。上手くいかない気がするな。
- こういう女性って凄いと思うよ。どう考えたって、芸ではイバラの道だからね。親御さんの気持ちは複雑だろうなぁ。
- ダンソンとか今まで面白いと思ったことない。東京進出?やめとけって…
- 需要もないのに、これから大変だ。
- ダンソンやりすぎて足がやばいんでしょ。大丈夫なの?養っていけるのかよ。
- 全くおもんないぞ!結婚したなら真面目にバイトしろよ!
- ラッスンゴレライと同じぐらい意味のわからないネタをやるコンビ。東京進出しても埋もれるだけでは?
など、厳しいコメントが寄せられています。
2014年と2015年の『キングオブコント』の決勝進出を果たしているバンビーノは、「ダンソン」のリズムネタが子供から大人まで幅広く受け入れられ、これによって知名度が一気に上がっており、活動拠点を東京に移すことで、これからどこまで仕事を増やしていくのか楽しみなところですが、バンビーノやクマムシ、8.6秒バズーカー等によるリズムネタブームは一瞬で過ぎてしまったため、強力な新ネタが無いと生き残りは厳しいでしょうね。
大阪ではウケていたものが東京では全くウケないなど、これから試練の連続になるかもしれないのですが、東京進出が成功するようさらに芸を磨き、より人気を得られるコンビになってほしいところです。