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Motorheadのリーダー・Lemmyが亡くなった事が判明。メタルやパンクに影響を与えたレジェンドの死に悲しみの声

モーターヘッドのレミー・キルミスターが進行性のガンで急死…享年70。友人のオジー・オズボーンが追悼コメント

イギリスのロックバンド『Motorhead(モーターヘッド)』のリーダーで、ベース&ボーカルを務めていた“レミー(Lemmy)”ことレミー・キルミスターさん(本名=イアン・フレイザー・キルミスター)が、28日にガンのため亡くなった事が明らかとなりました。
24日に70歳の誕生日を迎えたばかりでした。

この突然の訃報はバンドの公式フェイスブックページで発表されたもので、「これを伝えるのは簡単なことではない…我々の最強で偉大な友人、レミーが、とても侵襲性の極めて強い癌との短い闘病の末、本日、亡くなった」「この衝撃、悲しみを表現することはできない。言葉がない。後日、あらためてコメントする。でも、いまはどうか…大きな音でモーターヘッドをプレイして欲しい。Hawkwindを大きな音で、レミーの音楽を大きな音でプレイしてくれ。そして一杯やってくれ」と綴られています。

レミーさんは26日に病気の事を知らされたばかりだったのですが、進行が非常に速いガンだったそうで、アメリカ・ロサンゼルスの自宅でお気に入りのゲームをしている時に息を引き取ったようです。

11月11日には、1975~1984年、1987~1992年の2期にわたってドラムを担当していたフィルシー・“アニマル”・テイラーことフィル・テイラーさんが61歳の若さで亡くなっています。

そして、レミーさんの友人だったミュージシャンのオジー・オズボーンさんは、「今日、俺の親友の1人、レミーを失った。寂しくなる。彼は戦士でありレジェンドだった。向こうで会おう」と追悼しています。

<↓の画像は、オジー・オズボーンさんの写真>

レミーさんは、1970年代前半にイギリスのサイケデリック・ロック・バンド『ホークウインド(Hawkwind)』でベースを務め、ドラッグの問題などでバンドを解雇された後の1975年に、大音量で演奏するフリークアウト・ミュージックをコンセプトに『Motörhead(モーターヘッド)』を結成。

スピードメタルやスラッシュメタル、ハードコア・パンクが生まれる前からハイスピードでロックンロールなサウンドを展開し、数多くのバンドに大きな影響を与えました。

突然の訃報にネット上では、

などのコメントが寄せられています。

レミーさんは今年の夏に行われたアメリカツアーで、高山病や肺炎などによる体調不良によって一部の公演を中止しており、さらに先日はガンを告知され芳しくない状態だったようですが、あまりにも突然なことに驚きましたね…。

レミーさんは最近受けたインタビューにて、「『もうじき死ぬんですか?』っていう含みを持った質問にはうんざりしてるから。そもそももうその話題遅れてるから。俺もう元気だし。ライヴだってしっかりやって、最善を尽くしてるんだからさ」「そりゃあ体調のいい日もあるし、悪い日もあるけど、でも、たいがいは元気なんだよ。前回のアメリカ・ツアーだってすごくうまくいったし」と健康をアピール、現在でも引退を考えていないと話していました。

また、これまでに糖尿病や心疾患などの病気を患い、死を意識するようになったかという質問には、「死は避けられないものだからね。俺の歳になるとそのことについては自覚ももっと強くなってくるんだ。でも、心配することじゃないんだ。心の準備もできてるし。死ぬ時は自分が一番好きで得意なことをやりながら死にたいね。明日ぽっくり死んでも別に文句はなにもないよ。充分楽しませてもらったから」と語っていました。

モーターヘッドが後の音楽シーンに与えた影響は大きく、レミーさんにはこれからもまだまだ活動を続けてほしかっただけに非常に残念です。

レミーさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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