11月30日に、ハリウッド映画『ワイルドスピード』シリーズの主人公・ブライアン・オコナー役で有名な、ポール・ウォーカー(Paul William Walker IV)さんが40歳の若さで、交通事故により亡くなりました。
その日ポール・ウォーカーさんは、友人のロジャー・ローダス(Roger Rodas)さんが運転する赤いポルシェのカレラGTという車の助手席に乗り、チャリティイベント参加の為にカリフォルニア州のサンタクラリタに向かっている途中で、事故は起きてしまいました。
(↓の画像が、ポルシェのカレラGTの写真)
事故の目撃者曰く、車が制御不能になっていたように見えたと言い、そのままコントロールを失い木に衝突し、車は瞬く間に炎上したと言います。
衝突した車の破片が周りの建造物にも被害を与え、局地戦でも起こったと思ったと地元紙に報じられています。
この事故の原因はスピードの出し過ぎで、かつこの運転していた車はプロのドライバーでも運転が難しく、プロでも運転をためらうほどの車だそうです。
ポール・ウォーカーさんが不慮の事故で亡くなってしまい、頭を抱えているのが、『ワイルド・スピード』の最新作を撮っていた制作陣で、この事件のショックから撮影を続行することが出来ず、ポール・ウォーカーさんの出演シーンもまだ全て撮影出来ておらず、このまま撮影を続行することは難しそうです。
最悪の場合、撮影が打ち切りになる可能性もあるようです。
これにネットでは、
「正直あまりのショックで呆然としてる・・・ワイルド・スピードの続編でポール・ウォーカーをもう見ることが出来ないなんて・・・。」
「このままお蔵入りになっちまうのかな・・・。」
「あのポール・ウォーカーが事故死なんてするはずないだろ。映画の中であんだけハチャメチャやっても死ななかったんだぞ?」
「最初彼が事故死したという情報を聞いた時は、絶対にデマだって思ったのに・・・。こういうのは大抵デマ報道でしたってのがお約束だろ?なんで本当に死んでしまったんだよ!?」
「クリスマス前にこんなショックなニュースを聞くなんて思いもしなかったよ。彼のご家族やご友人のショックは計り知れない物だと思う。どうか安らかに眠ってください。」
などのコメントがありました。
まさかまだ40歳で、こんな形で亡くなってしまうなんて誰も思わなかったでしょうね…。
事故現場は静かな道だったそうですが、車はかなりのスピードを出していたようでぶつかった後には車体が元の長さの半分程度になっていたそうです。
また、この時運転をしていた友人のロジャーさんは元レーシングドライバーでだったことが分かっており、もしかしたらかなり無茶なスピードを出していたのかもしれませんね。
そして、ポール・ウォーカーさんは元恋人との間に出来た15歳になる娘、ロジャーさんには2人の子供と妻が居るそうです。
残された家族はさぞ辛いでしょうね…。
ご家族にお悔やみ申し上げますと共に、今回亡くなられた、ポール・ウォーカーさんとロジャー・ローダスさんの2人に心よりのご冥福をお祈り致します。