2021年末をもって活動を休止した5人組グループ『AAA(トリプルエー)』の最年少メンバーで、今年6月に『エイベックス・マネジメント』とのからの独立を発表した與真司郎さん(別名=SHINJIRO ATAE 34歳)が、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催のファンミーティングでアーティスト活動再開と新曲を発表すると共に、同性愛者であることをカミングアウトし大きな反響を呼んでいます。
與真司郎さんは6月にエイベックスとの専属契約が終了し、エージェント契約を新たに結んだことを発表すると共に、「人生をかけた挑戦」を直接ファンに伝えるためにファンミーティングを無料開催することを発表し、「皆様に今まで通り応援、後押しして欲しいと思っておりますが、ご理解して頂くのが難しい内容だとも認識しております。公式ホームページやSNSなどで伝えることが最善だと、どうしても思えませんでした。約18年間一緒に日々を過ごし応援してくれたファンの皆様の顔を見ながら、誰よりも最初に伝えることが僕の出来うる限りの誠意なのではないかと思い、会場をご用意させていただきました。」
としていました。
そして、26日に開催したイベントで與真司郎さんは手紙を読み上げ、「僕自身、長い間この不安と闘ってきました。本当に何年もの間、自分の一部を受け入れることができませんでした。それでも様々な葛藤を乗り越え、今やっと、みなさんにこのことを打ち明ける決意ができました。それは僕が『ゲイ』であるということです」
と、同性愛者であることを公表しました。
幼少期を振り返る中で涙を流しながら、「完全に自分のセクシャリティーを受け入れるには時間がかかりました。幸せに自分らしく生きる権利があるんだと気付かされました。僕も自分らしく生きていこうと、自分と向き合っていくことになりました」「どんなセクシャリティーだとしても、ゆっくり時間をかけて、まずは自分を大切にしてあげてください。自分を愛することが一番です」「僕の発表に驚いて、受け止めるのが難しい人もいると思う。僕と同じ境遇の方には勇気を持つきっかけになってほしいし、話したことで少しでも世界が変わってくれたら」
などと語りました。
このイベントには、AAAの西島隆弘さん、日高光啓さん、末吉秀太さん、宇野実彩子さんも駆け付けており、與真司郎さんは「最初は相談しやすかった実彩子に言っていた。」「絶対書かれるから言うけど、メンバーのみんなごめん!タイプじゃない(笑)。人間としては大好きだけどね!」とも語り、メンバーたちには「俺らがついてるから」と言われたことを明かしていました。
<↓の画像は、與真司郎さんがイベント後に投稿したAAAメンバーとの写真
イベントではこの他に、アーティスト活動再開と新曲『Into The Light』のリリース、さらにアカデミー受賞歴があるピーター・ファレリー監督が與真司郎さんのドキュメンタリー作品を制作することも発表されました。
そして、與真司郎さんの同性愛者カミングアウトを受けてネット上では、
- これはびっくり!メンバーが会場に来てくれて見守ってくれたってちょっと泣けるな
- 実はそうなんじゃないかなってなんとなく思ってた。上手く言えないけどそういう人の雰囲気がちょっとあった。
- わざわざ公表するってことはパートナーがいるってことかな?
- りゅうちぇるの報道もあって同じ様な境遇の人に力を与えたかったのかな
- そんな感じしなかったから正直意外だけど、変わらず応援してるよー!
- だから宇野ちゃんと親友でいられてるんだなと納得した!!そうか、恋愛対象じゃなかったのかー
- 勇気出して言えて良かったね 不思議と驚きなかったな むしろしっくりきた気がする
などの声が上がっています。
與真司郎さんは過去に宇野実彩子さんや元AAAの伊藤千晃さん、10年来の大親友という歌手・青山テルマさん、ドラマや映画の共演者等との交際説が浮上したことがあったものの、あくまでも憶測、噂レベルの話でしかなく、與さんはイケメンで女性人気が高い一方で浮いた話は少なく、週刊誌などに女性スキャンダルをスクープされたことは一度もありませんでした。
そうしたことや、宇野実彩子さんや青山テルマさん等との距離感、プライベートでの交友関係などによって、以前から一部では同性愛者なのではとも囁かれていたようで、過去には女性誌『with』Web版の連載で人生に影響を与えた作品として、同性愛者カップルとダウン症の子供の愛情を描いた映画『チョコレートドーナツ』を紹介していたこと等もあったのですが、まさか本人が突然カミングアウトしたことに対してもファンたちも驚きを隠せない様子です。
この告白に対してショックを受けたというファンもいるかと思いますが、セクシャルマイノリティー(性的少数者)であるという勇気ある告白に対して称賛の声も多く上がっていて、同性愛者に対して特に抵抗はなく、今後も変わらず応援を続ていくというファンの反応も多々見受けられ、LGBTQ+に対する世間の理解が少しずつ進んでいることを感じさせますね。
今回、同性愛者だということをカミングアウトした與真司郎さんは、アーティスト活動再開と新曲の情報も解禁し、さらにドキュメンタリー作品の制作発表もあり、エイベックスからの独立を経て、これからまた新たにソロでどういった活動を展開していくのか楽しみですね。