昨年7月に第3子となる長女を出産し、3人の子を持つ母親になった女優の広末涼子さん(35)が、ファッション誌『FRaU』7月号で半生を振り返っており、その中で自殺寸前まで追い詰められていた過去なども明かしており、ファンが騒然となっているといいます。
同誌では「聞きたくて聞けなかったこと」と題して、2万字にも及ぶインタビューが掲載されており、2003年にモデル・ファッションデザイナーの岡沢高宏さん(40)とできちゃった結婚したことについては、「正直、確信犯です。出来ちゃった結婚と言われたけど、そうじゃないと結婚なんて出来ない状況だった。あの時点でフェードアウトしないと壊れていた」と告白。
<↓の画像は、岡沢高宏さんの写真>
広末さんは、2001年11月に週刊誌『フライデー』によって岡沢さんとの交際をスクープされているのですが、同7月よりスタートした連続ドラマ『できちゃった結婚』(フジテレビ系)でヒロイン役を務めたものの、週刊誌『FOCUS』、『フライデー』、『噂の眞相』などによって、撮影現場への遅刻が日常茶飯事だったこと、ロケ現場へのタクシー無賃乗車、リハーサル中に共演者を待たせて携帯電話で大声で電話、これらが原因で撮影現場が混乱していたことを報じられています。
また、毎晩のように六本木のクラブに通い、薬物にもハマっているなどといった噂なども浮上し、この時期はたびたび奇行が報じられた事で、広末さんのイメージが一気にダウンすることになったのですが、奇行が報じられていた当時は、俳優の金子賢さん(39)との交際を週刊誌に報じられていました。
<↓の画像は、週刊誌に掲載された奇行現場での写真>
ちなみに、広末さんは1995年のデビュー後から度々週刊誌によって熱愛を報じられており、1998年には俳優の村田充さん(別名=MITSUU 38歳)、1999年には伊勢谷友介さん(40)との交際を報じられるなどしています。
<↓の画像は、伊勢谷さんと広末さんのツーショット写真>
そして、広末さんは岡沢さんとの結婚発表後間もなく産休に入り、2004年4月に第1子となる長男を出産し、2005年7月期放送の連ドラ『スローダンス』(フジテレビ系)で女優復帰を果たしているのですが、2008年3月に岡沢さんとの離婚を発表。
<↓の画像は、岡沢さんと広末さん、長男のスリーショット写真>
直筆のコメントで離婚の理由について「それぞれの、仕事、大切にする思いなど、歩幅を合わせていくことが難しくなってきた結果の決断です」「ふたりが理想を求めて一歩を踏み出すために、そして、何より子供のことを最優先し、考えた上で、大変勝手ではありますが、これが最良の選択であると判断いたしました」と説明していたのですが、今回広末さんは離婚について振り返り、「決断は衝動的でも感情的でもなく、(中略)全てやってみての結論だった」と語っています。
さらに、広末さんは「20代後半に、人生の中で最悪なことが訪れて――」「もうしんどすぎて、これ以上頑張れないなって――。いつも気づいたら高い所にいって、誰か背中を押してくれないかな――っていう感じだった」と、自殺寸前の状態にまで精神的に追い詰められていたことを赤裸々に語っているのですが、子供の存在に押しとどめられたといいます。
当時の広末さんは、女優復帰をして岡沢さんと離婚し、2009年秋からは俳優の永井大さん(38)と真剣交際に発展し、再婚の可能性もあると言われていました。
<↓の画像は、永井大さんの写真>
しかし、翌2010年6月に永井さんが広末さんとの破局をあっさりと告白し、広末さんと交際していた時には観月ありささんとの2股疑惑も浮上していました。
離婚後もプライベートのことでメディアを騒がせ、かなりギリギリの精神状態にあったという広末さんですが、30歳の誕生日を迎えた約3ヶ月後の2010年10月に、キャンドルアーティストの「Candle JUNE(キャンドル・ジュン)」さん(本名=廣末順 42歳)とできちゃった結婚。
<↓の画像が、Candle JUNEさんの写真>
2011年3月に第2子となる次男、昨年7月に第3子となる長女を出産し、女優としての仕事を続けながら育児も頑張っているようで、2013年7月放送のトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際に、撮影中は朝5時に起きてご飯を作っていることなど、家事もしっかり行っている事を明かしていました。
また、この時にも最初の結婚後に約2年仕事を休んでいた理由について、「今だから言うけど、辞めたくて辞めたくて」「女性として豊かにとか、ちゃんと生活のリズムを持ってとか、人間らしく生きたいって思って休んだ」などと当時を振り返り、共に出演していた小池栄子さんから「辞めたいんだけど、みたいなことも言ったの? 事務所に」と聞かれると、「辞めたくて、太っちゃったりとか…」と明かし、当時報じられていた様々なスキャンダルについても、仕事へのストレスなどが積み重なって爆発してしまった結果なのかもしれません。
広末さんは、1995年に洗顔料「クレアラシル」のCMでデビューを果たし、翌1996年に放送されたNTTドコモのポケベルのCMで一躍人気となり、その後は『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)や『聖者の行進』(TBS系)などに出演し、清純派女優として大ブレークをしました。
<↓の画像は、高校生時代の広末涼子さんの写真>
- 広末涼子さんがブレークするきっかけとなったNTTドコモのポケベルのCM(YouTube)
さらに、1997年には歌手の竹内まりやさんプロデュースによる『MajiでKoiする5秒前』で歌手デビューを果たし、同曲は約60万枚の大ヒットとなり、岡本真夜さんプロデュースのセカンドシングル『大スキ!』では初のオリコン1位を獲得し、その年の『第48回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしています。
- 『MajiでKoiする5秒前』(歌の大辞テン 2003.04.07)(YouTube)
その後も女優、歌手として大活躍し、国民的人気を得ていたものの、伊勢谷さんや金子さんらとの熱愛スキャンダルや奇行が報じられ、それに加えて岡沢さんとのでき婚と離婚、全身タトゥーまみれで怪しい雰囲気を漂わせるCandle JUNEさんとの再婚、2014年2月に報じられた俳優・佐藤健さんとの不倫疑惑などにより、かつての輝きは完全に失われてしまっているのですが、それでも消えずに生き残っており、現在でもドラマや映画に出演しています。
これまでの苦労があったからなのか、以前とはまた違った魅力があると評価する声も多くあり、今後も子育てを頑張りながら、女優として活躍する姿を見せてほしいですね。