昨年大晦日の『第67回NHK紅白歌合戦』で落選し、女性歌手として最多となる40回目の出場とならず話題になった歌手・タレントの和田アキ子さん(66)が、バラエティ番組でNHKへの恨み節を炸裂させており、再び注目を集めています。
和田さんは落選決定直後に生出演したラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送 土曜午前11時)にて、「今回は(紅白を)見たくないわね。とっとと日本を後にしたい。NHKはスクランブルをかけて欲しい」と話したほか、1月27日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系 金曜21時55分)では、NHKに対して「もうちょっと、大人の対応をしてほしかった。やっぱり、持ちつ持たれつやったから」と苦言。
<↓の画像が、『ダウンタウンなう』で紅白について言及していたシーン>
これに対してダウンタウンの松本人志さん(53)が「でも復活してほしいですけどね」と問いかけたものの、「自分ら冗談で『出たい』とか言ってるけど、私はもうないな。もう十分。勉強もさせていただいたし」と答え、『ホリプロ』の後輩でタレントの小島瑠璃子さんから「もし来年、依頼が来たら…」と質問されるも、「いやいや、ありえない」と答えていました。
さらに、29日放送の『八方・陣内・方正の黄金列伝!』(読売テレビ)では、紅白落選は公式発表の2日前(11月22日)にマネージャーから聞かされたことを明かし、絶対に出場出来ると思っていた和田さんは事実を受け入れられず、事務所幹部から「大人になりなさい」と言われたものの、「子供のまんまでいたい。こんな大人、イヤです」と反発したといいます。
そんな和田さんは改めて紅白落選は悔しかったと明かし、「この悔しさはあそこの局(NHK)だけに向けるわけではなく、今年の50周年のバネにして、(NHKに)『あ~、失敗した、逃げた魚は大きかったな』と思ってくれたら」と語っていたのですが、ニュースサイト『日刊サイゾー』によれば、和田さんの芸能生活50周年を祝うため、超有名アーティストが参加する企画を準備しているそうです。
音楽関係者によると、和田さんはデビュー以来、様々なレコード会社を渡り歩き、2007年からは『テイチクエンタテインメント』内に、和田さんのために作られた『ユニオンレコード』から楽曲をリリースしており、ホリプロは相当な金額を投じているそうですが、和田さんのCDは売れず、久しくヒット曲は生まれていません。
また、別の関係者は「レコード会社の本音としては、赤字覚悟で出したくはないはず。しかも、彼女の取り巻きは、売れない理由をプロモーションのせいにしますからね。過去、彼女の作品に携わった宣伝担当の1人は『大変だった……』とグチっていました」と語っているのですが、これに対してネット上では、
- 売れない分は、和田本人に買い取らせればいいじゃない?誰にも求められないだろうけど、路上やレコード店周って自分で手売りさせればいい。セールスがどれだけ大変か身体で理解させないとダメだよ
- 関係者に一人100まいとか買わせて、なんとか1万枚目指すんだろうな。パワハラ福子は
- 和田の自腹でCD出したらいいじゃん
- ゴミを増やすなよ
- NHKは『やっぱりあの時、紅白断っといてよかったな』って思うだろう。2年前に出したタイトルも思い浮かばない新曲だって鳴かず飛ばずだったし。
- 「〇〇万枚売れたら 和田アキ子が芸能界から引退」ってキャンペーンやったらマジで売れると思う
- 出川とかアッコファミリーが大量購入させられそう・・・可哀想に
などのコメントが寄せられています。
和田さんは昨年7月までに92枚のシングルをリリースしており、これまでに『どしゃぶりの雨の中で』(1969年)、『あの鐘を鳴らすのはあなた』(1972年)、『古い日記』(1974年)といったヒット曲があるものの、シングルのオリコン最高位は8位、アルバム最高位は25位という結果です。
シングルについては毎年1枚リリースしているのですが、2006年の『How We Do It!!!/(Everything Will be)All Right』は初週売上枚数が1,819枚、2007年の『ゴールデンタイム』は1,120枚、2008年の『幸せのちから』は6,019枚、2009年の『あなただけの青空』は1,015枚。
2010年の『人生はこれから』は348枚、2012年の『今夜は夢でも見ましょうか』、2013年の『今でもあなた』は1,000枚、2014年~2016年リリースのシングルについては、オリコンが集計をしていない200位以下ということから売上枚数は不明となっており、いかに和田さんのCDが売れていないが明らかとなっています。
それにも関わらず、有名アーティストが参加の豪華企画を準備しているとのことなのですが、ホリプロやレコード会社の関係者らは、今後のPR活動で相当な苦労をすることになるのでしょうね…。