4人組女性グループ「SPEED」の上原多香子さん(31)の夫で、音楽ユニット「ET-KING」のメンバーだったTENNさん(本名=森脇隆宏)が、25日に自宅マンションの駐車場にあった車内で首を吊って亡くなり、27日に通夜、そして28日に葬儀と告別式が営まれました。
第一発見者となってしまった上原さんは喪主を務め、悲しみを堪えきれず涙し憔悴していた様子でしたが、関係者によれば当初よりは落ち着きを取り戻し、気丈に振る舞っていたと言います。
そして葬儀・告別式が終了後、TENNさんの遺体は無事に火葬され、現在は遺骨となっているのですが、TENNさんの母親で上原さんの義理の母が「息子の骨は渡せん。うちで預かる」と上原さんに言い、TENNさんの遺骨は上原さんのもとではなく、実家に置いてあるそうです。
この件について親族がTENNさんの母親に理由を聞いたところ「あの子、まだ31才やで? 骨なんかもろても、何が起きるかわからんやん。半年後に別の人と入籍するかもわからんし。それやのにこれあったら足枷やろ」と話していたとNEWSポストセブンが伝えています。
なお、TENNさんが残した遺書はA4用紙3枚。メンバー、ファン、両親、そして上原さんへのメッセージだったといい、両親には「産んでくれてありがとう」。
上原さんにはたくさんの言葉が綴られていたそうですが、そこに「ごめん」という言葉はなく、「本当に幸せだった。ありがとう」と繰り返されていたといいます。
これにネットでは、
- 優しいお義母さんだな…まだ31歳だから上原さんの未来まで心配してくれたんだろう
- 母は優しくも強い!って事ですね。きっと、嫁さんに前を向いて生きて欲しいんでしょうね。普通はなかなか言える事ではないですよね。
- 自分のお腹を痛めて産んだ息子が亡くなって同じくらいつらいはずなのに…お嫁さんの将来のことまで考えてるなんて。お義母さんも良い方だけになぜ死を選んだのかと、ますます悲しい気持ちになると思う。
- お義母さんの言葉に涙が出た…>_<…いい関係だったんですね。亡くなった旦那様の身内の方がそういう想いでいてくれたら上原さんもきっと前向きに歩き出せる日が来るとおもいます。
- 義母からすれば、こんな形で未亡人になってしまった義理の娘を不憫に思うでしょうし、いずれ愛する人が出来たら一緒になって欲しいでしょう。ただそうなるまでには時間が必要だし、初七日さえも終わらないうちにこんな事言われたら…かなり辛いのではないかな
などのコメントがありました。
上原さんもまだTENNさんの死を受け止めきれていない状態で、TENNさんの遺骨が離れた場所にあるというのは辛いものがあると思いますが、義理の母の優しさと、心遣いを理解し納得した上で、このようなかたちになっているのでしょうね。
息子が亡くなりさぞ辛いにも関わらず、嫁の将来のことを考え、このような心遣いが出来るとは素晴らしい方です。
上原さんは今後しばらく、TENNさんを亡くした悲しみで苦しい日々を送ることになると思いますが、周りの人に支えられながら少しずつ前に進んでもらいたいと思います。