女性4人組グループ・SPEEDの上原多香子さん(31)の夫で、7人組音楽ユニット「ET-KING」でMCを担当していたTENNさん(本名=森脇隆宏 35歳)が、25日に自宅マンションの駐車場の車内で首吊り自殺を図り、亡くなられていたことが明らかとなりました。
(↓の画像は、上原多香子さんの写真)
TENNさんのブログを見ても思い詰めているようには感じられず、妻の上原さんですら「なんでこういうことになったのか分からない」「最近(夫の)様子がおかしいと思ったことはなかった」などと話しているとのことで、なぜ35歳の若さでなぜ自ら命を絶ってしまったのか分かっていませんが、TENNさんの知人男性が2つの悩みがあったと指摘しています。
【以下引用】
自殺の原因は――。「SPEED」上原多香子(31)の夫でヒップホップグループ「ET―KING」のTENNさん(本名・森脇隆宏)が25日午前、大阪市天王寺区の自宅マンション駐車場の車内で首つり自殺を図り、死亡した。35歳だった。
第1発見者は妻の上原で、自宅には遺書らしきものが残されていた。
表面的には夫婦仲は良好で知人のほとんどが「信じられない」と話しているが、その一方で「最近はほとんど別居状態だった」との声も。
さらに本紙は「数週間前から離婚の話が出ていた」という核心情報をキャッチした――。
「ニュースを見て初めて知りました。信じられません…。真面目で社交的で、自殺をほのめかすこともなかった」と力なく話すのは、ある音楽関係者だ。
TENNさんは「愛しい人へ」「ギフト」などのヒット曲で知られるヒップホップグループ「ET―KING」のメンバーで、私生活では2012年8月23日に「SPEED」の上原と結婚。
上原は住居を大阪に移し、円満な家庭を築いていた。そんな夫の変わり果てた姿を最初に発見したのは上原だった。
25日午前6時25分ごろ、前日夜から連絡が取れないことで不安を感じた上原が、自宅駐車場に向かったところ、車内で首をつっている夫を発見した。
パニックに陥った上原は大阪府内に住む親族女性に電話。その女性が午前7時25分に警察と消防に通報した。
所轄警察署によると、自宅の部屋に直筆の遺書らしきものがあったこと、車内に違法薬物や危険ドラッグはなかったことから、事件性は薄いと判断した。
あまりに突然の出来事に上原は憔悴し、会話もままならないという。
それほど自殺の“前兆”は感じられなかった。
TENNさんは亡くなる前日の24日の昼に、公式ブログを更新し「曲を、、0から生み出す作業。なかなか難しいが、出来上がりは嬉しい」「さあ作りますか」と前向きな書き込みをしていた。
その後、午後9時から10時まで「ET―KING」のメンバーであるセンコウ、BUCCIの3人で結成したユニット「ヒロウモンズ」で、スマホのトークライブアプリを使った公開ミーティングを行い、ファンと交流していた。
また21日には話題の「iPhone6 Plus」を入手した興奮をブログで伝えていた。
27日には「ヒロウモンズ」としてボートレース尼崎でのライブも決まっており「自殺する理由がわからない」との声がほとんどだ。
だが最近、「TENNさんには2つの苦悩があった」と指摘する声がある。
知人男性は「つい最近電話した際『仕事が忙しくなってきた』とうれしそうに話す半面『ヒロウモンズでどうしても1発当てなきゃいけない』と、少し追い込まれているように感じた」と話す。
自殺の1週間前には「体調悪く眠る、、、なかなか寝れず。季節の変わり目」と意味深なツイートも。
別の知人男性は「うまく言い表せないんだけど、直近の彼は意識的に人と会わないようにしていたように感じる。
普段はもっと社交的なのに、最近はLINEの文面でも“誘わないで”オーラを出していたように思う」と話す。
どうやら新曲制作がうまくいかず煮詰まっていたようだが、「TENNさんを悩ませていたのは音楽だけではなかった」という関係者もいる。
「『ET―KING』ではブレークしたが、このところは正直落ち目だった。かたや上原さんは歌だけではなく多方面で活躍中。
仕事のたびに東京へ行き、それを終え大阪に戻り、また翌日東京へ…という生活を送っていた。
最近は舞台の仕事でも脚光を浴びており、なかなか大阪へ戻れないこともあったとか。別居に近い状態だったという関係者もいる」(事情通)
上原との“格差”に悩んでいたというのだが、さらにこんな衝撃情報もある。
「最近はTENNさんに収入がほとんどないうえ、すれ違いの生活。夫婦の間で数週間前から離婚の話が出はじめ、それでTENNさんも悩んでいたというんですよ」(音楽関係者)
自殺現場に選んだのは愛車の中。かつて「XJAPAN」のHIDEさん(享年33)がドアノブを利用して自殺を図ったように、首つりはヒモを引っ掛ける場所さえあれば容易に実行できる。
冒頭の音楽関係者は「自殺現場が部屋だと、マンションを売却する際に買い手がつかない場合がある。車内を選んだのは残された遺族のことを考えてのことだろう」と推測する。
自ら死を選ぶ以外に道はなかったのだろうか…。
【引用元：東スポWeb】
これにネットでは、
- 仮に最近離婚話が本当に出ていたとしても、離婚話で自殺ってどうなのかな!?上原さんの気持ちどうなるの!?夫として自己中心的で無責任だとおもいますが…
- もし夫婦仲が悪かったのであれば離婚すればいいことであって、死を選ぶ必要はない。
- 離婚話はわからんが、売れてない、忘れられている、解散した、なんて、状況からすると収入は低かったのだろう。これが音楽業界の現状。それにしても旦那の収入がないからといって離婚につながるのだろうか?お金と愛は関係ない気がするが…
- ミュージシャンとして生活していく上での苦悩があったことは確かだろうね。それにしてもなんで自殺なんてしちゃったんだよ…。
- 解散、離婚を同時に経験したら普通の神経なら絶えられない。仕事も家族も失ったら廃人になる。その先には強者しか進めない。ご冥福をお祈りします。
などのコメントがありました。
27日にTENNさんの通夜が営まれ、ET-KINGのマネージャーとして10年にわたりメンバーと苦楽を共にしてきたという松本豊さんが取材に応じており、TENNさんは次のプロジェクトに向けてこういう曲を作りたいと前向きに語っていたと明かし、そして曲作りでの悩みなどは心当たりが無く、自殺の動機となるようなきっかけは一つもなかったと話しています。
また上原さんも、自殺する理由が分からないと話していることから、仕事や夫婦関係の悪化が原因とは思えませんが、TENNさんと上原さんが住んでいたマンションの住民の40代女性が、TENNさんと思われる男性を深夜に見かけることがあり、「1週間前にもボーッと立っていたので不気味でした」と語っており、何か悩みを抱えていた可能性は高いと思われます。
TENNさんは普段明るく元気で前向きな人だと多くの方が語っていますが、前出の松本さんは「少し臆病で、小心者というタイプ」だったと語っており、そしてTENNさんの自殺を受けて精神科医の香山リカさんは、実際の自分とのギャップに悩んでいた可能性があると分析しています。
今となっては真相は分かりませんが、自殺をした原因は一つや二つではなく、これまで積もり積もったものがあったのかもしれません。
そして、TENNさんの突然の死でショックを受け、憔悴しきっていると報じられていた上原さんですが、2日が経ち徐々に精神状態が安定してきたそうで、通夜では気丈に振る舞っていたとのことです。
これからしばらく辛い日々が続くと思いますが、少しずつ前を向いていってもらいたいですね。