昨年4月をもって芸能事務所『スウィートパワー』を退所、独立したイケメン俳優・高杉真宙さん(たかすぎ・まひろ 25歳)が、独立後も順調に新規の仕事を獲得している理由、その裏側を週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えています。
高杉真宙さんは小学6年生の時にスカウトされ、中学生になってから芸能界入りし、2009年に俳優デビュー、2013年に『仮面ライダー鎧武/ガイム』(テレビ朝日系)で呉島光実/仮面ライダー龍玄役を演じ、その後も様々なドラマや映画に出演し活躍していましたが、2020年11月にスウィートパワーから独立することを発表し、昨年4月に退所して個人事務所『POSTERS』を設立しました。
このタイミングで独立を決意した理由について高杉真宙さんは、「半年ぐらい前から(独立を考え始めた)」「俳優として自分の夢を実現するための決断」「自分1人で立って何かできることをやってみたいと思うようになった」「(独立後は)より深く作品に向き合いたい。俳優業もやりながら、いずれ企画などで作品づくりに携わっていけたら」
などと語っていました。
高杉真宙さんがデビュー以来所属していたスウィートパワーにはかつて、堀北真希さん、南沢奈央さん、有坂来瞳さん等が所属していたほか、桐谷美玲さん、黒木メイサさん、岡田健史さん等が現在も所属し、業界内ではそれなりの力を持っている事務所ということもあって、独立後は干されてしまうのではないかと心配の声が上がっていました。
しかし、高杉真宙さんは独立後も変わらず複数の仕事を獲得し、昨年4月以降も連続ドラマや映画、アニメ、CMなどに出演、今年に入ってからも勢いは止まらず、バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「グルメチキンレース・ゴチになります!」のレギュラーメンバーに加入するなど、独立後の方が仕事量が増えていると感じられます。
<↓の画像は、今年1月にゴチメンバーとなった高杉真宙さん、池田エライザさんの写真>
デイリー新潮の記事では民放プロデューサーが、「これほどトントン拍子に仕事が入るのは珍しい。5月からは中居正広も演じた『ナニワ金融道』の撮影に入るとか。普通はありえない、という声もあるほどです。以前に所属していた事務所から、よっぽど手練れのスタッフを連れてきたなら別ですが、それはなかったですからね」
と語り、人気漫画が原作の『ナニワ金融道』への出演が決まっているとの情報も明かしています。
独立後も高杉真宙さんの仕事が絶えない理由、その裏側については、「実を言うと、今も彼女(スウィートパワーの社長)が裏で高杉のために営業しているというのです。つまり、独立しても高杉は、仕事上で女性社長と繋がっているようです」「スウィートパワーは【高杉真宙】という名前を商標登録しているというのです。そのため独立後、高杉が芸名を使えなくなる可能性があった。そこで両者の話し合いの結果、今まで通りスウィートパワーが営業をやることになったというんです」
と明かしています。
<↓の画像は、スウィートパワーの岡田真弓社長の写真>
実際に高杉真宙さんの名前は商標登録されており、商標出願日は独立を発表する2年前の2018年10月末で、2019年8月30日に商標登録され、商標登録の期間満了日は7年後の2029年8月30日となっています。
スウィートパワーはこの他にも、すでに芸能界引退を発表している堀北真希さんの商標登録もしていて、事務所を辞めてから1年後の2018年11月6日に商標の更新を行い、期間満了日は2029年1月9日で、来年3月末をもってスウィートパワーを退所する岡田健史さんは、高杉真宙さんと同じく2029年8月30日が期間満了日とされています。
デイリー新潮はスウィートパワーに対して、すでに事務所を離れている元所属タレントの商標登録を行っている理由、現在の高杉真宙さんとの関係について問い合わせたものの、期日までに回答が得られなかったとしています。
この報道を受けてネット上では、
- 商標登録って名の人質だな…
- 最近は事務所から独立する人が多いですが、昔ながらの暖簾分けに近い形だったんですね。
商標はさほど珍しくないですが、やはり芸能人にとって改名するってのは死活問題 - 高杉くんを見てると岡田くんも彼のようにきちんと仕事ができますように!と願わずにはいられなくなる。
噂では二人連続で同じ事務所から朝ドラ降板してるって聞くけど、やっぱりこの事務所は問題があるって感じる。 - つまりは元事務所としては名前(本人の存在)がライセンスなわけで、ライセンス料をもらえるから営業している感じってことですね。とはいえ独立なので、何か問題があれば切り離せる。
つまり売ってライセンス料をもらって、売りっぱなしのフォローなし状態(本人にも、契約先にも)なんじゃないでしょうか。 - 芸名を商標登録する理由は簡単で、もし所属タレントが独立しても芸名を自由に使わせない為です。
高杉真宙は独立後も芸名をそのまま使いたいのであれば、スパイスパワーとは完全に切れないという事 - えぇ!ナニワ金融道やるの?もう難しいとは思っていたけど、あのメンツのナニワ金融道が好きだったからなぁ。
- 事務所から独立しても仕事が舞い込むのは凄い。芸名の商標登録は、例えばのんさんの「能年理奈」のように、本名が事務所に押さえられて名乗れなくなるのだけは問題。
本人の精神状態にも悪影響を及ぼしかねない。法改正を望みたいと思います。
などの声が上がっています。
スウィートパワーは、所属タレント全員の名前を商標登録しているわけではなく、黒木メイサさんは登録されている一方、桐谷美玲さん、内山理名さん、桜庭ななみさん、高月彩良さん等は現時点で商標登録されていません。
この違いは一体何なのかは不明ですが、高杉真宙さんの場合は商標登録されていることによって、独立後もスウィートパワーからのサポートを受けられ、実質的に業務提携のような状態にあるようですね。
高杉真宙さんは独立発表時に『女性自身』によって、出演予定だったNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おかえりモネ』を急遽降板したと報じられ、事務所との関係悪化なども囁かれていました。
しかし、実際のところは独立後も良好な関係にあるそうで、それによって芸名を変えることなく、多くの仕事を獲得できているというのは何よりで、今年1月からゴチメンバーになるなど活躍の幅を広げていますが、人気・知名度をさらに上げて飛躍していってほしいですね。