鈴木亮平が事務所独立説が浮上。理由は海外進出? ホリプロも退所者が続出、経営が厳しい状況か
芸能人が事務所を退所、独立することが近年増加する中で、大手芸能事務所『ホリプロ』に関しても不穏な動きがみられ、経営状況も厳しくなってきていると週刊誌『週刊文春』が報じています。
昨年末には俳優・向井理さんと女優・波瑠さんが、長年所属していたホリプロ系列の『ホリ・エージェンシー』からの独立を発表し、大きな注目を集めました。
向井理さんと波瑠さんは、ホリ・エージェンシーが経営の効率化を理由に、来年4月に『ホリプロ・ブッキング・エージェンシー』に吸収合併されることを受けて決断したといい、週刊文春によるとホリプロ側は事務所に残るように慰留したものの、波瑠さんは昨年末をもって退所、向井さんは3月をもって退所することが決まったそうです。
<↓の画像は、ホリ・エージェンシーから独立の向井理さん、波瑠さんの写真>
こうして人気俳優2人がホリプロの系列事務所を去り、大本のホリプロも現在は経営が厳しい状況にあるといい、「社長の菅井敦氏はことあるごとに、『売り上げを立てるのが大変』とこぼしています。ある社員が『うちは年間売上10億円を超えるタレントがいないので』と話していました。ホリプロの看板の綾瀬はるかはそれに近い額を稼いでいると思いますが、それら一部の売れっ子が300人近い社員や他のタレントを食わせているので大変です」
と、芸能事務所関係者が内情を明かしています。
ホリプロの経営が厳しくなっている他の原因として、売れている歌手が少ないことを挙げ、「タレントのテレビやCM出演料よりも、歌手のファンクラブ収入やコンサートのグッズ収入などの方がはるかに大きいですから。ホリプロは給料制ですが、タレントの取り分は多くないとも聞いている。」
としています。
そして、ホリプロ内でも不穏な動きが見られるとし、最近は妻で女優・仲里依紗さんと『Uber Eats』のCMで共演するなどしている俳優・中尾明慶さんは、ホリプロのマネージメントに対して不満を抱き、一時は事務所を辞めたいと話していたといいます。
<↓の画像は、中尾明慶さんの写真>
それを受けてホリプロは、中尾明慶さんを俳優中心の部署からバラエティタレント中心の部署に配置替えし、残留する形になったと別の事務所関係者が明かしています。
さらに、ホリプロを代表する俳優の1人で、昨年は実写映画『シティーハンター』(Netflix)で主演し、数多くのCMにも出演している鈴木亮平さんにも独立説が浮上しているといいます。
<↓の画像は、鈴木亮平さんの写真>
鈴木亮平さんに事務所独立の噂が出ている理由については、「東京外国語大を卒業した鈴木は英検1級の資格を持ち、海外進出の意欲も高い。ただ、アメリカなどの仕事は海外のエージェントが入り、日本の事務所には実入りが少ないため、あまり事務所は積極的にはならないものです」「今年7月クールにはTBS日曜劇場で主演が決まっていたのですが延期になりました。というのも、2023年に興行収入45億円の大ヒットとなった主演映画『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の続編の公開が8月と被るため、鈴木が『撮影と宣伝は同時にはやれない』と延期を申し入れたそうです」
と裏側を明かしています。
週刊文春は真相を確かめるためホリプロに取材し、鈴木亮平さんの退所について聞いたところ、「そのような事実は全くございません」とキッパリと否定したそうですが、この報道を受けてネット上では、
- 鈴木さんは英語もドイツ語も話せるので早く海外に出たほうがいい
- 『TOKYO VICE』の撮影がコロナで延期になって、すでに地上波のドラマが入っていた鈴木亮平さんは降板させられた。
あの時、『TOKYO VICE』をやっていれば、ハリウッド進出もスムーズにいったのでは。
事務所が自分の夢に寄り添ってくれず、金儲けだけを考えるのなら、タレントが独立したくなるのも仕方ないんじゃないかな。 - 中居君の例にあるように個人事務所を作ったりしても、何かトラブルがあった時なんかは大手に居た方が安心だけどな。
などの声が上がっています。
ホリプロでは近年、俳優の池松壮亮さん、古川雄輝さん、タレントの小島瑠璃子さん、あびる優さんなど、名の知れた芸能人の独立も相次いでいます。
<↓の画像は、ホリプロから独立した池松壮亮さん、古川雄輝さんの写真>
そして、鈴木亮平さんに関しても2年前から独立説が浮上しており、そうした噂が出たきっかけとして、アメリカのドラマ『TOKYO VICE』シリーズからの降板を挙げていました。
鈴木亮平さんは、渡辺謙さんの推薦もあってヤクザ役にキャスティングされていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって撮影スケジュールが大幅に変更され、それによって多くの仕事を抱えていた鈴木さんは撮影に参加できず、鈴木さんが演じる予定だった役は笠松将さんに変更されました。
ちなみに、笠松将さんも2023年まではホリプロに所属し独立しており、2022年からはアメリカを拠点としている事務所や、ハリウッドの大手エージェント会社『CAA』とも契約を結んでいます。
売れっ子の鈴木亮平さんは数多くのCMに出演しているほか、今年も映画『花まんま』、『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』などで主演し、まだ発表されていない仕事も多くあるかと思うので、そう簡単に独立はできなさそうです。
ですが、ホリプロに所属していることで活動が制限され、海外挑戦の足枷となっているのであれば少しでも早く独立し、また新たな挑戦をする姿を見せてほしいと思います。
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- https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202412250000374.html
- https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202411090000463.html
- https://www.dailyshincho.jp/article/2023/07121100/