昨年も賀来賢人さん(33)、堺雅人さん(49)、渡辺謙さん(63)など、複数の人気俳優が大手芸能事務所を辞めて独立しましたが、数々のドラマや映画に出演し活躍中の鈴木亮平さん(旧芸名=友近亮平 39歳)にも独立説が浮上していると『日刊ゲンダイ』が報じています。
記事では芸能プロダクション関係者が、業界内で独立が噂されている俳優として鈴木亮平さんの名前を挙げ、「鈴木は昨年、全世界に配信されて好評を得た『TOKYO VICE』に出演するはずで、既にキャスティングされていた渡辺謙も『彼は語学が堪能で言葉の問題も全くないし、演技はアカデミー賞役者の自分が保証する』とプロデューサーに強く鈴木のことをプッシュしたといわれています。ところが、カメラテストまで進んだオーディションが突然白紙になってしまった。海外志向の強い鈴木がこの悪夢を払拭するには、独立して身軽になるしかない。大手芸能プロに所属している限りは、『やらなくてはならない仕事』が必ず発生しますからね」
と、独立説が浮上している理由を説明しています。
<↓の画像は、鈴木亮平さんと渡辺謙さんの写真>
続けて、「鈴木も今年3月で40歳。ホリプロの在籍期間は17年目に入り、独立という選択は決して無謀ではない」「独立後に最も大切になるのは大手芸能プロの営業力抜きに仕事が取れるかですが、テレビや映画の現場スタッフと人間関係がしっかりと構築されていれば、特に大きな支障はない。鈴木なら大丈夫でしょう」
としています。
日刊ゲンダイはこのように鈴木亮平さんの独立説を報じているのですが、これに対してネット上では、
- 独立するってことはこれまでほど見る機会が減る期間があると思うけど、出来る事、やりたい事があるなら頑張ってトライしてもらいたい
- 鈴木亮平は大丈夫でしょ。演技も上手いし、英語も堪能。プライベートも既婚者で悪い噂も全くない。
事務所関係なく、鈴木亮平の作品なら視聴したいって人は多いはず - 狐狼の血2での鈴木亮平の演技力に脱帽しました。ずば抜けてました。この人は世界に出てもおかしくない。どんどん海外の作品に出るべきです!
- 鈴木亮平さん程素晴らしい俳優が海外で活躍する為には、独立は将来的に前向きな選択だと思う。
例えば真田広之さんは個人事務所で、国外の良質映画作品の仕事に集中出来るから一流の俳優としての地位が確立出来てる
芸能事務所は事務所が仕事を選ぶから、個人のキャリアより事務所の利益を優先するしね
などの声が上がっています。
鈴木亮平さんは東京外国語大学外国語学部に入学後に演劇サークルに所属し、その後俳優デビューを目指して芸能事務所を回る中で、紹介されたモデル事務所『デペッシュ』に所属しモデルとして活動、2005年に事務所が『ホリプロ』と資本提携を結び、2006年から本格的に俳優活動をスタートさせました。
出演作を重ねる中で演技力が評価されていき、2014年放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』で吉高由里子さん演じるヒロインの夫役に起用され、2018年にはNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』で主演を務め、評価をさらに高めました。
今年は、今後公開される映画『エゴイスト』や『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』で主演し、来年には人気漫画が原作の実写ドラマ『シティーハンター』(Netflix)で主演することも発表されており、俳優としては順風満帆といえる状況にあります。
そんな鈴木亮平さんは2016年に自身のフェイスブック上で質問を募り、「いつかは独立と言うか自分の事務所を持ちたいと思いますか?」との問いに対して、「お芝居以外のことは、なるべく他人に任せたいです(笑)」と回答していました。
また、プライベートでは2011年7月に、6年前に知り合った7歳年上でWeb関連会社勤務の一般女性と結婚、同11月には第1子となる長女(11)が誕生し、2019年には東京都内に建つ高級マンションを購入したとも週刊誌に報じられており、業界最大手のホリプロを辞めて独立するというのは信じ難い話ではあります。
ただ、1年以上前に週刊誌『女性セブン』は、『西郷どん』で共演した渡辺謙さんが鈴木亮平さんの演技を高く評価し、“ハリウッドの後継者”として猛プッシュしているとの情報を伝えており、ホリプロに所属していることで海外への挑戦が難しくなっているのであれば、独立という選択肢も出てくるかと思いますが、果たして今後どうなるでしょうかね。