所属タレントの流出が止まらない大手芸能事務所『オスカープロモーション』が、女優・福田沙紀さん(ふくだ・さき 29歳)を再プッシュし始めていることを、週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が報じています。
週刊女性PRIMEは、【米倉涼子ら“流出”のオスカーが“干され女優”福田沙紀をゴリ押しする切実な事情】と題して、かつてオスカーがゴリ押ししていた福田沙紀さんを再プッシュし始めた裏側、理由について伝えています。
福田沙紀さんは地元・熊本でのタレント活動を経て、2004年(当時13歳)にオスカー主催の『第10回全日本国民的美少女コンテスト』で演技部門賞を受賞、これをきっかけにオスカーに所属して芸能活動を本格的にスタートさせました。
オスカー所属後は、美少女コンテスト入賞者を中心に結成のアイドルグループ『美少女クラブ31』でメジャーデビュー、2004年放送の『3年B組金八先生 第7シリーズ』(TBS系)で女優デビュー、2005年には『THE ALFEE』のギタリスト・高見沢俊彦さんプロデュースでソロ歌手デビューも果たしました。
<↓の画像は、福田沙紀さんが『3年B組金八先生』出演当時の写真>
その後、北乃きいさん主演ドラマ『ライフ~壮絶なイジメと闘う少女の物語~』など数多くのドラマや映画、舞台などに出演、“ポスト・上戸彩”として大きな期待が寄せられていました。
しかし、2008年公開の初主演映画『櫻の園-さくらのその-』が見事に大コケし、オスカー幹部は興行収入は「最低でも興行収入15億円」と豪語していたものの、公開から23日間の累計観客動員数は約3万人、興行収入は約3780万円で、この作品では女優・杏さんも映画デビューを果たしたのですが、黒歴史的な作品とも言われています。
ちなみに、この作品には2人の他にも、武井咲さん、元AKB48・大島優子さん、米倉涼子さん、菊川怜さん、上戸彩さん、大杉漣さん、富司純子さん、京野ことみさん等も出演していました。
<↓の画像は、福田沙紀さん主演映画『櫻の園』メインキャストの写真>
主演映画の大コケに加えて、福田沙紀さんの悪評も様々なメディアに報じられるようになり、ゴリ押しされて勘違いし天狗になっている、スタッフ等に対する態度が悪い、それが原因で様々な女優からも共演NG指定されているといった話も飛び交い、仕事も徐々に減っていきました。
2010年以降にはオスカーが新たに武井咲さん、剛力彩芽さん、忽那汐里さんのゴリ押しを開始、福田沙紀さんは後輩の主演作にバーター起用されることもあるほどのレベルまで格下げとなっていました。
そんな福田沙紀さんについて制作会社関係者は、「よく言えばプロ意識が高く、当時はよく監督やスタッフと『こうしたほうがいいと思う』とディスカッションを長々としたり、仕切りの悪い現場では『段取り悪くない?』といった意見をストレートに口に出していたため、生意気だと感じるスタッフや共演者も多かったと聞きます。それに加えて『ライフ』で演じたイジメっ子の印象も相まって、性格が悪いといった噂が流れたのかもしれません」
と語っています。
福田沙紀さん自身も過去を振り返り、5月24日に更新したツイッター上では高校の同級生と電話したことを明かし、「あの頃、心が不健康だったよね 死んだ魚の目をしていたよ~心配だった。と言われました いっぱいいっぱいで自分のことなんて客観視出来ていなかった」「強がって、素直に、ヘルプ!と周りに言えず、全てが敵に見えてしまった時間も多い。自分をコントロール出来ないことが多かった。そう簡単には強くなれない事、そして自分の弱さを痛感するから。」
などとツイートしています。
仕事を干された後の福田沙紀さんは、2時間ドラマやBSの作品などに出演する機会が増えましたが、ここ最近は性格が丸くなったとして関係者の間で評価が高まっているといい、前出の制作会社関係者は、「若くして一気に注目を集めると『自分を中心に仕事は回っている』と勘違いしてしまうタレントさんは少なくありません。福田さんもそのようなタイプだったようですが、最近はスタッフへの対応もかなりよく、評判は上々です。そんな仕事に対する姿勢の変化もあり、事務所も再び売り込みを強化しているみたいですね」
と明かしています。
<↓の画像は、現在の福田沙紀さんの写真>
また、テレビ局のプロデューサーは福田沙紀さんの今後について、「地上波ゴールデン帯のメインキャストにいきなりゴリ押しできるほど甘い世界ではありません。仕事を選ばずに、出来るところから着実にステップアップさせようという意向のようです。もともと演技力には定評がありましたし、下手な新人を強引に売り込むよりはいいのではないでしょうか」
と語っています。
この報道に対してネット上では、
- 芝居は出来るし過去には人気作品に出演していて、すでに知名度のある福田を押すことは、即戦力のほしい今のオスカーとしてはいい選択だと思う。
- 『SPEC』と大河ドラマ『平清盛』に出演してた頃が好きでした。演技力の高い女優さんが出てきたなぁっと思っていたら、最近、あまり見かけなくなりました。
またドラマや映画で活躍するのを楽しみに待ってます。頑張ってください。 - 福田さんは実力あると思う。『メイド刑事』等とても面白かったw
昔のアイドルもそうだけど、スタッフさんあっての現場や仕事なので感謝の気持ちは忘れないで頑張って欲しい。 - 福田さんと共演NG出してる役者さんも多いみたいですよね。一度失った信頼や高感度をまた上げるのは初めに出たときよりも難しいかもしれません。頑張ってください。
- テレビ朝日はオスカーを忖度しているから、金曜日23時のドラマ主演に起用してもらえるかもな。岡田結実でさえ主演もらってたんだから。
- 確かに最近見なかった。ライフの時の役や金八先生の役のイメージあるなぁ。
福田さんのことはあまり詳しくないけどテレビでは減ったけど、舞台とかバリバリ出て、そこで実力つけてまたテレビドラマに出てブレイクとかもあるし、そうなってほしいな。
などの声が上がっています。
福田沙紀さんはかつてオスカーからゴリ押しされ、演技力もあったことでまずまずの好評価を受けていたものの、様々な悪評やオスカーによるゴリ押し終了によって衰退し、SNSのフォロワー数を見ると2017年から始めたツイッターが約8700、インスタグラムは約2.3万人と知名度のわりには寂しい数字となっています。
また、5月23日からYouTubeで配信のリモートドラマ『私は誰ですか?~花子に何が起こったか?~』では主人公を演じていますが、第1話の再生回数は3日時点で約2300回、第2話以降は1000回未満となっており、プロモーションにあまり力を入れていなかったこともあってか全く話題になっていません。
週刊女性が報じているように、オスカーが再び福田沙紀さんのゴリ押しを始めるのかどうかは分かりませんが、演技力には定評があることから、売り方次第では再ブレークする可能性はあるかもしれませんね。
オスカーは現在、看板タレントの相次ぐ流出によって危機的な状況にあると言われており、上戸彩さん、武井咲さん、菊川怜さん等は子育てを優先していることで仕事は増やせず、剛力彩芽さんは前澤友作社長との交際でプライベートを優先、イメージが低下してしまったことにより、小芝風花さん、高橋ひかるさん、奥山かずささん、本田望結さん、藤田ニコルさん、堀田茜さん、河北麻友子さん、田中道子さん、真矢ミキさん等をプッシュしている様子です。
そこに福田沙紀さんも今後加わり、オスカーは今後どうなっていくのか引き続き見守っていきたいですね。