元卓球日本代表の“愛ちゃん”こと福原愛さん(ふくはら・あい 32歳)の夫で、元卓球台湾代表の江宏傑選手(こう・こうけつ、ジャン・ホンジェ 31歳)が、卓球選手としての活動が事実上の休止状態で、現在は台湾でタレント活動に力を入れていることが週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』の報道で判明しました。
江宏傑選手は2016年9月に福原愛さんと結婚し、2017年には日本卓球リーグ・Tリーグに所属する沖縄のクラブチーム『琉球アスティーダ』と2年契約を結び、日本でプレーするようになりました。
そして、福原愛さんとの結婚で一躍有名となった江宏傑選手は、『琉球アスティーダ』の広告塔的存在となったのですが、同チームに入団した経緯についてTリーグ関係者は、「江は、2016年リオデジャネイロオリンピック・男子卓球台湾代表で、当時の世界ランキングは88位。外国人の助っ人としては微妙な立ち位置で、実力というよりは、端正なルックスと『愛ちゃんの旦那』としての知名度に期待しての契約でした。台湾―沖縄便の集客に力を入れていたメインスポンサーであるLCCの『ピーチ・アビエーション』の意向もありました」
と説明しています。
そんな江宏傑選手は、2018年10月に開幕したTリーグの試合出場数はたったの6試合(ダブルス)で、2019年以降は試合出場数がゼロとなっており、チームの公式サイトに江宏傑選手の写真は掲載されている一方、Tリーグ公式サイトのチーム登録選手の中に江宏傑選手の名前は無く、戦力外扱いされているといいます。
江宏傑選手は2019年までは国際大会に出場していましたが成績が伸び悩み、2017年時点では88位だったのが、現在の世界ランキングは367位まで落ちています。
江宏傑選手は選手として活動する傍ら、2019年に『琉球アスティーダ』が開校したジュニアスクールの初代監督として活動し、イベントなどに出演しており、スクールの公式サイトに監督として掲載されていたのですが、現在は姿を消しています。
一方で、『琉球アスティーダ』の公式サイトトップページでは、チームの主力選手かのように江宏傑選手の写真が大きく掲載されています。
そして、『デイリー新潮』は事の真相を確かめるために、チームの広報担当に確認を行ったところ、「在籍していますが、他の選手も含め外国人選手はコロナ禍のため来られない状況になっています。登録から外されたのは人数に限りがあるからですが、監督の意向もあります」
と説明したそうです。
2019年以降、試合に出場していないにも関わらず契約更新した理由については、「仰る通り、実力的な問題で試合に出られなかったのは事実です。ただ試合だけが全てではなく、他の活動も含めた全体像で判断して契約しました。彼にはジュニアのスクールなどで子供の指導にあたってもらうなどの他の活動をやってもらってきました。ただ、ジュニアの監督もコロナの影響で去年の春くらいに辞めています」
と語ったとしています。
なお、ジュニアスクールの公式サイトでは昨年春以降も、ジュニア監督として江宏傑選手の写真・プロフィールが掲載されていました。
また、江宏傑選手と来シーズンも契約するかどうかについては、「シーズンが終わった後の話になりますが、正直、コロナの状況もあるのでどうなるか不透明な状況ですね。監督も辞めてしまいましたし、彼が日本で活動したいかどうかもわかりませんので」
と明かしたとしています。
そんな江宏傑選手の現状について『デイリー新潮』は、「台湾の人気スポーツバラエティ番組でバレーボールや綱引きをしたり、衣料ブランドや食品メーカーのCMに出演したりと、タレント活動にご執心の様子だ。ラケットを握っているのは、テレビの企画で愛ちゃんと真剣勝負をしている時くらい」
だとしています。
この報道を受けてネット上では、
- 優しい人そうだから主夫すればいいじゃない。いろいろな家庭の形があると思う。
- 容姿に恵まれていて、愛ちゃんのおかげで知名度もあがったら、そりゃあそっちの世界で稼ぐ方がラクだよね。
- 今やトッププレーヤーも中学生に奪われようとしている時代、30歳を超えればコーチだろう、現役出場は難しい。
- 別にいいのでは。31才だし次のステージに移ったということで。なれそめが卓球だったってだけで、ずっと卓球やらなきゃいけないわけでもなし。食ってければいいんだよ
- プロスポーツは大半は30で引退なのが現実だよ。サッカーや野球などの主力だってせいぜい35まで
日本だってもう卓球の水谷は代表は厳しいと感じる部分が出てきてるよ。タレントとして第二の人生でいいんじゃない。 - この旦那さんの家は、根っからの金持ちなので、仕事なんかしなくても生活できるから、別に仕事には執着していないと思います。
愛ちゃんも、そういう意味では幸せだと思います。愛ちゃんも引退しているから、家族を大事にしていくと思いますので、幸せ一家を満喫できるのでは。
などの声が上がっています。
結婚当初から福原愛さんと江宏傑選手は“格差婚”と言われ、最盛期の年収は福原さんが1億円超え、江宏傑選手は400万円程度とも報じられていましたし、江宏傑選手の実力から30代前半で現役を引退したとしても驚きはないですね。
卓球はサッカー等と同様に選手生命が短いスポーツの1つで、20代後半から30代前半くらいで現役を退く選手が多く、有名な選手たちはコーチ・監督に起用されたり、試合の解説者に転向し、福原愛さんも30歳になる直前に現役引退を表明しています。
福原愛さんと江宏傑選手に関しては、結婚当初から台湾で芸能活動を行い、様々なテレビ番組やCMにも起用されるほど好感度が高いようなので、世間の需要を受けてタレント活動に力を入れるのも当然と言えそうです。
夫婦はテレビ番組やSNSでラブラブぶりを度々披露していることで物議を醸し、日本でのイメージも現役引退後に悪化してしまいましたが、今後も夫婦で支え合いながら活躍を続けてほしいですね。