覚せい剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手・清原和博さん(48)に、懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の有罪判決が下され、一連の騒動もここで一区切りとなりましたが、清原さんを逮捕した警視庁組織犯罪対策第5課(通称:組対5課)が次の摘発に向けて本腰を入れ始め、5人を内偵中だとニュースサイト『日刊サイゾー』は報じています。
5月に、週刊誌『フライデー』や『週刊アサヒ芸能』などがNHK紅白歌合戦への出場経験があるという大物ベテラン俳優Xの薬物使用疑惑を報じ、警察もマークしているとのことで注目を集めていますが、今回報じられている記事によると、捜査関係者から聞いた情報では、逮捕を視野に入れて内偵捜査を行っているのは5人。
まず1人目は、警察が押収した清原さん4台の携帯電話に、通話履歴が頻繁に残っていたという大物ミュージシャンN、、元プロ野球選手のH、さらに清原さんとの不倫がかつて噂されていた銀座のクラブママを常習者、さらに半グレ集団『関東連合』に関係者の2人は覚せい剤の密売人しゅうかとみて、内偵捜査が現在進められているといいます。
大物ミュージシャンのNに関する情報を見る限り、今年2月に『週刊新潮に』よって実名報道されたシンガーソングライター・長渕剛さんの可能が高そうです。
組対5課がNに事情聴取を行うため任意で呼び出しをしたところ、「俺は関係ない」と捜査に非協力的だったそうで、そうしたところからNをマークし始め、身辺以外にも愛人と噂のモデルの自宅までマークしているといいます。
元プロ野球選手のHは、清原さんと同様にかつて夜の銀座でよく飲み歩いていた人物だったものの、清原さんが逮捕された後から銀座から姿を消したといい、5年前に清原さんとの不倫が噂されたママについても店を休んでいるとのこと。
この3人に加え、関東連合関係者は覚せい剤の密売人としてマークされているそうですが、その他にも関東連合が絡んだ未解決の殺人事件も何件か残っており、その未解決の殺人事件と違法ドラッグ汚染問題の捜査線上にはNの関係者が浮上しているそうで、警視庁捜査一課と組対5課が異例の合同捜査を行っているものの、そう簡単に尻尾を出すはずもなく、引き続き慎重に捜査を行っているようです。
清原さんの逮捕後から現在までに様々な人物の名前が挙がっているもの、、その後逮捕されている人物はおらず、どこまで本当の話なのかは分からないのですが、今年2月に『週刊新潮』は長渕さんのことを実名で報じており、ある程度の情報を掴んでいなければ名前を出すようなことはしないため、今後の展開には注目をしたいですね。
また、今回挙がっている元プロ野球選手のHについては、5月に週刊誌『フラッシュ』が、清原さんの元同僚である広澤克実さん(54)が違法薬物を使用していたと実名で報じており、本人は違法薬物の使用を完全否定しているものの、具体的な話も出ていたので少し怪しいですね。
その他に、実名で報じられたわけではないものの、清原さんと同じPL学園出身の後輩で、元プロ野球選手の橋本清さんも怪しいと囁かれるなど、清原さんの周囲からは複数の怪しいとされる人物の名前が挙がっています。
芸能人など、有名人の逮捕は警察も時間をかけて慎重に進めていくそうで、清原さんも『週刊文春』に薬物使用を報じられてから2年で逮捕に至っており、今後芋づる式で逮捕といったことにはならない可能性が高いのですが、現在名前が挙がっている中から逮捕者が出るのか引き続き注目したいところです。