昨年3月に週刊誌『週刊文春』によって薬物使用疑惑を報じられた元プロ野球選手の清原和博さん(48)は、その後野球関連の仕事は無くなり、表舞台からも姿を消していきましたが、それから1年が経ち、4月に放送された『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に出演し、その後も『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)や『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演したほか、『DMM.com証券』のCMにも再び出演しています。
しかし、薬物使用疑惑がまだ完全に晴れたわけではなく、今後逮捕される可能性もあるといった噂が絶えないのですが、週刊誌『フライデー』の直撃取材を受けた清原さんが薬物逮捕情報などについて語っています。
同誌によると、10月11日に清原さんが都内の行きつけのサウナの前で直撃したそうで、清原さんは記者に「この夏、ずっとテレビ局の記者に追い回されとった」と叫びつつ、何度か噂に上がっていた薬物使用による逮捕情報について「警察に呼ばれたことも、事情を聞かれたことも1回もないのに」と否定。
そんな清原さんは現在、運転手付きのミニバンに乗り、「ベンツも買うて、自分で運転する時はそっち」と語り、さらにダイナースクラブのプラチナカード、アメリカン・エキスプレス(アメックス)のチタンカード(ブラックカード)を持っていることを明かし、銀座に繰り出すのも復活とのこと。
一連の騒動によって復帰するのは難しいと思われていたものの、大手芸能事務所・ケイダッシュがバックに付いたことによってメディアへの露出が増えたと言われており、今後もテレビ番組には出演していくことが出来そうですが、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じている記事によると、麻薬取締官(通称:麻取)は清原さんへのマークを完全に解いてはいないようです。
清原さんへのマークは現役時代から続けられていたと一般紙社会部記者が語っており、麻取は清原さんの薬物証拠を入手するために何年も水面下で捜査を続け、今年の夏に逮捕情報が出たのも警察筋がメディアにリークしたもののようです。
それに対して清原さんは、警察側の動きを熟知しているのか、捜査をかく乱させる行動をとっているようで、芸能人を捜査する麻取は担当のヘアメイクアーティストに接触を図って髪の毛を入手しようとし、これは髪の毛を調べることによって薬物の種類や使用頻度まで全て割り出せるため、非常に重要な証拠となるのだそうですが、清原さんは10年以上もほぼスキンヘッド状態にしています。
また清原さんは肌を真っ黒にしていますが、薬物常習者が顔色の悪さや目の下のクマなどをごまかすため、日焼けサロンの常連になるケースが多いことから怪しまれているようです。
強力なバックを付けてテレビ番組やCMにも出演し、徐々に生活も戻り始めている清原さんですが、『ダウンタウンなう』で高校生が刺青を入れることを容認するような発言をして物議を醸し、球界関係者からは総スカンを食らったといわれており、さらに薬物使用による逮捕説など黒い疑惑がまだ晴れたわけでもないことから、完全復帰までにはまだまだ時間はかかることでしょうね。