歌手デビュー20周年を迎える浜崎あゆみさん(39)が、芸能界を引退するという情報がマスコミ関係者の間で駆け巡り、大きな騒動に発展していたことをニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
浜崎あゆみさんは昨年5月から全60公演に及ぶ大規模全国ツアーをスタートさせ、2月20日に沖縄で千秋楽を迎えるのですが、4月7日からは『ayumi hamasaki ARENA TOUR 2018 ~POWER of MUSIC 20th Anniversary ~』と題したアリーナツアーの開催を1月に発表しています。
<CDデビュー日前日からアリーナツアーをスタートさせる浜崎あゆみさん>
そんな浜崎あゆみさんが、芸能界を引退するという怪情報がマスコミの間で流れ、今年は小室哲哉さん(59)や安室奈美恵さん(40)が引退を表明しており、一時代を築いた大物アーティストたちが表舞台から姿を消そうとしているだけに、浜崎さんの引退情報にマスコミ関係者は色めき立っていたといいます。
<↓の画像は、引退を発表した小室哲哉さんと安室奈美恵さんの写真>
スポーツ紙の記者によると、ある週刊誌が引退情報の裏取りに動いている間に、スポーツ紙やテレビ局関係者たちにも浜崎あゆみさんの引退情報が伝わってきたそうで、「7日のスポーツ紙の一面に記事が出る」という話が出たことによって、この情報が一気に広まったそうです。
そのため、各メディアは浜崎あゆみさんが所属する『エイベックス』に問い合わせしたそうなのですが、事務所側はその情報を聞いて驚いた様子で、記者たちもそれはとぼけているのか、本当に知らないのか判断がつかなかったとのことです。
メディアの取材はその後も続き、『エイベックス』に繋がりがある芸能プロダクションや制作会社にも問い合わせが殺到する事態となり、ついには『エイベックス・グループ』の松浦勝人社長(まつうら・まさと 別名=MAX松浦 53歳)にもその情報が伝わったそうです。
松浦勝人社長は、歌手デビュー前に女優活動をしていた浜崎あゆみさんに目を付け、当時所属していた『サンミュージック』を退社後にボイストレーニングをさせ、『エイベックス』から歌手デビューをさせた人物で、浜崎さんと松浦さんは非常に密接な関係にあることで知られています。
<↓の画像は、松浦勝人社長と浜崎あゆみさんのツーショット写真>
そんな松浦勝人社長は浜崎あゆみさんの引退情報に驚き、事務所のスタッフに「浜崎が引退するのは本当なのか」と慌てて確認していたといいます。
しかし、浜崎あゆみさんが引退するという話は誰も聞かされておらず、最終的に引退情報はガセネタだと断定されたとのことです。
ちなみに、『エイベックス』に近い関係者は浜崎あゆみさんの引退について、「それこそ10年以上前、浜崎は最盛期での引退を考えていたことはありました。山口百恵のような、まさに“伝説となる引き際”を実践しようとしたワケです。本当にそうしていれば、近年の凋落ぶりを嘲笑されることもなかったんですかね。現在でも自らの引き際について考えることはあるのでは」と語っています。
そして、この記事に対してネット上では、
- ガセか、残念。この世から消えろとは言わないけど、即引退して欲しい。
- ざわつくのは記者だけで、ほとんどの人は“やっとか”って思うのでは?安室奈美恵の時のような衝撃はない。
- 引退宣言なんかしなくても、実質引退みたいな感じじゃん
- パフォーマンス(笑)ばっかりで肝心の歌がお金を取れるレベルじゃない
などのコメントが寄せられています。
浜崎あゆみさんは1990年代後半から2000年代前半にかけて爆発的な人気を誇り、メディアには「歌姫」「女子高生のカリスマ」などと呼ばれていただけに、浜崎さんが引退をするとなればマスコミが騒ぐのも当然でしょうね。
しかし、現在の浜崎あゆみさんは昔と比べて明らかに人気が落ち、世間からは落ちぶれた歌手といったイメージを持たれているため、もし本当に引退を発表したとしても、安室奈美恵さんの引退発表時ほど話題にはならない可能性や、引退を惜しむ声はあまり上がらないかもしれません。
人気の凋落(ちょうらく)ぶりは、CDの売上枚数の大幅な減少やコンサートチケットの売れ行きの悪さを見れば明らかで、コンサートチケットに関しては、あまりにも売れ行きが悪いことから関係者に大量の“タダチケ”をバラ撒いているとも言われ、4月7日からスタートするデビュー20周年を記念したアリーナツアーに対しても、会場を埋められるのか?という声も上がっています。
ここ数年はネガティブな話ばかりが話題になり、今回の引退に関する怪情報もその1つですが、このまま低迷を続ける姿はできれば見たくないという方は多くいるとみられるので、4月に迎えるデビュー20周年を機に、少しずつ変わっていく姿を見せてほしいなと思いますね。