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女子フィギュアスケート浅田真央選手が今年で現役引退か? 膝の痛み、練習不足でトリプルアクセルも飛べない厳しい状態にあり…

浅田真央選手が年内で現役引退の可能性も? 全日本選手権の結果次第で表明? 満身創痍で2018年平昌五輪への出場目標は断念?

2010年バンクーバー五輪の女子フィギュアスケートの銀メダリストで、元世界女王の浅田真央選手(26)が、目標に掲げている2018年の平昌五輪前に、現役引退をする可能性があるとニュースサイト『日刊サイゾー』が報じています。

記事によると、来年3~4月に行われる世界選手権への選考会を兼ねた『第85回全日本フィギュアスケート選手権大会』(12月22~25日)の内容次第では、大会終了後の年内にも現役引退の意志を表明する可能性があるといいます。

浅田選手は、金メダル獲得を目標に臨んだ2014年のソチ五輪で6位という残念な結果に終わり、2014年5月に行った会見で今シーズンの全試合出場を見送り、1年間競技生活を休養することを発表。

浅田選手は現役続行の可能性について「ハーフハーフ」と話し、1年間の休養生活中に決めるとしていたのですが、周囲からの勧めもあって1年後の2015年5月に現役続行の意思を明らかにし、同10月に開催の『ジャパンオープン2015』で競技復帰を果たして女子1位となり、グランプリシリーズ第3戦の中国杯と第6戦のNHK杯に出場。

中国杯では優勝、NHK杯では3位でGPファイナルに進出したものの、ショートプログラム(SP)で3位、フリースケーティング(FS)は6位で、総合では最下位の6位、その後の全日本選手権は3位、世界選手権は7位という結果に終わりました。

今年10月に行われたGPシリーズ初戦のスケートアメリカでは6位、第4戦のフランス杯では、GPシリーズで過去最低の9位という結果に終わりました。

今シーズンの初戦・フィンランディア杯後に佐藤信夫コーチは、今年3月の世界選手権前に痛めた左ひざが十分に回復しておらず、満足のいくような練習が出来ていないことを明かし、「練習の段階で、それ以上やったらまた逆戻りしてしまうというギリギリのところにいた。気持ちはもうちょっとやりたいのだけれど、頑張らないように、そっと置いておかないといけない状況だった」と説明。

また、「本当のことを言えば、完全に休むのが一番いい。でも、そういうことができる年齢でもないだろうし。休んだら、ほぼ終わりになっちゃうんじゃないかな、とも思う。そうなってくると『だましだましで』ということ。現状はそういう状態。本人も出たいという気持ちが強い。本人が納得できるように、本人の意志を大切にしている」と語っていました。

浅田選手はさらに、長年の疲労からくる慢性的な腰痛もあり、満足のいく練習をすることが出来ない状態にあるようなのですが、『日刊サイゾー』の記事でフィギュア関係者は、「小さいころから高度なジャンプを跳び続けてきたため、それを支えてきた左ヒザが悲鳴を上げています。真央ちゃんは、いつも追い込んだ練習で状態を上げていくタイプにもかかわらず、練習も半分程度しかできていない。全盛期と比べると体つきも変わってしまった。体が大きくなり、前のような演技ができないことも、周囲は限界と受け止めているようです。」と語っています。

これについては浅田選手も気付いているものの、「スポンサーやテレビ局などのことも気にかかって、なかなか言い出せないとか。とても限界だ、引退だと言えない空気こそが真央ちゃんを苦しめている、なんて言われています」といいます。

さらに、「真央ちゃんは平昌オリンピックを最終目標にしていますが、金メダルどころか出場すら怪しくなってきています。」と現状を見てこう語り、「先の見えない不振で、本人の気持ちも切れかけているようです。テレビ局やスポンサーは慰留するでしょうが、それら関係先の理解が得られれば一気に現役引退へと向かうことになりますよ。いつ引退表明しても驚きはありません。」といい、約1年2ヶ月後の2018年2月に開催される平昌五輪では選手としてではなく、解説者として会場を訪れることになるのではないかと囁かれているとのことです。

そして、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

浅田選手が平昌五輪前に引退となる可能性については、他のメディアも以前から報じており、週刊誌『週刊新潮』も、今週開幕する全日本選手権の成績次第では現役引退の可能性があるとしています。

世界選手権の出場資格については、「全日本選手権優勝者」、「全日本2位、3位」か「全日本優勝者を除くGPファイナル上位2人」、「世界ランキングの日本人上位3人」などとなっており、現在の浅田選手が世界選手権の出場を目指すのは厳しいものがあるとみられているため、このまま現役引退の可能性もありそうです。

しかし、来シーズンに照準を合わせて、平昌五輪の代表選考の試合となる来シーズンの全日本選手権で結果を残すという方法もあり、現時点ではまだ平昌五輪に出場出来る可能性は残されているのですが、浅田選手のピークはもうすでに過ぎており、満身創痍の状態でもあることから、今後のためにも無理に現役を続けようとはしないでほしいですね。

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