今年4~6月に報道番組『news zero』(日本テレビ系)の曜日パートナーを担当し、8月31日放送の『24時間テレビ47 スペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜」』ではヒロインを務めるなど、幅広く活躍を続けている女優・波瑠さん(はる 旧芸名=南波瑠 33歳)に事務所からの独立説が浮上しています。
21日発売の週刊誌『週刊新潮』によれば、いま業界内で波瑠さんが年内をもって、大手芸能事務所『ホリプロ』系列の『ホリ・エージェンシー』を退所し、波瑠さんを長年担当している男性マネージャーも引き連れて独立するとの話が飛び交っているそうです。
このタイミングで独立説が急浮上した理由についてスポーツ紙記者は、「ホリ・エージェンシーに所属するタレントはホリプロ本社と同様、ギャラが定額の給料制になっています。(中略)波瑠さんのような働き盛りの売れっ子からすると割に合わないと思われることが多いそうです」
としています。
ちなみに、ニュースサイト『日刊大衆』が2年前に報じた記事によると、ホリプロは一部タレントを除いて基本的に給料制が採用され、ホリプロの看板女優・綾瀬はるかさんでも「月給は300万円」程度だと言われているそうで、ホリプロの人気タレントだった“こじはる”こと小島瑠璃子さんは、テレビ番組で給料が低いことに対して不満を語り、2023年2月をもってホリプロを辞めました。
波瑠さんは給料に不満を抱いていたのかは不明ながら、週刊新潮は波瑠さんの性格について、「彼女は主演するドラマで自らの出番が少ない回があった際、不満を製作陣にハッキリと伝えるなど、少々我が強い性格で知られている。自分のやりたい仕事を選別するために独立を志向したとしても、何ら不思議はない」
と伝えています。
週刊新潮は噂の真相を確かめるため、波瑠さんの育ての親で、ホリ・エージェンシーの小野田丈士社長に取材したところ、この1ヶ月に複数のスポーツ紙から同様の質問を受けたことを明かしたうえで、「波瑠が独立するなんて話は、私のところには一切届いておりません」と答えたといいます。
続けて、「私はあと1年半ほどで70歳になり、定年退職します。ウチの会社の次期社長はまだ決まっていない。もしかすると、そのような状況で波瑠やマネージャーたちが、私がいなくなることについて不安を覚え、周囲に今後の相談を持ちかけているのかもしれません。ただし、これはあくまでも想像に過ぎませんが」
と語ったとのことです。
波瑠さんは売れっ子の女優で、毎年のように連続ドラマで主演を務めており、2022年は1月期から3期連続で連ドラに出演し、今年は正月放送の『松本清張ドラマスペシャル 第二夜「ガラスの城」』(テレビ朝日系)で主演し、1月期放送の反町隆史さん周年『グレイトギフト』(同)でヒロインを務めました。
続けて、24時間テレビのスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜』で、伊藤淳史さん演じる萩本欽一さんの妻役に抜擢されており、現時点ではその他の出演作品は発表されていませんが、出演予定の未発表作品が複数あっても不思議ではありません。
ホリ・エージェンシーには波瑠さんの他に、向井理さん、徳重聡さん、風間トオルさん、吉井怜さん、谷村美月さん等も所属していますが、波瑠さんは向井さんと並んで事務所を支えている看板女優なので、独立するにしても色々と調整が必要でしょうし、数ヶ月前に社長に伝えるということは考えにくいことから、年内独立はあくまでも噂レベルの話なのではないかと思います。
ただ、近年は有名芸能人の独立も相次いでいる状況で、米倉涼子さん、佐々木蔵之介さん、堺雅人さん、竹野内豊さん、多部未華子さん、黒木華さん、西島秀俊さん等が独立し、現在『オスカープロモーション』の看板女優となっている小芝風花さんも、年内をもって独立するとの情報を『フライデー』などが伝えています。
そして、ホリ・エージェンシーでは波瑠さんの育ての親という社長が定年退職し、そのタイミングで独立というのも十分考えられることなので、引き続き動向を注視していきたいですね。