梅宮辰夫が芸能引退説の真相告白。芸能界に未練無し、自宅売却して隠居生活? 病気や老化、親友・松方弘樹ら亡くなり…

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梅宮辰夫(うめみやたつお)

芸能界引退説が浮上している俳優・タレントの“辰兄(たつにい)”こと梅宮辰夫さん(うめみや・たつお 80歳)が、週刊誌『週刊女性』の直撃取材に応じ、自身の芸能界引退などについて語ったことが明らかになりました。

梅宮辰夫さんの芸能界引退説は『週刊ポスト』が10月頭に報じ、記事では芸能関係者が梅宮さんの近況を明かしており、30年以上も住んでいた3億円とも言われる東京都内の自宅を5月に売却し、現在は神奈川県内の海沿いの温泉地にある別荘を生活拠点にしているといい、腰痛の悪化によって長距離を歩くのは辛いため、最近では歩行補助器を使うことも多いと聞くと語っています。

また、梅宮辰夫さんは2016年7月に十二指腸ガンを発症し、さらに胆のうやすい臓、胃の一部も切除していたことを告白しており、手術後には体重が10キロ以上も落ちたそうなのですが、以降は残りの人生を見直し始め、最近では芸能界引退も考え始めているといい、「芸能界に未練はない」「俺自身がもう長くない」などと話しているとのことでした。

『週刊ポスト』の取材に対して所属事務所側は、自宅売却や芸能界引退について、「東京の自宅売却は事実です。もともと海の見える場所で過ごしたいという希望を持っていましたからね。仕事や引退については本人が決めることですが、この年になって、無理してテレビに出演する必要もないでしょう。いまは夫婦で静かに暮らしています」とコメントし、芸能界引退も否定していませんでした。

さらに、梅宮辰夫さんの長女でタレント・モデルの梅宮アンナさんは、報道から2日後に放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)の取材に応じ、東京都内の一等地にあったという自宅マンションは4月に売却したことを明かしたほか、現在の体調については、「100%健康というわけではないけど」「腰が痛いので昔のように元気には歩けない。気持ちはすごく元気」「家族みんなで風邪をひかせちゃいけないとか、転ばないように気をつけている。家族のサポートの中で生活している」などと話していました。

<↓の画像は、梅宮辰夫さんの近況を明かした梅宮アンナさんの写真>
梅宮アンナ『グッディ』で梅宮辰夫の芸能界引退説を語る

『グッディ』で父親・梅宮辰夫の芸能界引退説を語った娘・梅宮アンナ

また、梅宮辰夫さんはガン体質ということから、3ヶ月か半年に1回は大腸や胃にできたポリープを除去する手術を受けているとし、芸能界引退については、「父はずっと言っている。75歳くらいから。いつまで働けばいいのかと。ヨレヨレになるまでやりたくないとずっと言っていた」「元気なうちに生活をかえてゆっくり生活したいと言っていた」などと、以前から芸能界引退を考えていたことを明かしています。

そして、『週刊女性』は真相を確かめるため10月中旬に直撃取材を敢行し、芸能界はもう引退したのかという質問に対しては、「芸能界にまったく魅力がないんですよ! 昭和育ちの僕からすれば、今の芸能界なんて見れたもんじゃない」「(どういう部分がダメ?)芸能界っていうのはね、大衆からしたら“キラキラしたところ” “ステキな人ね”という憧れの対象でないと存在する意味はないんですよ」と答えています。

<↓の画像が、『週刊女性』の直撃取材を受けた梅宮辰夫さんの写真>
現在の梅宮辰夫

梅宮辰夫さんが後輩たちに背中を見せればいいのではないかという問いには、「僕はね、今の世の中には通用しないんです。オーラがあっちゃいけないの」といい、このまま芸能界復帰はせずに隠居生活を送っていくのかと聞かれると、「多分そうなるでしょう」と否定していません。

昨年1月には梅宮辰夫さんの親友で、俳優・タレントとして活躍していた松方弘樹さん(本名=目黒浩樹 めぐろ・こうじゅ)が脳リンパ腫の闘病の末に74歳で亡くなり、梅宮さんは大きなショックを受けていました。

<↓の画像は、梅宮辰夫さんと松方弘樹さんの写真>
梅宮辰夫と松方弘樹

芸能界引退は松方弘樹さんが亡くなったことも大きいのかという質問には、「それもありますね。山城新伍も渡瀬恒彦も菅原文太も、僕の親友は全員死んじゃった。仲間がいなくて、ヤル気も起きない。でも、いつか“いいね、こういった仕事を待っていたんだよ”というのがあればやりますけど……」と答えています。

なお、梅宮辰夫さんは全国各地にチェーン展開している『梅宮辰夫の漬物本舗』のほか、名古屋にある『梅宮辰夫の炭焼き家 炎園』などの事業展開もしており、名古屋の焼肉店には月一で訪れていることを同店の社長が明かしています。

『週刊女性』はさらに所属事務所にも取材を行い、梅宮辰夫さんの芸能界引退について話を聞くと、「梅宮は、今の芸能界に不満を持っていますが、それは以前から言っている口グセみたいなもの。引退と報道されて困っています。事務所は、ひと言も引退とは申していません。実際、年末のバラエティ番組の出演も決まっており、本人はヤル気になっています」と、実際には芸能界引退をしたわけではないと否定しています。

こうした報道を受けてネット上では、

  • そこまでガツガツ仕事されなくてもエエやん。本人がされたいようにされれば。
  • 昭和の大スターからしたら今の芸能界ってハリボテの楼閣に見えるのかもね。キラキラもしてないし、スターと言われる人たちの人気も実は事務所の力で作ってる虚飾でしかないし。変わりゆく芸能界、仲間たちの死、大病を患い老いを感じる今いろいろと考えるところがあるんだと思う
  • 80歳で仕事のオファーもある中で、理由はどうあれ自らの意思で仕事をセーブしていくって幸せなことだと思うな。もうガツガツ稼がなくてもいい、十分金銭的な蓄えはあるって事でしょ。不安定な芸能界で長く活躍して財産も残して立派です。若い頃は活躍してもだんだん仕事がなくなり年輩になるころには生活に窮する様な人も多いから。
  • 本当に自分の肌に合った人達との仕事だけやればいいと思います。確かに今のテレビは規制やネットから拝借した情報が大半で面白くない。辰兄が平成の軽い番組に染まるのは見たくない。でもダウンタウンのやつは好き
  • あえてそう言って、自分の気持ちの整理をしているんだと思う。気持ちは芸能界に未練があったとしても、今はもう体力的にきついし、芸能界も世代交代をして、自分を必要としていないことに気がついてしまったから。だから、もしお声がかかれば出る気でいると思う。

などのコメントが寄せられています。

梅宮辰夫さんは1959年に役者デビューを果たして以来、これまでに数多くの映画やドラマに出演し、その一方では得意とする料理の腕前を生かした事業展開を行ったり、タレントして様々なバラエティ番組に出演するなど、マルチに活躍してきた方なので、このまま引退してしまうというのは寂しいものがありますね。

梅宮辰夫さんと同年代に活躍した役者は年々少なくなり、時代も大きく変わったことで複雑な気持ちを抱き、色々と不満もあるようなのですが、可能な限りでバラエティ番組に出演したり、映画やドラマなどでまた演技を見せてほしいという思いはあります。

しかし、梅宮辰夫さんはガン体質ということで現在も定期的に検査を受け、ポリープの切除手術などを受けているほか、腰にも痛みがあることから歩行補助器を使うことも多いそうで、今年3月には仕事先で転倒し、顔面を強く打って30針も縫うという大きなケガを負うなどしているため、やはり無理はせずにこのまま家族とゆっくりとした生活を送りながら、やりたいことだけをやってもらいたいなとも思いますね。

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