NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演を務めている女優・柴咲コウさん（本名＝山村幸恵 36歳）が、IT企業『レトロワグラース株式会社』の代表取締役社長CEOを務めていることが明らかになりました。
28日発売の週刊誌『週刊文春』によると、『レトロワグラース』は昨年11月に設立されたばかりの会社で、同誌が入手した事業計画書には柴咲コウさん名義で、「ネットメディアエンターテインメントを通じて、よりたしかな未来を構築すべく、LES TROIS GRACESを立ち上げました。個々の特性を最大限活かし、真実の未来を奏でます」という挨拶文が記されているとのことです。
＜↓の画像は、柴咲コウさんが社長を務める『レトロワグラース株式会社』の会社概要＞
この計画書には、9月末までに資本金を1億6900万円にまで積み上げ、株式上場を目指すとしているそうで、今年3月には柴咲コウさんのファンクラブ『KO CLASS』の事業を所属事務所『スターダストプロモーション』から引き継いでいるといいます。
＜↓の画像は、『レトロワグラース株式会社』の事業計画書の一部＞
芸能プロダクション関係者によると、携帯用ゲームアプリ「モバプロ」や「モバサカ」などをリリースしている『株式会社モブキャスト』の創業者で、代表取締役社長CEO・藪考樹さん（やぶ・こうき 46歳）が、柴咲コウさんの会社の取締役に就任、サポートしているといい、2人は以前から親交があり、柴咲さんが尊敬する経営者とのことです。
＜↓の画像が、『レトロワグラース株式会社』の取締役を務める藪考樹さんの写真＞
そして、『レトロワグラース』の株式の過半数を柴咲コウさんが持ち、それに次いで多い25.1％を、今年4月に設立された『モブキャスト』の子会社『モブキャスト・エンターテインメント』が持つそうです。
『週刊文春』の取材に対して『モブキャスト』側は、「（子会社が『レトロワグラース』に）出資した事実はあります」と回答し、その一方で柴咲コウさんが所属する『スターダストプロモーション』は、「女優・CM業のマネージメントを『レトロワグラース』が引き継ぐことはない」と答え、柴咲さんの事務所独立を否定しているようです。
28日発売の同誌では、『レトロワグラース』が設立された経緯などの詳細を報じているとし、柴咲コウさんがなぜ今、このような会社を立ち上げたのかが明らかになっているようなのですが、この報道を受けてネット上では、
- 大丈夫なのかしら？っていうのが正直な感想。
- 本名ではなく芸名で事業計画書 広告塔丸出し
- 昔の某大女優が莫大な借金背負わされて、返済に何十年もかかったというような話を聞くが、柴咲コウも仲間入りかもね。
- 上手く転がされて、数年後には一文無しに。恐らく、そうなるでしょう。社長になる器じゃないと思います。
- そういえば今やいろんな活動を手広くやってる中田英寿と噂が出たりしてたよね。そんなタイプには見えないけど、経営に興味あるんだなぁ。
- 具体的に何をやる会社なんだ 妙な臭いがプンプンするけど
- 何かよくわからないが、意識高い系の勘違いにしか見えないんだが
などのコメントが寄せられています。
柴咲コウさんは昨年、実業家の“ホリエモン”こと堀江貴文さんの友人で、『株式会社カフェグルーヴ』や『株式会社 VIVA JAPAN』で社長を務める浜田寿人さん(40)との熱愛、破局を報じられたほか、『スターダストプロモーション』からの独立も報じられていました。
各報道によれば、柴咲コウさんは昨年から『スターダストプロモーション』とは業務提携という形になっているそうなのですが、事務所側からそうした発表は特に出ていません。
これらの報道から1年が経ち、今回は新たに会社を立ち上げていたことや、ファンクラブ業務を引き継いでいることを『週刊文春』は報じているのですが、確かに柴咲コウさんのファンクラブサイトを見ると、『レトロワグラース』がファンクラブの運営者になっており、同社が展開するオンラインストア、公式ホームページのリンクなどもサイトに掲載されています。
また、30日には東京の池上本門寺、10月9日には京都の平安神宮でライブを開催するのですが、『スターダストプロモーション』はノータッチのようなので、業務提携という形になっているというのは間違いなさそうですね。
ちなみに、『レトロワグラース』について公式サイトには、「生きていくこととは何か、長く残るものとは何か。ファンの方々を含めて、柴咲コウを中心に『豊かさとは何か』を考え、音楽やことば、そして写真など、メディアにこだわらない情報発信をするために、さらに『長く愛される』商品を自らの手で生み出し、あるいは見出して発信するために、LES TROIS GRACESは生まれました。」といった説明文が掲載されています。
現時点ではまだ『スターダストプロモーション』との関係は続いていますが、新たに会社を立ち上げて上場も目指しているそうで、同社にファンクラブ事業も移っていることから、『おんな城主 直虎』が年内で放送が終了し、来年あたりに事務所独立という流れになる可能性もありそうなので、今後の展開に注目ですね。