「春よ、来い」「ルージュの伝言」「恋人がサンタクロース」「卒業写真」等々数多くのヒット曲を持ち、昨年公開されたジブリ映画『風立ちぬ』の主題歌「ひこうき雲」を歌っている歌手の”ユーミン”こと松任谷由実さん(60)。
松任谷さんは歌手デビューしてから40年以上経つも未だ現役で、全国各地を巡るツアーを行ったり、イベントを開催するなど精力的な活動をしていますが、年齢による衰えには逆らうことが出来ず以前に比べて声が出なくなっており、曲のキーを下げることでそれをカバーしているそうなのですが、それでもかなり痛々しく感じる部分があるそうです。
またCDの売り上げ枚数も全盛期に比べると大幅に落ち込こんでおり、かなり苦しい状況にあるとのことです。
ちなみに、12月に行われるディナーショーは国内最高価格の6万円だといいます。
これにネットでは、
- ピッチが不安定なのは昔からだけど、キーを下げるっていうのはね…。ボーカルだけでなく当然他の楽器もキーを下げるわけで、曲のニュアンスって半音下げただけで全然変わってしまう。2音、3音下げたらもう別の曲。クオリティにそこまで妥協してまで昔の曲で飯を食おうとするのは格好悪いと思う。今の声域で歌える曲を作って勝負して、ダメなら身を引くべきでは。
- もともとが歌が上手いじゃなくて雰囲気が良い感じだし、2000年頃からお婆ちゃん声で聴きづらくなってた。音程がはずれてても荒井由実時代の方が好きです。
- ユーミンが評価されたのは楽曲と歌詞だけ、まあ声は独特だけどそれだけ
- もともと劣化した歌しか歌えねえんだからどーでもいい
- もう作詞作曲だけやってればいいんだよ・・・
などのコメントがありました。
松任谷さんの歌声をしばらく聞いていないため、そこまで酷い状態にあるというのが信じられないのですが、2011年の紅白に出場した際に披露した「春よ、来い」の動画を見ると声も擦れ高いキーで声が出ておらず、いっぱいいっぱいな様子です。
加齢によるものでしょうがないと思いますが、全盛期を知っているファンからしてみればガッカリですし、酷評されてしまうのもしょうがないことなのかもしれません。
ちなみに、音楽関係者の話によると松任谷さんの他にも、松田聖子さん、杏里さん、ELTの持田香織さんなども声が全盛期のように出なくなってしまっているとのことです。
そして松任谷さんの収入が減っているという話ですが、確かにCDの売り上げ枚数が落ちて全盛期に比べて下がっていると思いますが、松任谷さんは歌手としての活動だけでなく作詞・作曲家としても活動し、他のアーティストに楽曲提供もしており、またこれまでにリリースした楽曲の印税収入が相当あると思いますから、そこまで厳しい状態ではないのではないでしょうか。
全盛期のように声が出ず、痛々しいとまで言われてしまっていますが、それでも生歌が聴きたいと思っているファンは多くいるでしょうから、今後も活動は継続していってもらいたいですね。