とんねるず・木梨憲武さん(きなし・のりたけ 56歳)が身辺整理を行っていることや、今後タレントとしてではなく芸術一本に絞った活動をしていくようだと週刊誌『週刊女性』が報じています。
とんねるずの冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が3月をもって終了し、30年以上も続いた番組が終了したことでとんねるずのレギュラー番組は0本となりました。
木梨憲武さんの相方・石橋貴明さんは16日からスタートする『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系 月曜23時)に出演することが決定している一方で、木梨さんのレギュラー番組は新たに用意されていません。
レギュラー番組こそないものの、20日から公開される人気漫画が原作の実写映画『いぬやしき』(佐藤信介監督)で16年ぶりに映画主演し、映画の宣伝で様々な番組に出演しているのですが、『週刊女性』によれば、番宣が終わった後は単発のテレビ出演の予定が入るのみだといいます。
<↓の画像は、木梨憲武さん主演映画『いぬやしき』の写真>
これまで『とんねるずのみなさんのおかげでした』だけで年間2億円もの収入を得ていたと言われるだけに、番組が終了したことで受けるダメージも大きく、現在は苦境に立たされているという状況にあるのではないかとしています。
芸能プロダクション関係者は木梨憲武さんの現在の様子について、「番組が終了してしまうということもあり、お笑いに対するモチベーションが薄れてきているようで、今後は“芸術一本で”という話が出ているそうです。木梨さんは今までも、絵画を中心に映像やオブジェなど、自由な作風でさまざまな作品を創作しています。都内に自らのアトリエを持つほどの力の入れようで、暇さえあれば昼夜問わず創作活動に心血を注いでいます」
と語っています。
木梨憲武さんは以前からタレントとしての仕事と並行して画家としての活動も行っており、女優・安田成美さん(やすだ・なるみ 51歳)と結婚した1994年には初の個展を開きました。
<↓の画像は、木梨憲武さんと安田成美さんが結婚当時のツーショット写真>
2014年には画家活動20周年を記念した個展を開催し、2年にわたる全国巡業を行い、『東京上野の森美術館』の1日平均動員数はピカソ、ダリに次ぐ歴代3位の動員数(2014年5月時点)を記録し、2015年にはアメリカ・ニューヨークで個展を開いています。
前出の芸能プロ関係者は木梨憲武さんについて、「気ままに楽しい方向に向かっていく自由人。レギュラー番組がなくなり、初めのうちは落ち込んでいましたが、今では立ち直って芸術の方向へとシフト。今年の6月からもロンドンを皮切りに、2年間にわたる個展ツアーが行われます。今は新作の創作活動に没頭しているようですね」
と語っており、今後はタレント活動を控え芸術活動に力を入れていくようだといいます。
<↓の画像は、画家として様々な絵を描き、個展を開いている木梨憲武さんの写真>
一方プライベートでは、静岡・伊東の高台にある高級マンションを売却したことを知人が明かしており、「別荘は11年前に所有したもの。この場所は、もともと木梨さんのお父さまのご実家があった場所の近くなんです。ご両親や子どもたちがくつろげる場所を作ってあげたいと、ここを選んだそうです。このマンションは建てられた当初、1億円は軽く超えるものでした」
と語っています。
以前までは別荘付近でもよく夫婦の姿が見られたそうなのですが、長男は今年で23歳、次男は19歳、長女は15歳と大きくなり、いつしか別荘に来る機会も減っていったといい、「120平方メートルもある広い物件ですので、管理費や修繕費だけで月8万円もかかってくるんです。今後のことを考えると、無駄な出費を減らしたかったんでしょうね。なかなか売れなかったみたいですが、最終的に2000万円弱にまで値を下げて、ようやく買い手が見つかったそうです」
と前出の知人が明かしています。
<↓の画像が、木梨憲武さんが売却したというマンションの写真>
そして、この報道に対してネット上では、
- レギュラー0本でもしばらくはゆっくりできるくらいは稼いでるでしょう
- 余程散財してない限りお金も充分にありそうな気がするし、ノリさんならレギュラーだとか収入に固執し過ぎずに、求められる部分には応えて自分の好きな事もやってマイペースに楽しんでいそうな気もする。レギュラー無い時は無いなりの楽しみ方をして、忙しい時は空いた時間で自分の好きな事してって感じで、その都度の状況をうまく楽しめそうなイメージ。
- 別荘は単純に子供が大きくなって家族で使わなくなったから売っただけだろ
- 木梨サイクル継げば良い。グッズ売って第2の所ジョージ。
- 記事として年収をすべて使い切ってる前提になってるのおかしくない?レギュラー1本ですら年収2億ってことは、乱暴に言って2×30で60億。他のレギュラーあった時や歌なんかの印税考えれば相当稼いでる。子供もいるのに今後仕事しなきゃいけないほど散財癖あるならとっくに離婚してるでしょ
- レギュラー無し、貯えも無し?30年も稼いでそれか?あまり利用しないマンションを処分するのは勝手だし、石橋とは別の道をって大げさ、乱暴すぎではないでしょうか。どうせなら、木梨サイクルを正式に継いで自転車屋になって欲しい。
- 確かに木梨は昔からなんでも器用にこなしてた芸術家肌っぽいしレギュラーゼロで自由にできるほうが逆に良いかもな。いままでがんばってきたぶんこれからは何の縛りなく自分の好きなよーに生きれる余裕あるんなら最高やわな。ちょっとうらま。。
などのコメントが寄せられています。
『週刊女性』は木梨憲武さんが今後、芸能活動を離れて芸術方面の仕事に絞っていくとしているのですが、木梨憲武さん本人は決してそのようには考えていない様子で、ニュースサイト『ORICON NEWS』の取材に対して、今後もタレントとしての活動を行っていくと語っています。
そのインタビューでは、『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了し、今後とんねるずとしての活動はどうなるのかという質問に対して、「映画もフジテレビが関わっているし、貴明さんの新番組もフジテレビだし、『ほぼ何も変わってないね』と思っています。とんねるずに関して言えば、我々に合う番組ができればいつでもやるし、それが個人のものでもコンビのものでも全く一緒。30年やってきましたが、番組への取り組み方に対するスタンスは変わらないし、今後もそのつもりです。」
と答えています。
さらに、今後の目標についても明かしており、個人的に今後やりたいことを聞かれると、「言うだけならタダなんでここで宣言しておきますが、僕3年後に映画を撮ります。イメージでは佐藤健を主役にして生田斗真も出そうかな~、イケメン俳優の2枚看板なんて考えています。ほら、言うだけならタダだから!(笑) そんなふうに考えながら飲んでいると面白いんですよ。自分達の仲間、番組関係者、『それ面白そう!』って言ってくれる人が集まってスタッフができますから。」
と冗談交じりに今後やりたいことを明かしています。
3年後に映画を撮るという目標に関しては本気だといい、「俺の助監督に安田成美さんつけるから。彼女は“撮られ方”を分かってる人なんでね。もしくは成美さんが主役で俺も出させてもらうか。彼女は僕のアートのプロデュースは全部やってくれていますし、何を求められて必要とされているかという感覚に非常に優れた方なんでね。」
と語っています。
<↓の画像は、木梨憲武さんが信頼を寄せている妻・安田成美さんの写真>
ちなみに、木梨憲武さんは父親・作三さんが1961年に東京・祖師ヶ谷大蔵に創業した自転車屋『木梨サイクル』の経営にも携わっており、『木梨サイクル』のブランド名で様々な有名ファッションブランドなどとコラボし、これまでに数多くのファッションアイテムをリリースしています。
<↓の画像は、『木梨サイクル』がファッションブランド等とコラボし、リリースしたファッションアイテムの写真>
『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了する前から、木梨憲武さんがタレントとしてのモチベーションを失っているという噂は出ているものの、実際には今後もタレント業を続けながら、自分が好きなことをやっていくというスタンスを続けていくつもりのようなので、レギュラー番組は0本になってしまったものの、これからの活動にも注目していきたいですし、またとんねるずとして新たな番組を持つ日が来ることに期待したいですね。