“お笑い怪獣”などの異名を取る明石家さんまさん(本名=杉本高文 67歳)に、芸能界引退説が浮上していることをニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』が伝えています。
記事では芸能プロダクション関係者が、1982年10月から放送の長寿番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)が3月で終了することが先日発表され、タモリさん(77)の芸能界引退説も浮上するなかで、「ここにきて“もう1人の大物”の現役引退の日も近いのではないかと囁かれているんです。それがタモリさんとともに“お笑いBIG3”の一角を担ってきた明石家さんまさんなんです」
と明かしています。
そんな明石家さんまさんはかねてから芸能界引退について言及しており、かつては60歳で引退する考えもあることを明かし、その後考えが変わって引退することなく現在も精力的に活動しています。
しかし、明石家さんまさんの芸能界引退説は現在も業界内で囁かれているそうで、「ここ最近はさんまさんの中でも以前にも増して思うところがあるようで、周囲からも『もしかするといよいよ……』という声が出ていますね。昨今のテレビ界に押し寄せるコンプライアンスの波も影響しているはず」
と芸能プロ関係者は指摘しています。
<↓の画像は、芸能界引退が囁かれている明石家さんまさんの写真>
明石家さんまさんは、昨今の厳しいコンプライアンス(企業などが法令・規則を守ること)によって言動に注意を払っていることを明かし、『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)では先月にも、「タレントが全部いまその方向で来てるし、ディレクターもキツいこと言うてもカットするしというのが、このご時世」「だから舞台ではあえて逆にキツくツッコんだりして。舞台はまだ大丈夫なんで。それでいま舞台の数を多くしてるんです」「やっぱり我々世代はついていけないんです、今のコンプライアンス世代の言葉のチョイスに対して。それは言われてるような感じです。キツいこと言ってもカットされてます。昔ならOKだったりしてても。頑張ってるほうやと思うねんけど、困ったもんやね」
などと語る場面がありました。
また、明石家さんまさんのトークにも最近は衰えが感じられると芸能プロ関係者は指摘しており、「収録現場で言葉に詰まったり、『あれなんやっけ……』となかなか単語や固有名詞が出てこない場面も増えてきている」「前はそんなことはなく、撮ったものをそのままオンエアするぐらいの軽妙なトークだったにもかかわらず、です。さんまさんももう67歳だから、記憶力や瞬発力が衰えても仕方がないんですが、そういった場面が目立つようになり、編集で自然に見えるようにカットすることもあるそうです」
と明かしています。
明石家さんまさん自身も老化を実感しているようで、「カメラが回っていないところでも“現役引退”を感じさせるような弱気な発言をすることもあるそうで、“タモリさんに続いてさんまさんも近いうちに店じまい準備に入るのではないか”と案ずる声も出ているということです」
としています。
ピンズバNEWSはこのように明石家さんまさんの芸能界引退説を報じているものの、実際のところはどうなのかは分かりませんが、最近ではダウンタウン・松本人志さん(59)も芸能界引退について言及していました。
松本人志さんは2月24日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)にて、「(引退は)そこまで遠い世界の話でもない」「早ければもう2年や。遅くても5年かな」と、65歳ごろに引退する考えを明かしていました。
<↓の画像は、現役引退が近いことを明かした松本人志さんの写真>
ただ、明石家さんまさんと松本人志さんはかねてから芸能界引退の時期を語りながらも、過去に引退のタイミングとして挙げていた年齢を超えても仕事を減らすことなく、現在も精力的に活動しています。
明石家さんまさんに関しては、来年1月にオープン予定の吉本興業の新たな劇場『IMM THEATER』のDM(Don’t Managerの略)にも就任しており、自身の役割については「マネージャーじゃないけども、マネージャーのような動きをするだろうということだと思う」などと語っていて、また新たな活動をしていくことが明らかになっています。
加齢によって以前に比べてトークのキレ、返しなどが多少鈍るのは仕方がないことで、明石家さんまさんはアンチも多くいるものの、世代を超えて親しまれている芸能界トップクラスのお笑いタレントであることは間違いないので、松本人志さんもそうですが、体が動く限り現役を続けてほしいと個人的には思いますね。