芸能界復帰説が浮上している元お笑いタレント・島田紳助さん(本名=長谷川公彦 69歳)が24日に、ABEMAで生中継されたボクシングイベント『3150×LUSHBOMU vol.6』にサプライズ登場し注目を集めています。
『3150×LUSHBOMU vol.6』は元世界3階級制覇王者・亀田興毅さん(38)がプロデュースのイベントで、『国際ボクシング連盟(IBF)』の世界フェザー級タイトルマッチ「亀田和毅選手(同級1位)VS アンジェロ・レオ選手(王者)」が行われ、試合結果は0-2の判定により、アンジェロ・レオ選手が初防衛に成功しました。
このメインタイトルマッチ前に亀田興毅さんは、「亀田家がバッシングに遭っていた時、弱い立場だった我々にエールを送ってくれた男がいます。『3150FIGHT』の生みの親であり、発展するきっかけを作ってくれた」
と涙ながらに語り、ABEMAなどを手掛ける『サイバーエージェント』の代表・藤田晋社長(ふじた・すすむ 52歳)と共に、島田紳助さんがリングに上がりました。
<↓の画像が、リングに上った島田紳助さんと藤田晋社長、亀田興毅さんの写真>
島田紳助さんはリングに上がると、「もう絶対に(リングに)上がれへんと思っていたのに俺…。でも、亀田家が大変やった時のことを興毅といつもしゃべってて、(興毅の言葉を)下で聞いていてもらい泣きした。亀田家の最終章、絶対に来なあかんと思って立ち会わせてもらいます。最後まで感動させてください。ありがとう」「男の中の男、皆さん、このお2人に大きな拍手をよろしくお願いします」
とコメントし、会場は大きく盛り上がりました。
島田紳助さんの登場はSNSでも大きく盛り上がり、X(旧ツイッター)のトレンドにも入るほど大きな反響を呼び、2011年に芸能界を引退してから今年で14年となりますが、70歳手前とは思えない若々しい姿に驚きの声や、整形を疑う声に加えて、紳助さんの芸能界復帰に期待する声も多く上がっていました。
<↓の画像は、島田紳助さんの近影>
その一方で、拒否反応も多く上がっていると週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』は報じており、その原因は「現在の芸能界の“状況”も関係している。最近、大物芸能人の不祥事報道による活動休止や引退が続いたからだ」としています。
昨年には、『ダウンタウン』の松本人志さんが性加害疑惑報道で芸能活動を休止、今年に入って中居正広さんが元フジテレビアナウンサー・Aさんとのトラブルが原因で芸能界を引退、続いて『とんねるず』の石橋貴明さんは食道ガンと咽頭ガンの併発により芸能活動休止を発表後に、フジテレビ社員に対する過去のセクハラ問題を週刊文春に報じられ、謝罪コメントを発表しました。
こうした状況の中で、過去に暴力団との黒い交際を報じられ、芸能界を引退した島田紳助さんの表舞台復帰は“悪すぎるタイミング”だったと指摘し、批判の声が上がるのも仕方がないとしています。
島田紳助さんは暴力団との関係を週刊誌に報じられただけでなく、4年前にはタレント・モデルのマリエさんがインスタライブで、紳助さんから過去に性的な関係を求められたと暴露し、大きな波紋を広げることになりました。
ただ、島田紳助さんはマリエさんの暴露を否定しているとの報道もあり、紳助さんはこの件については一切言及していないことから、どこまでが真実なのかは定かではありません。
島田紳助さんはこうした複数の問題を抱えているだけに、芸能界復帰はあり得ないとの声が多く上がっているものの、最近になって表舞台に登場する機会が増えていることで様々な憶測が飛び交っており、今年7月から始動予定と報じられている『ダウンタウンチャンネル』に出演する可能性も取り沙汰されています。
ダウンタウンチャンネルは吉本興業が新たに立ち上げる独自のプラットフォームで配信され、松本人志さんと島田紳助さんのトーク番組『松紳(松本紳助)』(日本テレビ系 2000~2006年放送)もアーカイブ配信されるとの話もあります。
そして、松本人志さんと島田紳助さんは非常に密接な関係にあるため、松本さんがオファーすれば島田紳助さんも断れずに出演するのではないかとも囁かれているのですが、今回のボクシングイベント登場は芸能界復帰の前触れなのか否か、今後の動向にも注目したいところですね。