アーティストとしての完全復帰を発表し、6年ぶりに音楽グループ『TM NETWORK』を再始動させた小室哲哉さん(別名=TK 63歳)が新たに、中国進出に向けてボーカリストのオーディションをしているとの情報を週刊誌『女性自身』が伝えています。
『女性自身』によれば、小室哲哉さんは7日放送のラジオ番組で、2018年1月の引退発表会見後について「体調も悪かったんで、退いて1年くらいは鍵盤を触りたいと思わなかった」と振り返り、本格的な活動再開をアピールしていたといい、11日には『TM NETWORK』のライブ映像を配信予定となっています。
<↓の画像は、今年再始動した『TM NETWORK』の写真>
音楽関係者は小室哲哉さんの今後の活動について、「ユニット、ソロ、作詞作曲と幅広く音楽活動をおこなっていくと聞いています」としています。
また、小室哲哉さんを知る芸能関係者は、「小室さんは1~2年前から曲作りを再開していました。今住んでいるタワーマンションに、ご本人の住居とレコーディング専用の部屋、計2部屋借りています。一部では“金銭苦”と報じられているようですが、今でも年間1億を越える印税が入ってくるそうなので、改めて湧き出てきた創作意欲を掻き立てるレコーディング専用の部屋を新設したそうです」
と明かしています。
<↓の画像は、音楽活動を再開させた小室哲哉さんの写真>
小室哲哉さんは現在、新曲に強いこだわりを見せているといい、その理由について同関係者は、「小室さんは中国進出へ非常に興味があるようです。あのTKブームを中国で再び巻き起こすべく、昨年から自分の曲を歌ってくれる歌手を水面下で何人もオーデションしているそうです。“某有名女優”の名前も候補に挙がり、実際にレコーディングまでしたとも聞いています」
と、中国進出に向けて新たなボーカリストのオーディションも行っているとしています。
そして、この報道に対してネット上では、
- 散々不義理な事をしておいて、都合悪くなると引退を口にして幕引きを図った様な卑怯者が作った曲が、どこまで聴き手の心に響くかね。愛だの恋だの夢だの並べられたって笑っちゃうよ
- 20年以上前ならまだしも、今現在まったくいい曲を作れていないから絶対ダメでしょうね。
乃木坂に一曲だけ提供した歌も全くよくなかった。もうTMNの活動だけしてた方が無難 - 活動再開すると決めたなら、キリキリ働いて全盛期のように稼いで、お金を返すべき人、払うべき人にきちんと払ってください。
- 過去に中国含めアジア進出で、何億円ものお金を集めて散財しただけで、何も身を結ばず失敗しているのに、中国進出でまたお金を集めようとしているのか?実際投資した方々を知っているけど。
本人が中国の事情を何も知らないし、勉強もしていない。無理だと思います。 - KEIKOとの離婚また生活費を巡って、小室が2008年に懲役3年執行猶予5年の有罪判決を受けた5億円の巨額詐欺事件で背負った借金などを理由に、「月額8万円」と提示したことで調停になったと一部で報じられた。
引退して収入減が認められ調停での月額が決まるんだけど、意図的に支払額が決定後に給与増やす離婚調停のやり方だよね
家賃100万のタワマンに住めるならほんとうなら月額45万とかで調停金額言われてもしょうがないレベル。やっぱお金に汚いと言うかずる賢いというか… - 全ての失敗へとつながった「TK NEWS」「ROJAM」の悪夢を忘れてしまったのだろうか?
あのタイミングでそんなことをしていなければ今のような事態にはなっていなかった、ほとんどの人がその経緯を知らないと思うけどね
しかし、またこの時期に中国とはにわかに信じがたい。本当にそんな動きがあるとすればまったく世の中の情勢を読めていない
などの声が上がっています。
小室哲哉さんは『TM NETWORK』の活動と並行し、1980年代から数多くの歌手に楽曲提供を行い、1986年に渡辺美里さんへ提供した『My Revolution』、1987年には『TM NETWORK』の『Get Wild』が大ヒットを記録し、一躍大きな注目を集める存在となりました。
その後、『TM NETWORK』がデビュー10周年の1994年に活動が終了し、1990年代に入ってからは作曲、プロデューサー業に力を注ぎ、「小室ファミリー」と呼ばれる『TRF』、『globe』、『H Jungle with t』、安室奈美恵さん、観月ありささん、内田有紀さん、篠原涼子さん、hitomiさん、華原朋美さん等、多くのアーティストの楽曲を手掛けながらヒット曲を連発し、“小室ブーム”を巻き起こしました。
1997年時の納税額は11.7億円で推定所得は約23億円と、当時公表されていた高額納税者番付では2年連続で全国4位にランクインしており、当時を振り返ったインタビューでは「通帳は10ケタまでしか表示されないから、途中からケタが分からなくなりました」と語り、預金総額は100億円以上あったことを明かしています。
しかし、1990年代後半になるとトレンドの変化などもあり、小室ファミリーの勢いも落ち、小室哲哉さんはその後転落していきます。
その前の1996年末には、アジアをスタート地点として世界進出を目的とした会社『TK NEWS』を香港に設立、1998年に同社を吸収合併し『Rojam Entertainment』を設立して以降は、日本だけでなく香港の歌手のプロデュース、楽曲制作などを行っていましたが事業は失敗し、2004年には保有する全株式を5億円で売却して小室さんは経営から撤退、約70億円もの損失を出したとされています。
こうした事業の失敗などによって、小室哲哉さんは資産の売却を行うだけでなく、5億円詐欺事件も起こすに至っています。
過去に“黒歴史”とも言える大失敗をしていることから、中国進出に対しては否定的な反応が目立ち、日本でダメなら海外でも曲をヒットさせることは難しいのではと思います。
現時点で今後の活躍に期待する声は決して多くはないものの、小室哲哉さんはアーティスト活動再開を発表した際のコメントで、「体力は以前より後退しましたが、なにより音楽を創るアイデアとエネルギーは確実に進化していると感じています。」
と自信を見せており、これからまた海外でもヒットするような楽曲を生み出すことは出来るのか見ものですね。