平成から令和に改元した初日の5月1日に、『エイベックス』から歌手デビューしたシンガーソングライター・安斉かれんさん(あんざい・かれん 20歳)に、バーチャル歌手説が浮上していることを『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
安斉かれんさんは「ポス(ポストミレニアル)ギャル」と呼ばれる次世代型ギャルとされ、デビュー前には『エイベックス』とファッション・ビジネス企業『マークスタイラー』が東京・渋谷にオープンした期間限定ショップ『RELECT by RUNWAY CHANNEL Lab.』で店員として働き、歌手デビュー前から様々なファッションメディアに登場していたといいます。
また、コスメブランド『M・A・C』の店頭コレクションビジュアルにも採用されるなどし、徐々に注目を集めているとされています。
<↓の画像が、『M・A・C』の店頭コレクションビジュアルに起用された安斉かれんさんの写真>
5月1日からデジタル配信がスタートしたデビュー曲『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』の歌詞は、16歳の時に自身で書いたものだそうです。
7月1日には、2作目の『誰かの来世の夢でもいい』をリリースするなどしていますが、安斉かれんさんの話題を伝えているのは一部の音楽系メディアなどで、ネット上でもあまり話題になっていません。
東スポによると、安斉かれんさんは「期待の超大型新人」という触れ込みで、音楽業界では昨年後半ごろから安斉さんの話題で持ち切りだったといい、「来年、エイベックスが超大型の新人を出すらしいね。第2の浜崎あゆみとして、大々的にプロモーションするらしいよ」
と某レコード会社関係者は話していたそうです。
ところが、年が明けても大々的なプロモーション活動は行われず、令和初日にデビューしたこともほとんど話題になっておらず、インスタグラムの公式アカウントのフォロワー数も6000人弱となっています。
これまでリリースしたデジタルシングルは、タワーレコードの店頭限定で無料8cmシングルとして配布されているのですが、この扱いについても、「超大型新人どころか、その他大勢の新人と扱いは変わらないので、業界の人は首を傾げている」
と前出の関係者は語っています。
『エイベックス』はこれまで、様々なアーティストを生み出してきた事務所として知られており、力を入れているアーティストは“ゴリ押し”と揶揄されるほど猛プッシュし、2008年デビューの“ガルネク”こと『girl next door』(2013年に解散)は最たる例とされ、ガルネクはデビュー前後から様々なメディアに登場し、デビューアルバムは全収録曲がタイアップ付きでした。
『エイベックス』が総力を挙げて売り込んだことにより、デビューした2008年から2009年には『NHK紅白歌合戦』に連続出場するなどしていました。
こうした例があり、安斉かれんさんは『エイベックス』が大きな期待を寄せている大型新人と言われていたため、プロモーション活動があまりにも少ないことに業界内から疑問の声が上がっているといい、「実在しないのでは?」という声まで出ているとのことです。
その理由について芸能プロダクション関係者は、「公開されている写真やミュージックビデオは、CGで作ったキャラクターっぽいものばかり。そのため人気のバーチャルユーチューバー、Vチューバーみたいな、バーチャル歌手ではないかとささやかれている。キャラはCGで、声は誰かが当てているというわけ。ネット上でもすべてがあまりにも不自然ということで、そう信じる人も続出している」「店舗を訪れた写真はSNSに残っているが、本物かも分からない。“影武者”かもしれないし、わざわざCGで合成した可能性もある」
としています。
東スポはこのように、安斉かれんさんにバーチャル歌手説も浮上しているとしているのですが、これに対してネット上では、
- という売り出し方でしょ
- どっちにしろ売れないと思う
- 名前も顔もこの記事で初めて知りました。
- ICONIQはゴリ押しでもヒットしなかった
- 第二の〇〇ではなく、今までに見たことがないものを求めてる。
米津玄師とか、King Gnuとか、今までにない感じに魅力を感じています。第二のあゆ、今の時代に必要かな? - そもそも第二の浜崎あゆみって触れ込みが、今の時代プラスにならないと思うんだけど
- エイベックスと安斉かれんとの間に何らかの問題が発生して、デビュー計画が暗礁に乗り上げて、プロモーションがストップしているんじゃない。
もし本当にCGなら、むしろ何の問題も無くプロモーションを続けられるんだから。 - 絶対売れないでしょう。曲もアーティストも全然新しく感じない。浜崎あゆみが劣化したから若い頃の浜崎あゆみみたいな人をデビューさせても今の時代に合ってない。
- 急にこう言う記事が出たのはアユの自伝ドラマ化に彼女が主演すると言うことでは?
と言うか、自伝自体がプロモーションなのでは?アユの歌声と聞き比べてください→両方売れるのを当て込む的な - この時代に「第二の浜崎あゆみ」って聞いて聴きたくなるって人いるのかね。
予想以上に売れなくて、それを逆手にしてるプロモーションなのでしょうか。
ヴィジュアル見ても全く今の時代にあってないからなぁ。そして何より実在しないならもっとかわいいだろって話。フェンディ着せても負けちゃってるよね。
などのコメントが寄せられています。
あえてデビューのタイミングで売り込まず、『エイベックス』は今売り込むタイミングを見計らっている可能性もあるので何とも言えませんが、デビュー曲を聞く限り歌唱力が低いと感じますし、ビジュアルは決して悪くないものの売れそうな雰囲気がありません。
また、東スポは安斉かれんさんにバーチャル歌手説が浮上しているとしているのですが、5月のデビュー以降、タワレコの各店舗を訪れた際の写真が複数ツイッターに投稿されており、実在するのは恐らく間違いないでしょう。
<↓の画像が、タワレコで撮影の安斉かれんさんの写真>
ニュースサイト『リアルライブ』が22日に配信した記事では、浜崎あゆみさんの暴露本と言われる小説『M 愛すべき人がいて』のドラマ化が決定し、安斉かれんさんが浜崎さん役に内定していると伝えており、ドラマ放送に合わせてプロモーション活動が活発になるのではないかと予想しています。
これも現時点では噂ですが、安斉かれんさんは一昔前のギャルを彷彿とさせるビジュアルで、楽曲も1990年代を強く意識したものとなっていることから、第2の浜崎あゆみとして大々的に売り出すためにドラマの主演に起用し、ゴリ押しをしていく可能性は十分ありそうです。
現時点では冷ややかな声、厳しい声が多々上がっているので、『エイベックス』が思い描くようなブレークができるかは分かりませんが、ゴリ押しによってどこまでファンを増やせるか注目ですね。