2018年9月16日をもって芸能界を引退し、表舞台から完全に姿を消した元歌手・安室奈美恵さん(あむろ・なみえ 43歳)が、来年復活するとの情報が飛び交っており、ファン等の間で注目を集めています。
安室奈美恵さんの芸能界復帰説は、週刊誌『週刊女性』やニュースサイト『日刊サイゾー』が報じており、安室さんのコンサートのプロデュースを担当していた企画・運営会社社長で音楽プロデューサーのA氏や、安室さんのグッズ製造・販売を請け負っていた会社社長のB氏が、2021年9月の復帰を目指して水面下で動いているとしています。
週刊女性の記事では芸能プロダクション関係者が、復帰時期が引退から3年後の2021年に設定されている理由について、「引退してから世間の関心をどれだけ引っ張れるのかとなったときに、移り変わりの早い今の社会情勢だと『2~3年が限界ではないか』という話になったそうなんです。今年は、本来であれば東京オリンピックが開催されていたので、五輪後には世間の話題も乏しくなるだろうという考えから、復活タイミングを2021年に持ってきたといいます」
と語っています。
安室奈美恵さんの個人事務所『stella88』でも新たな動きが確認されており、昨年3月に「namie amuro」というローマ字の商標登録を特許庁に出願、今年8月18日に商標登録されています。
これについてレコード会社関係者は、「芸能人はさまざまな形で権利収入が入ってくるので管理するのは大切な仕事ですが、引退後に新たに登録することは珍しいです」
としています。
そして、週刊女性の取材班は安室奈美恵さんの復帰について、A氏が代表を務める会社に問い合わせをしたところ、「社内でそのような話は聞いておりません」と回答し、安室さんの2021年復帰説を認めなかったといいます。
しかし、前出の芸能プロ関係者は、「安室さんの復帰は、来年以降からの“継続的”な復帰ではなく、あくまで“一夜限り”または“期間限定”という形となりそうです。本人が決断した引退だったわけですから、周りがどう言おうと長く続けようというモチベーションはないはず」
と、期間限定の可能性もあるが安室奈美恵さんは復帰すると語っています。
また、日刊サイゾーの記事では民放関係者が、「復活プランが進行中です。民放では『日本テレビ』が全面バックアップし、復活までの模様を『Hulu』で追うドキュメンタリー番組も企画されているという噂です。復活のタイミングは来年だと言われていますね」
との情報を明かしています。
安室奈美恵さんの復活説が急浮上した背景や、引退後に商標登録を行った理由について週刊誌記者は、「過去の音源や映像などの権利は、ライジングとエイベックスが持っている。『安室奈美恵』グッズやロゴマークを使って商品を売っても、安室さんの個人事務所に入るロイヤリティは少なかったんです。そこで、まだ申請されていなかったローマ字表記の名前を申請したのでしょう。これは、復活に向けて稼ぐ気でいる噂の根拠になります」
と語っています。
安室奈美恵さんは引退前のインタビューで、「25年間を悔いなくやりきったというのはありますね」と語り、芸能界への未練を感じさせない清々しい表情を見せていましたが、「実際は、安室の個人事務所は一番儲かる原盤権をほとんど持っていないので、カラオケや歌唱印税が数パーセント入ってくるだけで売り上げは、それほどでもない状態。安室自身、独立を考えていたころとは話が違うと、引退に関しては後悔をしているようで、A氏との関係も微妙になっているようです」
と音楽関係者は証言しています。
復帰後の活動については、「NHKが安室にオリンピックの応援歌をオファーするプランがあるようです。嵐が活動休止となり、代役として安室の復活で盛り上げようと考えているとか。これを皮切りに、まずは期間限定で復活をして徐々に、本格的な復帰へとつなげていくつもりでしょう」
と民放関係者は語っています。
このように安室奈美恵さんの2021年歌手復帰説が報じられているのですが、これに対してネット上では、
- そんな早々の復帰なんてあるはずがないだろ。彼女はそんな安っぽい事など絶対にしないはず
- 最高の引き際をしたのを戻すとかあり得ない。2年遅ければコロナに影響されてたわけだし。
コロナ禍で芸能やライブ関係者がヤバイから、復帰画策してるのだろうけど、本人はやらないと思うし、周りもそっとしておくべきでしょ - 彼女の性格は想像するに、決めたことを曲げない気がする。流されない、だから一流なんだよね。もう戻らないと思う。
- 絶対復帰はないだろうなとは思うけど。もし、安室さんがとても世話になった人たちが、コロナの影響で困窮して大ピンチな状況になっていたとしたら、その人たちを助けるために一肌脱ぐということはあり得るのかな。とも思ったけど、やっぱりないだろうなぁ。
- 安室ちゃん本人が引退の時に「戻ることはありません」って言っていたもの。それが真実。安室ちゃんに復帰はないよ。寂しいけれど。
- 芸能界には戻ってこないと思うよ。本人の意思で引退したわけだし、芯のある人だったから、よっぽどの決意だったはず。
周囲の思惑は分からないけど、信憑性のない復帰論で困惑させないでほしいね。
などの声が上がっています。
安室奈美恵さんが芸能界引退後も、『セブンイレブン ジャパン』と『沖縄タイムス』の共同イベントとして『WE(ハート)NAMIE ONLINE HANABISHOW』(企画制作・日本テレビ)を開催しており、今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの花火ライブを開催したほか、様々な安室さんグッズの販売も行っていました。
また、引退イベントが開催された沖縄県宜野湾市と市の観光振興協会、『日本郵便』の沖縄支社でつくる『ぎのわんハートプロジェクト』が、特注のハート型ポストから投函を行うと、安室奈美恵さんの顔がデザインされた消印が行われるサービスの延長を決定しており、これは安室さんサイドから許可を得てのものとなっています。
安室奈美恵さんが芸能界を引退してからもこうしたイベント開催、安室さんに関連する様々なプロジェクトが継続し、加えて新たにローマ字の商標登録も行っていることから、今後何かまた大きな動きがありそうな気配が漂っています。
ただ、安室奈美恵さんは引退前のインタビューで、「25周年で歌手の安室奈美恵は全て完結しているので、私がステージに戻ってくることはないです」と断言しています。
引退を決意した理由についても、「声帯もいろいろ壊してしまって、そういう不安もあったりはしていたので。そろそろ声帯も限界なのかなとか、声がうまく出ないなとか、そういうこともあったりしていた」などと説明していました。
本人がこのように語っていたため、期間限定でも歌手として復帰する可能性はゼロと言っても過言ではないのですが、芸能界復帰して歌手以外の活動を展開する可能性はあるのでしょうかね。
現時点ではまだ憶測、噂レベルの話ですが、来年何か動きがあるのかどうか、引き続き動向に注目していきたいです。