女子プロゴルファーの宮里藍選手(31)が、今シーズン限りで現役を引退することを電撃発表しました。
5月29日に引退表明記者会見を行うことをマネジメント事務所が発表しており、引退を決意した理由、現在の心境などについて宮里藍選手本人が話すとのことです。
宮里藍選手はアメリカのLPGAツアーで通算9勝、日本のLPGAツアーでは15勝という成績を残しており、今シーズンはアメリカツアーを主戦場としながら、国内ツアー3試合に出場。
5月19日から行われた「中京テレビ・ブリヂストンレディス」では6位にランクインし、6月8日から開催の「サントリー・オープン」にも出場が決定しています。
宮里藍選手は3人兄弟の末っ子で、兄の宮里聖志選手、宮里優作選手もプロゴルファーとして活躍しています。
4歳の頃からゴルフを始めた宮里藍選手は、中学生だった1999年と2000年の「全国中学校ゴルフ選手権大会」で連覇を果たし、2001年に東北高校(宮城県仙台市)に進学。
2001年と2002年には「全国高校ゴルフ選手権」も連覇し、2002年にはアジア大会個人の部でも金メダルを獲得。
そして、2003年に日本女子アマチュア、日本ジュニア、さらにレギュラーツアー「ミヤギテレビ杯 ダンロップ女子オープン」を史上最年少で優勝しプロに転向。
2004年から本格的にツアーに参加し、この年は5勝を挙げて大きな注目を集め、2005年も年間6勝を記録するなど、素晴らしい活躍によって一躍日本を代表する女子プロゴルファーとなりました。
2006年からは主戦場を米国に移し、2010年には年間5勝を挙げ、世界ランキングで日本人初となる1位になりました。
そんな宮里藍選手が現役引退を表明しネット上では、
- びっくり!!結婚するのかなぁ!!
- マジで衝撃だ…。怪我?結婚?女子ゴルフをここまで人気にしたのは藍ちゃんいてこそだからな。寂しくなるな。
- 最近、成績が振るわなかったのは事実だが、これには驚いた。
- 早熟な天才だったか…
- 渡米当時、飛ばしが主流だった米国ツアーで、小技を武器に孤軍奮闘した実績は、誠に称賛に値する。
- 十代から試合試合で自由が無かっただろうからな~。結婚するのかは解らないけどまだ31歳、第二の人生を楽しんで欲しいです。今まで日本の女子ゴルフ界を牽引し続けてくれてありがとう!
- まだ31歳なのに!どこか悪いのか?結婚しても続ける人は、たくさんいるからなぁ
などのコメントが寄せられています。
ゴルフは選手寿命がないスポーツだと言われており、宮里藍選手は今年で32歳とまだまだ若いことから、今シーズン限りで現役引退というのは衝撃的です。
何か大きなケガをしたとかであれば納得できるのですが、特にそういったトラブルも無かったようなので、2013年以降に成績が低迷していたこと、もしくはプライベートで結婚するため、現役を引退するということなのでしょうか。
ちなみに、宮里藍選手と同級生であり、ライバルとして共に女子プロゴルフ界を盛り上げた横峯さくら選手は、2014年4月にメンタルトレーナー・森川陽太郎さんと結婚。
<↓の画像左が横峯さくらさん>
横峯さくら選手はかねてから30歳で現役引退と語っていたのですが、現在も現役を続けており、日米で優勝を果たすことを今シーズンの目標に掲げています。
結婚したとしても現役を続けることは可能であるため、何か別の理由がありそうなのですが、年齢的にもやはり結婚の可能性が一番高いかもしれないですね。
ちなみに、宮里藍選手は2015年6月の誕生日を迎える直前に受けたインタビューで、「30代になれば結婚もしたいし、子供も欲しいと思います……」と話していました。
今後はプライベートを充実させたいと考え、引退を決意したのかどうか分かりませんが、29日に行われる引退表明会見で、引退を決意した経緯についてどのように語るのか注目したいところです。