3人組ロックバンド『TRICERATOPS(トライセラトップス)』のボーカル&ギター・和田唱さん(40)と女優・上野樹里さん(30)が26日に結婚し、同31日には、お互いのSNSに頬を寄せ合った仲睦まじいツーショット写真を投稿して大きな反響を呼んでいますが、上野さんの態度の悪さが業界内で不評だったことをニュースサイト『ビジネスジャーナル』は報じています。
上野さんは以前からTRICERATOPSの大ファンであることを公言しており、初めて買ったCDは同バンドのシングルで、ライブ会場などでも上野さんの姿が目撃されていたそうなのですが、知人を通じて距離を縮めて交際がスタートしたのは昨年秋だといい、それから食事に行くなどのデートを重ね、交際期間半年ほどのスピード結婚。
このタイミングで結婚となったのは、上野さんが5月に30歳を迎えたことと、仕事が一段落したことからだそうです。
上野さんは、今年1月期に放送されたSMAP・香取慎吾さん主演の連続ドラマ『家族ノカタチ』(TBS系)でヒロインを演じ、その他に映画やCMに出演するなど活躍していますが、上野さんの代表作というと2006年放送の初主演作『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で、変人ピアニストの主人公を見事に演じきり注目を浴びました。
その後は『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)で性同一性障害の女性を演じ、その他にも様々なドラマや映画に出演し、2011年にはNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で主演を務めましたが、大河ドラマ出演後にはなぜか仕事が減り、メディアへの露出量の減少によって「表舞台から消えた」と言われるほどでした。
それについてテレビ局の関係者は、『のだめカンタービレ』で演じた役のイメージからの脱却が出来ておらず、同世代で演技力がある女優が多数出てきたことなどの事情があったとしつつも、「現場での態度の悪さが業界内で広まったから、ともささやかれています。」と語っています。
上野さんは思ったことをすぐに口にするタイプだといい、よく言えば裏表が無いものの、プライドが高くて他人への要求もキツイため、「わがまま」「協調性に欠ける」と捉えられてしまうような言動が多々あるのは事実だといいます。
ドラマの現場だと監督や脚本家に対して注文をつける他に、「鈴木保奈美や岩城滉一などの大先輩にタメ口で話しかけた」「ハリウッド女優の栗山千明に演技指導をしていた」という悪評は枚挙にいとまがないとのこと。
そんな上野さんは2011年11月に行われた大河ドラマの主演バトンタッチ会に、2012年放送の『平清盛』で主演を務めた松山ケンイチともに登場した際には、「NHKさんからのお菓子の差し入れがないんですよね」とこぼし、これに対して屋敷陽太郎プロデューサーが慌てて「大切な受信料からお菓子を買ってはだめですからね」と弁明させたこともありました。
こういったことがあり、2012年に週刊誌『フライデー』が発表した「クリエーターが選ぶCMに避けたいタレントワースト15」で上野さんは2位にランクイン。
そんな上野さんは2008年4月期放送の『ラスト・フレンズ』の出演者たちとともに、『笑っていいとも!2008春の祭典SP』へ出演した際、お題の単語を使って文章を作るというゲームで、「脇」という言葉が分からずに「なにこれ、この脇、何?」「わかんない」と言いながらゲームを放棄したような態度を見せ、MCのSMAP・中居正広さんは「どうした? もうちょっと、女優さんだからかわいくやらないと」と指摘し、タモリさんは「ちょっとヤンキーっぽかったね」と呆れていたとのこと。
その後も上野さんは番組の企画に対して「あっ、むず!」「むずい!」と言いながら、ふてくされたような態度を見せていたそうで、中居さんから再び「上野さん、もうちょっと言葉を選んで……」「言葉のチョイスが乱暴! 生放送だから」と注意を受けていたといいます。
これに対してネットでは、
- いいともの祭典の時は見てたけど、長澤まさみが『役になりきってるから』とか言ってたな。ラストフレンズの上野樹里の役は確かに言葉遣い悪かったの確か。のだめのころの上野樹里はのほほんとしてたし。良くも悪くも演者体質なんだろうね
- 今の女優さんはみんないい子ちゃんすぎるだけで、元々女優ってこんな感じなんじゃないの。
- 実力派でも、態度も言葉も悪いと一緒に仕事はしたくないね。
- 感情のふり幅の大きな人なんでしょうね。だから演技がいいのかも。
- 演技下手でも、事務所の力で映画やドラマに出演してる人達に比べたらよっぽどマシ。
- 結婚した途端にこんな記事を書かれて可哀想。悪意を感じる。
などのコメントが寄せられています。
上野さんの性格がキツイというのは以前より言われており、上野さんの姉でシンガーソングライターの上野まなさん(33)は5月31日に放送された『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、3姉妹の中では末っ子の上野さんが一番気が強く、負けん気も強いといい、「上野家はみんな口げんかが強い。(樹里は)一番強いので、年上の人だったら引いてくれるから合うと思う」などと語っており、噂されているような性格なのはほぼ間違いないと思われます。
また、『江〜姫たちの戦国〜』の撮影中に共演者やスタッフとトラブルになっていた事を当時週刊誌などによって報じられていましたが、上野さんは役に入りきる憑依型の女優だと言われており、演技に対してもストイックな方のようなので、共演者とぶつかることもあるでしょうね。
そんな上野さんですが演技力には定評があり、『家族ノカタチ』での演技も視聴者から高く評価されていました。
今年は8月20日より公開される少女漫画原作の実写映画『青空エール』に出演しているほか、秋に公開予定の映画『お父さんと伊藤さん』で主演を務め、リリー・フランキーさんと20歳の年の差カップルを演じています。
今後も恐らく悪評は上がるかと思いますが、気にすることなく結婚を機にさらに女優として成長していってほしいと思いますね。