2007年をもって現役を引退した元メジャーリーガーで、1998年に66本のホームランを打ち、マーク・マグワイアさんと激しいシーズン最多ホームラン争いを繰り広げたサミー・ソーサさん(48)が現在、別人のような姿に変貌を遂げているとして世界の野球ファンらの間で話題になっています。
ジャマイカやキューバなどと同じラテンアメリカ(中南米)に位置するドミニカ共和国出身のサミー・ソーサさんは、現役時代に通算609本のホームランを打ち、過去2度のホームラン王、打点王を獲得するなどの成績を残しており、野球ファン以外の間でも知られた選手でした。
そんなサミー・ソーサさんと言えば、黒人系の黒い肌が特徴的だったのですが、現在世界的に広まっている写真を見てみると、完全に別人だと思ってしまうほど肌の色が白くなっており、かなり衝撃的な変貌を遂げています。
<↓の画像が、ネット上で拡散され話題になっている現在のサミー・ソーサさんの写真>
<↓の画像が、黒い肌だった頃のサミー・ソーサさんの写真>
現在拡散されている写真は、イギリス・ロンドンで遭遇した人物によって撮影されたものなのだそうで、アメリカのニューズウィーク紙(Newsweek)などのメディアは、「間違いなく白人男性と勘違いされうる」「サミー・ソーサの白い肌にツイッター(また)パニック」「メジャーリーグのレジェンド、さらに明るい肌になってファン仰天」「サミー・ソーサ、マイケル・ジャクソンのように美白か?」などと、大きな衝撃を与えていると伝えています。
実際に、別人のように様変わりしたサミー・ソーサさんの姿を見たネットユーザーからは、
- 綺麗なジャイアンみたいになっとる
- 完全に誰お前感
- 知っとるサミーソーサちゃう
- 真っ白やん…マイケルみたいだ
- サミーソーサがいま目の前に居ても絶対気づかない自信あるわ
などといった声が上がっており、現在の姿が大きな衝撃を与えています。
なお、ニューズウィーク紙によれば、サミー・ソーサさんは過去に出演したテレビ番組で自身の肌の色について言及しており、肌の色が変化した理由は「スキンケアクリーム」を使用したためだと説明。
サミー・ソーサさんは肌を白くするためではなく、「肌を柔らかくする」ことを目的として毎晩寝る前にスキンケアクリームを塗ったところ、美白効果も得られたのだと経緯を明かしています。
<↓の画像は、その他の肌が白くなったサミー・ソーサさんの写真>
サミー・ソーサさんのように肌が白くなった黒人系の方としては、2009年に亡くなった歌手のマイケル・ジャクソンさん(享年50)が有名で、元々黒人系だったにも関わらず徐々に肌の色が変わり、最終的には白人のような白い肌に激変したことによって、美容整形手術をして肌の色を変えたのではないかという疑惑が何度も浮上していました。
しかし、マイケル・ジャクソンさんについては、1984年にペプシコーラのCMで頭部に大ヤケドを負ったことやストレスなどによって、皮膚の病気「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」(皮膚の色素が抜け白い斑点が出る病気)などを発症し、肌の色が斑(まだら)模様になってしまったことから、肌の色を均一にするためにメークなどを施していたと担当の皮膚科医が証言しており、実際に死後の検死報告でも肌の色の変化は病気によるものだと証明されています。
<↓の画像が、マイケル・ジャクソンさんの顔の変化>
そんなマイケル・ジャクソンさんに続き、サミー・ソーサさんの肌の色の変化にも注目が集まり、その原因としては様々な憶測が飛び交っているようなのですが、果たしてスキンケアクリームの使用のみで、ここまで白い肌に変化するということはあるのでしょうかね…。
ちなみに、サミー・ソーサさんの肌が白くなっていることは8年前の2009年ごろから話題になっており、当時アメリカのメディアは「サミーはマイケル・ジャクソンの真似をして、肌を漂白しているのか?」と報道していました。
<↓の画像が、当時話題になった時の写真>
左は妻・ソニアさん
サミー・ソーサさんと親しい友人は当時肌の色の変化について、レーザーによる「リジュビネーション(若返り)治療」を最近施し、その副作用によって一時的に肌の色が明るくなっていると答え、一方の本人は今回と同様にスキンケアクリームの使用によって、肌が白くなったと説明していました。
当時メディアに掲載された写真に関しては、照明や加工による影響でかなり白く見えるもので、実際にはそれほどの変化は起きていないとのことだったのですが、その後も変化を続けて明らかに別人のような姿になっていますね。
サミー・ソーサさんの出身国・ドミニカ共和国の人々は、ヨーロッパ系が約16%、アフリカ系が約11%、ムラート(ヨーロッパ系白人とアフリカ系黒人の混血)が73%、10~20%はインディアン部族系のタイノ人の血が流れているそうで、白人に対しても柔軟な考え方をしているそうです。
また、ドミニカ人の多くは自身のことを純粋な黒人ではなく、混血と捉えているそうなので、これはあくまでも憶測ですが、サミー・ソーサさんは多少なりとも白人の容姿に対して憧れなどを持っていて、スキンケアクリームを塗るだけでなく、何かしらの手を加えて現在の白い肌を手に入れた、もしくはマイケル・ジャクソンさん同様に、病気が原因で肌が白くなったのかもしれないですね。