女優だけでなく歌手としても活動している剛力彩芽さん(22)が昨年10月以来、約1年ぶりにニューシングル『相合傘』をリリースするのですが、当分の間は歌手活動に専念することが明らかとなりました。
これはニュースサイト『日刊サイゾー』が、剛力さんが所属する芸能事務所・オスカープロモーションの関係者に取材を行い明らかとなったもので、「ドラマの仕事もひと段落ついたので、当分はアーティスト活動に専念します」と語っていたとのこと。
剛力さんは2002年に「第8回全日本国民的美少女コンテスト」のオーディションへ参加し、2次選考で落選してしまったものの、この会場でスタッフにスカウトされて小学校4年生の時に芸能事務所入り。
(↓の画像は、小学生時代の剛力彩芽さんの写真)
2008年2月からファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルを務め、その後オスカーに所属する武井咲さん、忽那汐里さんの3人で“若手女優御三家”等といわれ期待が寄せられ、剛力さんは2人よりも先に2011年7月期放送の連続ドラマ『IS(アイエス) 〜男でも女でもない性〜』(テレビ東京系)で、事務所の先輩である福田沙紀さんと共に主演を務め、2012年1月期放送の深夜ドラマ『ティーンコート』(日本テレビ系)で初の単独主演。
その後も事務所の猛プッシュにより、数多くのドラマや映画にメインで出演していたのですが、あまりにも露骨な売り出し方だったため“ゴリ押し”だと批判され、ドラマの視聴率も散々な結果となっていました。
そんな中で、2013年1月期放送の『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)で月9ドラマ初主演を務めたのですが、最終回の平均視聴率が8.1%で月9枠の最低視聴率記録を更新(当時)。
さらに、全11話の平均視聴率が11.3%で、月9ドラマ史上2番目に低い視聴率(当時)と散々な結果となり、その後プライム帯(19~23時)の連続ドラマに出演する機会が減っていくことに。
そして、今年4月期に、テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ枠(金曜23時15分-翌0時15分)で放送の連続ドラマ『天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課』(テレビ朝日系)にて、久しぶりに主演を務めましたが、全9話の平均視聴率は6.1%で同枠のワースト2位という結果に。
しかし、剛力さんは歌手としてはまずまずの成績を残しており、2013年7月にリリースしたデビューシングル『友達より大事な人』は、手をグルグル回す“プロペラダンス”が話題になったことも影響してオリコンの週間ランキング初登場7位。
- 『友達より大事な人』MV(YouTube)
また、その後も2枚のシングルとアルバム1枚をリリースしていますが、そこそこの売り上げを記録し、オリコンのランキングでそれぞれ10位前後にランクインしています。
剛力さんは5歳の時から始めたダンスを特技としており、ヒップホップやジャズダンスのレッスンを受け、中学時代には姉の香純さんと「ダンスユニット・ごうりき」としてコンテストに出場し、見事入賞するほどの成績を残し、高校時代の3年間はダンス部に所属していました。
(↓の画像は、剛力さんの姉・香純さんの写真)
そんな剛力さんのダンスの実力は高く評価され、新曲をリリースする度に振り付けが注目を浴びているのですが、『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)で共演した事があるビートたけしさんは、剛力さんのことを“剛力ねえさん”と呼び「剛力ねえさんのダンスは最高だよ。それに性格もいい子だよ」と高く評価。
4月に放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)にゲスト出演した際には、好きな女優として剛力さんの名前を挙げ、「目がスゴい綺麗。キレイな娘だなと思った」と絶賛。
また、明石家さんまさんも剛力さんのことを高く評価しており、さんまさんの娘でタレントのIMALUさんが12歳ぐらいの時に通っていたダンススクールに、当時8歳ぐらいだった剛力さんが入ってきたそうなのですが、一番年下でまだ小さいにも関わらずもの凄く頑張っている姿を見て可愛いと思い、それ以来ファンになって度々テレビ番組でも剛力さんのことが好きだと語っています。
オスカーの強引な売り出し方によって“ゴリ押し”等と批判され、そうしたバッシングによって、一時期はイローノゼ状態にまでなっていたと週刊誌『週刊文春』によって報じられたこともありましたが、剛力さんを評価する声は多くあり、今後の活動次第では歌手としてだけでなく、女優としても評価される可能性は十分にあると思いますので、これからに期待したいですね。