名バイプレーヤーの個性派女優・もたいまさこさん(本名=罇真佐子 71歳)が、3年前からヒッソリと芸能活動を休止して表舞台から突然姿を消し、激ヤセした姿が目撃されているとニュースサイト『NEWSポストセブン』が報じています。
東京・渋谷出身のもたいまさこさんは、実践学園中学・高校を卒業後に舞台芸術学院へ進学、そして1972年に同校出身の女優・渡辺えりさん(69)らと劇団『劇団3〇〇(さんじゅうまる)』を結成、1986年に退団しました。
1986年から『金鳥 タンスにゴン』のCMに出演、同CMで使用された「亭主元気で留守がいい」とのフレーズが一斉を風靡し、流行語大賞で銅賞を受賞しました。
その後、三谷幸喜さん(62)らが脚本を手掛けたフジテレビのコメディドラマ『やっぱり猫が好き』シリーズ(1988~2007年放送)で室井滋さん(65)、小林聡美さん(59)と主演を務め、このドラマのヒットにより人気知名度がさらに上昇し、バイプレーヤーとして活躍を続けていました。
<↓の画像は、『やっぱり猫が好き』出演の小林聡美さん、室井滋さん、もたいまさこさんの写真>
そんなもたいまさこさんが3年前から芸能活動を休止しているといい、「数年前から『もう仕事はしたくない』と周囲に話していたそうで、コロナが流行ってからは、行きつけの飲食店にも顔を出さなくなったそうです。2021年に出演したドラマを最後に女優の仕事はしておらず、仲間内でも彼女を心配する声があがっていました。どこで何をしているのでしょうか」
と映画関係者が語っています。
もたいまさこさんが芸能活動を休止している理由について知人は、「若い頃に比べ、『体が動かなくなった』と話していて、出演のオファーは断っているそうです。次回作に出演する予定もありません。以前、彼女は『老後は南の島に家を建ててのんびり暮らしたい』と言っていましたが、今は都内のマンションで役者業からは距離を置いた生活をしています。少し痩せたようですが、親しい知人のサポートを受けながら自由気ままな生活をしているようです」
と証言しています。
もたいまさこさんはこのまま芸能界を引退する可能性もあるようで、40年近く所属していた事務所『シャシャ・コーポレイション』は閉鎖に向かっているとしています。
<↓の画像は、NEWSポストセブン撮影のもたいまさこさんの近影>
もたいまさこさんが最後に出演した作品は、盟友・小林聡美さんが主演したドラマ『ペンションメッツア』(WOWOW)とみられますが、この作品はコロナ禍の2020年8月に撮影が行われ、もたいさんは全話に登場するもセリフは無く、遠くから出演者たちを見守る存在の“森の人”役を演じていました。
<↓の画像が、2021年放送のドラマ『ペンションメッツア』出演のもたいまさこさんの写真>
小林聡美さんはもたいまさこさんとの撮影を振り返り、「お芝居の直接的な絡みはなかったし、今回は距離感がありましたね。ソーシャルディスタンスもありますし。もたいさんご自身も、自分の役目を自覚していらっしゃったみたいで、自然と距離を置いていて。まあ、誰よりも目立っていましたけど(笑)、『わたしは近寄らないわよ』っていうオーラが、現場全体に行き渡っているような感じでしたね」
と語っていました。
これを最後にパタリと活動が止まり、NEWSポストセブンが撮影の写真では分からないものの、以前に比べて激ヤセしているというのが事実ならば心配です。
ただ、もたいまさこさんの知人によれば、現在は仕事から距離を置きながら、のんびり自由気ままに生活しているといい、何か大きな病気を患っているということでもないようで、このままヒッソリと引退というのは何とも寂しいですが、引き続き穏やかな生活を送ってもらいたいです。