ワタナベエンターテインメント所属のお笑いトリオ『ぱーてぃーちゃん』のボケ担当で、徳川家の末裔だと公言している信子さん(別名=アゲみざわ信子 本名=大野信子 31歳)の父親が、大阪にかつて存在した暴力団『信貴組』の組長・信貴久治さん(しぎ・ひさじ)だったと4日発売の週刊誌『フラッシュ』が報じています。
信子さんはこれまでに様々な場で、自身が徳川家の末裔であると語り、「徳川家康の名前が入ったトーナメント表(家系図)もある」「うちのひいばあちゃんまで名字が『徳川』。そこで嫁入りして名字が変わっちゃった」
などと説明し、自身の父親が建てたという大阪の家は33億円の大豪邸で、敷地内を車で移動するほど広大だったとし、その家は現在お寺になっているとも語っています。
その33億円豪邸には徳川家の家紋入り甲胄などもあったといい、「(父親が)自力資金で建てた。(徳川の)実家を継げみたいになったんだけど、『いや、やりたいことがある』って言って勘当みたいになった。だから、自力で家を建てられるくらい会社とか頑張っていた」
などと語り、父親の職業については「“土地ころがし”してた」と、不動産業を営んでいたとしています。
このように徳川家の末裔であることを度々ネタにし、かつて住んでいた家は33億円の大豪邸だったと豪語しているのですが、フラッシュが信子さんの父親について取材したところ、「父親は、かつて大阪に存在した暴力団『信貴組』組長の故・信貴久治氏なんです。信子はテレビで実家のエピソードを話していますが、そのことには一切触れていません。しかし、本人も父親が誰かを分かったうえで、暴力団組長だったと認識していました」
と、信子さんの実家について知る関係者が証言しています。
<↓の画像が、信子さんの父親で元暴力団組長・信貴久治さんの写真>
信子さんの父・信貴久治さんは、大阪・西成に本部を置く指定暴力団『東(あずま)組』の創立者で初代組長・東清さんの親分だったと言われている方で、大阪府堺市内でキャバレーなどを経営して富を築き、1960年ごろには信貴組を解散し、1976年の衆議院議員選挙に出馬するも落選、選挙買収行為も発覚して公職選挙法違反で逮捕、実刑判決が確定するも収監直前に逃亡し、1996年まで約3年にわたって逃亡生活を送っていました。
こうした経歴からフラッシュは「伝説のヤクザ」と言うべき人物とした上で、堺市内に実在する33億円豪邸の近隣住民は当時の様子について、「御殿の近くに行くと“黒服”が何人もいて、近所でも『あそこはヤクザだよ』と有名でしたよ。昔は夜になると、屋敷を派手にライトアップしていたこともあった。33億円かは分からんが『外壁だけで3億円』とは言っていたなぁ」
と証言しています。
クラブのママは、「久治さんはヤクザだけど、気風のいい人でしたよ。遊び人でもありましたけど……。『徳川家の末裔だ』とも話していましたね。」
と明かしています。
しかし、バブルが弾けたことで信貴久治さんの会社は約350億円の負債を抱えて1991年に倒産、33億円豪邸は競売にかけられて現在は寺院となり改装されているものの、洋館のような内装はそのまま残されているそうです。
<↓の画像が、現在は寺院になっているぱーてぃーちゃん・信子さんの元実家の写真>
フラッシュはさらに、信子さんにとって40歳上の兄にあたる信貴久治さんの長男に取材したところ、「信子さんが父・久治の娘だとは知っています。しかし、芸能人だとは初耳でした。約15年前に父が大分で亡くなり、葬儀のときに信子さんとは会ったきりです。父のことは、あまり話したくありません。彼女が芸能人なら、マイナスになると思いますから」
と、多くは語らなかったとしています。
また、徳川家の末裔についても聞いたところ、「信貴家が徳川家の末裔という話は聞いたことがないです。まあ、信子さんがそう言っているなら、それはそれでいいんじゃないでしょうか」
と答えたとのことです。
そして、フラッシュが信子さんが所属するワタナベエンターテインメントに対して、父親が元暴力団組長であることや徳川家との関係について問い合わせたところ、「父の死後に『本人(信子)が生まれる30年以上前まで、暴力団組長だったらしい』という話は聞いたことはありますが、相当な過去のことですし、両親が離婚し母親に引き取られていたので、トークで触れる必要はないと思っています。父の仕事は不動産経営だと聞かされており、選挙買収や逃亡、倒産などは全く把握しておりません。本人は『徳川家の末裔だ』と聞いておりますし、家系図や家紋なども見たことがあります」
と回答したとしています。
<↓の画像は、ぱーてぃーちゃん信子さんの幼少期と母親・百合さんの写真>
この報道を受けてネット上では、
- 頑張ったんだろうけど…とうちゃん 反社じゃなあ
- 真偽が定かではない徳川の末裔ってことは話すのに、ヤクザってことは隠すんだ…
- 反社の関係者には徳川家に泥を塗る言動は止めてもらいたい
- 何で建てたか言わないなら話題にも出さないほうがいいだろ。その33億の分泣いた人がいるんだから。
- そのうち徳川宗家が出てきてバチバチしそう。末裔云々が事実だとしても親戚一同は複雑な心境だろうね。
- 仮に「徳川家康の末裔」じゃなかったとしても、信子本人は悪くないと思うし、正直そんなのはどっちでも良いと思う。
バラエティの中の大体のことはフィクションみたいなもんだと思っているし。 - 徳川家の末裔なんていいネタになるのに詳しくは触れないなとずっと思っていた。
これが理由だからバラエティ番組とかでもあまりにもややこしい話だから深掘り出来なかったんだ。
などの声が上がっています。
父親がかつて暴力団組長だったことを知りながら、テレビ等で堂々と父親について語っていたというのは驚きです。
過去には俳優・勝地涼さんも『週刊新潮』によって、父親が東京・西浅草に本部を置く指定暴力団『松葉会』の元幹部だったと報じられており、勝地さんが誕生後もしばらく暴力団だったものの、20年以上前に組を抜けてカタギになり、不動産業を始めたとのことでした。
他にも、信子さんと同じくナベプロ所属の先輩トリオ『ネプチューン』の名倉潤さんの兄も『山口組』の4次団体の組長で、不動産ブローカーをしていたとされています。
親族に暴力団関係者がいる芸能人は珍しくなく、本人が反社会的な行為をしていないのであれば、そこまで問題視することでもないとの声も少なくありませんが、こうした報道が出てしまった以上は今後33億円豪邸や、事実なのかどうかも定かではない徳川家に関するトークは控えた方がいいかもしれないですね。