10日付けのスポーツ紙「東スポ」が、お笑いコンビ・とんねるずが解散し、芸能界も引退するという記事を一面に掲載し大きな話題になっています。
同紙によれば、とんねるずがコンビで唯一レギュラー出演しているバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が、早ければ今年9月末、遅くても来年3月末をもって終了予定だそうで、フジテレビ制作局のとんねるず担当も廃止になるとのこと。
(↓の画像が、とんねるず解散を報じた東スポの一面)
その理由というのは、木梨さんがよく番組でモノマネを披露していたことでも有名なフジテレビの常務取締役(編成制作局バラエティ制作・アナウンス室・美術制作担当)だった港浩一さんが、今年6月の人事異動によって同局の子会社「共同テレビ」の社長に就任したことにあり、これまではギャラが高く視聴率が悪くても港さんがいたことによって問題になることは無かったようです。
(↓の画像が、港浩一さんの写真)
(↓の画像は、木梨憲武さんが港さんのモノマネをしている写真)
ちなみに、とんねるずの石橋貴明さん(53)と木梨憲武さん(53)お2人のギャラは、番組1本あたり約800万円以上だと言われ、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の制作費は1本あたり約3000万円とのことなのですが、ここ数年の平均視聴率は大半が1ケタ、良くても10%前後をウロウロする状態。
また、制作会社の関係者は、同番組の人気コーナー「食わず嫌い王決定戦」にて、女優・モデルの広瀬すずさんが音声・照明スタッフを軽視する発言をして批判が殺到しましたが、このシーンをカットせずに放送したことによって番組側にも非難の声が寄せられることになり、これも無関係ではないかもしれないと話しています。
そして、お2人はコンビ解散後にどのような活動をしていくのかについてですが、ある放送作家によれば石橋さんはテレビの制作会社を立ち上げるそうで、自分が裏方にまわりヒット番組を生み出すと意気込んでいるようです。
一方の木梨さんは絵画や工作物など芸術作品の創作活動に1本に専念するとのことです。
この報道は大きな衝撃を与えネット上で大きな話題になり、
- とんねるず解散てガチなん? 冗談であってくれ!
- とんねるず解散!? さすがベテランカリスマコンビに限ってそれは無いでしょ
- とんねるず解散って嘘だろ!
などの声が上がっており、まさかのコンビ解散・芸能界引退報道に多くの方が困惑したようです。
果たして、とんねるずは本当に解散してしまうのか真相が気になるところですが、フジテレビに出入りするバラエティ番組の放送作家は、2日に放送された同番組の2時間半スペシャルは平均視聴率11.9%を記録しており、現在視聴率が低迷しているフジテレビのバラエティ番組の中でもまずまずの数字となっていることや、打ち切りという話は最近出ていないことを明かし、更にとんねるずの特番企画がここ最近多く持ち込まれていることから、解散や引退説は考えにくいと語っています。
また、石橋さんが新番組を始めることに対してかなり積極的なようだと語り、石橋さんは6月11日に放送された同番組にて、「僕もフジテレビにチャンスを貰ってこの世界に出てきたんで、何とかフジテレビに元気になってもらうように、黒沢さんとなんか番組を企画しましょう」と意気込んでおり、これから石橋さんが大きなことを仕掛けたとしてもおかしくはないといいます。
更に、同番組が終了したとしてもとんねるずの需要が無くなるわけではなく、多くのスタッフもとんねるずのことを慕っていることから、今後また新たなスタッフのもと新番組が続々とスタートする可能性もあるとしています。
石橋さんは以前、自身の芸能界引退について「世間一般がNOって言ったらそれはその人の寿命でしょ、やりたくてもやれないわけだから。僕らの仕事は。それが寿命なわけだから」と語っていたものの、これに対してネット上ではこれからもまだまだ頑張ってほしいという声が相次いでおり、更に木梨さんも一時は芸能界引退を考えていたものの、現在は“良い流れ”が来ているとして引退は考えておらず、「今のペースがいい。今、リズム、最高」と前向きな発言をしていました。
とんねるずの横暴な芸風は以前のようにウケなくなってきており、批判的な声も多く寄せられているのですが、次に何をしでかすか予想出来ない芸は唯一無二で、多くの芸人達に大きな影響や刺激を与えており、これからも芸能界を引っかき回してほしいものですね。
ちなみに、とんねるずのお2人は今年7月25・26日に放送される『FNS27時間テレビ』への出演が決定しており、どのような暴れっぷりを見せてくれるか楽しみなところです。