2018年に現役引退を発表した元卓球日本代表の“愛ちゃん”こと福原愛さん(ふくはら・あい 31歳)が7日、台湾で写真集をリリースし大きな反響を呼んでいることを20日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。
写真集のタイトルは『不管怎樣的哭法,我都準備好了』(日本語訳:どんな泣き方だって、私は準備ができている)で、写真撮影は日本を代表するカメラマンの篠山紀信さんが担当しています。
<↓の画像が、福原愛さんの写真集・表紙写真>
篠山紀信さんは、様々な有名人の裸身を撮影してきたカメラマンとして有名ですが、福原愛さんの写真集は露出度が極めて低く、全196ページが写真と文章で構成されたフォトエッセイ集的なものとなっています。
<↓の画像は、篠山紀信さん撮影の福原愛さんの写真>
写真集を台湾で出版した経緯について出版元の担当者は、「台湾人の妻であり、中華圏でも知名度の高い福原さんの自伝的な著書を出版したいという企画が昨年持ち上がり、福原さんとそのマネージャー、篠山さんで計画を進めてきました」
と説明し、台湾では写真集の売り上げが3000部でベストセラーとされる中で、福原愛さんの写真集は1万部を発行し、書店での売れ行きは好調とのことです。
この写真集のデジタル版は日本でも購入可能なのですが、今後は日本や中国での出版も視野に入れているそうです。
福原愛さんは女子団体で銅メダルを獲得したリオデジャネイロ五輪終了後の2016年9月に、台湾代表だった江宏傑選手(こう・こうけつ、ジャン・ホンジェ 30歳)と結婚し、2017年10月には第1子となる長女・あいらちゃん(2)を出産、2018年10月には現役引退を発表し、昨年4月には第2子となる長男・こうくん(0)が誕生しました。
<↓の画像は、福原愛さん&江宏傑選手と子供の家族写真>
そんな福原愛さんは自身のSNSなどに頻繁に家族写真などを投稿し、江宏傑選手とのラブラブぶりが度々話題になっており、夫婦揃って芸能活動にも力を入れています。
現在は夫婦揃ってパナソニック台湾、台湾トヨタといった大手企業のCMに出演したり、福原愛さんはミズノの中国市場でのアンバサダーを務めるなどしています。
そうした活動をする中で写真集を出版し、その内容について福原愛さんのファンという50代の台湾人女性は、「自分の性格の二面性や、子供の時から有名人として育ってきた苦悩、その結果習得したという、下心ある相手を瞬時に察知して排除する能力などが語られています。『私のことを福原愛として接してくる人とは、距離を取りたくなる』という言葉もあり、スターゆえの悩みをうかがい知れました」
と明かしています。
これまでの苦悩だけでなく、最愛の夫である江宏傑選手への愛を赤裸々に語っているそうで、福原愛さん曰く、江選手は福原さんの様々なことに対して“関与”してくるといい、写真集に綴られた内容について前出のファンは、「金銭面での応援、育児などに積極的に“関与”してくれると彼女は表現しています。江さんは愛ちゃんの買い物にもよく付き合うそうで、『イヤリングを付けるのを手伝ってくれる』や『私にどんなデザインが似合うのか考えてくれる』など、ラブラブな様子。こちらが赤面するほどです」
と感想を語っています。
<↓の画像は、福原愛さんと夫・江宏傑選手のツーショット写真>
このような夫婦のラブラブぶりをオープンにしていることによって、福原愛さんは現役引退後も注目を集めており、大手企業のCMに起用されるなど好感度はかなり高い様子なのですが、現地ジャーナリストによると、最近は現地で批判的な声も上がり始めているそうです。
批判の内容については、「中国や台湾で愛ちゃん夫婦は『キラキラ夫婦』と呼ばれています。愛ちゃんのインスタグラムでも、まぶしいほどラブラブな2人の写真がアップされていて、快く思わない層がいるのも事実」
とし、現役時代のひたむきな姿を応援していたファンの中には、現在の姿を受け入れられないという人もいるようです。
日本でも福原愛さんと江宏傑選手のラブラブぶりに対しては賛否両論となっており、素敵な夫婦といった声が上がる一方で、SNSなどでさらけ出し過ぎていることに違和感を抱き、痛々しさを感じるなどと否定的な声も多く見受けられるので、もし今後日本で写真集を出したとすると、再び福原さんに対するバッシングが巻き起こりそうな気もします。
江宏傑選手と出会うまでに抱えていた様々な悩み、自身の二面性を赤裸々に明かすなど、かなり貴重な内容になっているようですが、日本ではどれほどの反響を呼ぶのか注目したいですね。