週刊誌『週刊女性』が、女優・松たか子さん(本名=佐橋隆子 42歳)の子供を叱らない子育て法について報じており、これに対してネット上では物議を醸しています。
7日スタートのドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)に出演中の松たか子さんは、主演の大泉洋さんの妻で、ズバズバとハッキリと物を言う2児の母を演じているのですが、プライベートでは真逆の子育てを実践しているといいます。
松たか子さんは、2001年に全国ツアーでバンドマスター兼ギタリストを務めたバツイチの佐橋佳幸さん(さはし・よしゆき 57歳)と交際に発展し、2004年に交際が発覚、その後は父親で歌舞伎俳優の二代目・松本白鸚さん(前名=九代目・松本幸四郎 本名=藤間昭暁 76歳)との確執も報じられていましたが、2007年12月に結婚しました。
<↓の画像は、松たか子さんと夫・佐橋佳幸さんの写真>
(左端が佐橋佳幸さん)
それから7年後の2014年11月に第1子の妊娠を発表、2015年3月に長女(4)を出産し、現在も女優・歌手として活躍しています。
そんな松たか子さんの子育て法について『週刊女性』は、叱らない子育てを実践しているとしています。
記事では近隣住民が、「松さんの娘さんはまだ幼いこともあって、スーパーや公園などでほかの子どもたちと騒いだり、ケンカをしてしまうことがあります。そんなとき、ほかのお母さんは子どもを叱るのですが、松さんはニコニコしているばかりで怒りません。そんな彼女を見て“子どもに対しても優しいんだね”という声がある一方、“ちょっと甘すぎるのでは?”という声もあがっていますね」
と語っています。
松たか子さん自身は過去に受けたインタビューで、「(子供と)一緒にいられる時間がたくさんあったり、逆になかったりする差が激しい仕事をしているので、少しでも彼女の気持ちが穏やかでいられるようにできればいいなと思います」
と語っていたそうです。
別の近隣住民によれば、松たか子さんの子供が以前、静かにしていなければならない公共の場で他の子供たちと騒いでいた時にも叱らなかったため、他の子供のお母さんがやんわりと注意することもあったようです。
こうした叱らない子育て方について『一般社団法人 子育てカウンセラー協会』の角田智子理事長は、「人は誰でも、褒められたいですし、認められたいので、親に褒められながら育てられると素直な性格になりやすいです。頭ごなしに叱ってしまうと、親に何も言ってくれなくなってしまいます」
としています。
子供の叱り方については、「『伝えることはそのときに伝える』ことを大切に考える方もいらっしゃいます。ただ、松さんのように、公の場では叱らなくても、家に帰ってから子どもと2人きりの時間に言って聞かせるケースも多いです。公の場で叱ることで子どものプライドを傷つけないようにしているんです。そう考えると、公の場で叱らないからといって、一概に否定することはできないと思います」
と説明しています。
この報道に対してネット上では、
- 普通にママ友にいたら厄介だなと思う。怒らなくてもいいけど、叱りは必要だし、小さいなら知らない事もあるから良いこと悪いことしっかり教える必要はあると思う。
- その場で注意しないと子供は何言われてるのか理解できないよね。特に小さいうちは。
家で言い聞かせてるんだとしたら、静かにしなきゃいけない場所で騒がないと思うんだけど。後から注意して、理解してるならね。
人が大勢いる場で注意するのは確かに子供も恥ずかしさで素直に聞かないこともあるけど、ある程度は叱らなきゃいつまでも落ち着かない子になるよ。 - 叱らない育児もありなのかもだけど、その場で叱らないと、子供も忘れてしまってなんで叱られてるのか分からないときもあるかも。
子どものプライドも尊重するのは大事だとは思うけど、叱ることも大事だと思うな。 - まだ小さいうちは、悪いことをしたらその場で叱らないとあとで怒っても効果がないと聞いたことがあります。
プライドを尊重するのは、ある程度善悪の判断がつく年齢になったときの方が良いのでは。
それに小さいうちに恥ずかしい思いもしておかないと、大きくなってからだと挫折感など人一倍感じてしまいそうです。 - 頭ごなしに怒鳴り付けることはしない方がいいけど、子供が何か過ちを犯したときもただニコニコしているだけでは、子どもは『何がいけないことなのか』わかる機会を得ることなく大人になってしまう。
適切なタイミングでの『説諭』は、子ども自身のために必要だと考えます。 - おもちゃの取り合いは、怪我させたりしてないのなら、無理に叱らなくてもいいと思う。
こどもなりに、人との関わりや問題の解決策を身をもって見つける機会になるし。
でも、公共の場で騒いではいけない、等は教えてあげないとね。将来困るのはこどもだよ。
などのコメントが寄せられています。
昨年2月にも『週刊女性』は松たか子さんの子育てについて報じており、マスクも付けずに東京都内にある無料の児童館を訪れた松さんは、娘が他の子供とオモチャの取り合いをしていたところ、優しい声で「大丈夫ですよ。どうぞ」と言ってオモチャを譲ってあげていたといい、外では強く叱らない子育てを実践している様子です。
昨年1月には、モデルのSHIHOさん(本名=秋山志保 旧姓=矢野 43歳)が子供を叱らず、放任主義を貫いていることが判明して炎上騒動に発展しました。
また、元モーニング娘。の辻希美さんも子連れの食事会で、当時3歳の長女が障子を破ってしまった際に「好きにやりなさい。食べた後にちゃんとお世話します」と言って動じなかったといい、これも物議を醸しました。
他にも、石田純一さんの妻で元プロゴルファー・東尾理子さんは過去に、長男がイタズラをしても叱らない理由について、「子供って、自分が接してもらった方法でしかアウトプットできないと思う。怒ってばかり接していると、人にも怒りやすくなる」と語り、元フジテレビの“アヤパン”こと高島彩アナウンサーは、子供が悪いことをした時には大声で叱らず「それやっていいんだっけ?」と問いかけ、子供に考えさせるという教育をしていると明かしています。
このように子育て方法は様々で、子供が悪いことをしたらその場で強く叱りつけ、悪いことを認識させるべきという意見も理解できますし、強く叱らずに優しく諭す方法も良いというのも分かるので、何とも言い難いものはあります。
しかし、松たか子さんの場合は静かにするべき場所で子供たちが騒いでいても叱らず、他の子供の母親がやんわりと注意していたというのは少し気になる部分ですね。
松たか子さんは40歳手前で長女を出産し1人娘ということから、多少甘やかしている部分があるのかもしれませんが、素直でまっすぐに育つよう、引き続き子育てを頑張ってほしいです。