吉本興業所属のお笑いコンビ『レインボー』と『エレガント人生』が、“オリジナル漫画”を配信のYouTubeチャンネル『オンナのソノ』(登録者数:18.5万人)にネタを丸パクリされと訴えており、ネット上で物議を醸しています。
レインボーのジャンボたかおさんはX(旧ツイッター)で、「凄いこいつら、俺らのコント何本もパクリにパクってるけど、許されるのか?!」と綴り、コンビのYouTubeチャンネルで公開しているコントの内容、タイトルが同じ漫画をオンナのソノがYouTubeチャンネルで公開していることを指摘しました。
<↓の画像は、レインボーが今年1月公開のコント動画>
<↓の画像は、オンナのソノが今月公開の漫画動画>
続けて、「何本パクってるのだろう、、同じタイトルのコント皆様、見つけたら教えてくださいっ!」
と呼び掛けました。
<↓の画像は、タイトルが完全一致した別のレインボーのコント動画、オンナのソノの漫画動画>
その後、オンナのソノのYouTubeチャンネルではシレッとパクリ指摘を受けた動画を非公開にしたほか、Xのアカウントに鍵をかけて“逃亡”を図りました。
これに対してジャンボたかおさんは、「オンナのソノさんよ、、消せばいいって問題じゃ無いよ、、酷いなぁ、、ひとでなしだよ、、コント作るの簡単じゃ無いんだよ、、一言謝ってほしいよ、、、本まで出してさ、、」「鍵垢になってる、ずりぃ、」
と、不誠実な対応に怒りをにじませています。
<↓の画像は、鍵垢となったオンナのソノのXアカウント>
さらに、後輩コンビ『エレガント人生』もXで、YouTubeで公開のコント動画をオンナのソノに丸パクリされていると訴え、「私たちの動画と全く同じタイトルのものもあるみたいです。率直に言って、すごくイヤな気持ちです。」
などと綴っています。
エレガント人生がパクられたと訴えているコント動画は4月16日、オンナのソノは7月27日に公開していたのですが、パクリ指摘を受けた動画もシレッと非公開にしており、16日時点で動画本数は919本でしたが次々に非公開となり、17日19時前までに899本まで減少しています。
<↓の画像は、エレガント人生が4月公開のコント動画>
<↓の画像は、オンナのソノが7月公開の漫画動画>
オンナのソノで公開している作品は、昨年12月に『KADOKAWA』が電子書籍化しAmazonなどで販売されており、その中にパクリが疑われる作品があるのかどうかは不明ながら、今回の騒動を受けてAmazonの商品レビュー欄にも批判コメントが寄せられ、出版社への批判も上がるなど波紋を広げています。
<↓の画像が、KADOKAWAが出版の電子書籍の写真>
オンナのソノはYouTubeの概要欄で、「※オンナのソノの漫画はオリジナルコンテンツです。コンテンツを許可なく転載、複製する事、ストーリーを流用することは著作権法で禁止されております。」
との注意書きをしているのですが、一切反論することなく動画を非公開にしたり、パクリを指摘したユーザーのコメントを削除するなどの対応をしていて、パクリを認めたも同然だと判断されても仕方がないかと思います。
ちなみに、過去には『トータルテンボス』が、元人気カップルYouTuber『夜のひと笑い』(登録者数:189万人)にドッキリ動画をパクられたと訴え騒動に発展しましたが、『トータルテンボス』側が大人の対応をして騒動は沈静化しました。
今のところレインボーとエレガント人生は、オンナのソノに対する対応は明らかにしていませんが、内容もタイトルも完全丸パクリした動画を公開し、そして収益を得ていたのであれば非常に悪質ですし、その後の対応も誠意に欠けており、今後また同様の行為を繰り返す恐れもあるだけに、法的措置を講じた方がいいのではないかと思います。
果たして、電子書籍を出版のKADOKAWAも含めて今後どういった対応をするのか、引き続き動向に注目していきたいです。