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Xジャパン・ヨシキが頸椎の病気悪化でアメリカで手術へ…激しいヘッドバンキングとプレイ影響で満身創痍

YOSHIKIが緊急手術の理由、頸椎椎間板ヘルニアが悪化しドラム演奏に影響…X JAPANライブ中止の可能性も…

人気ロックバンド『X JAPAN』のリーダー・YOSHIKIさん(本名=林佳樹 51歳)が、アメリカ・ロサンゼルスで頸椎(けいつい)の緊急手術を受けることを発表しました。

これはバンドの公式ホームページ上で発表されたもので、複数の医師による診断の結果、現地時間16日に「頚椎人工椎間板置換」の緊急手術を受けることが決定したと発表。

YOSHIKIさんは激しく頭を振るヘッドバンキングしながら、激しくドラムを叩くスタイルによって、首や頸椎を痛めており、2009年7月には「頸椎椎間孔狭窄症(ついかんこうきょうさくしょう)」と診断され、これまでに「頸椎椎弓切除」「頸椎椎間孔切除」と2つの手術を受けています。

2009年の手術後に、失っていた左手の感覚を取り戻しています。

しかし、約半年前から「頸椎椎間板ヘルニア」が悪化し、手や腕に麻痺や強度のしびれなどの症状があらわれたといい、演奏にも支障をきたしていたそうです。

そして、診断の結果「頸椎椎間孔狭窄症」と再び診断されたことから、医師と協議を重ねた上で手術することを決断したとのことです。

日本の医師からは、「首の状態は、まるで引退を余儀なくされたラグビー選手のような強烈なダメージの受け方」「肉体的にも精神的にも限界がきているのではないか」と告げられているといい、これまでのハードスケジュールなどによって神経系統の機能も含めて、以前よりも症状が悪化したと思われるそうです。

主治医のトミー・トミザワさんのコメントによると、YOSHIKIさんの首の状態は「今の首の状態のままではアーティスト生命に支障をきたすばかりか日常生活さえもままならない状況」だといい、「ダメージがひどく相当な痛みを伴いながら演奏を続けてきたと想像します。2回目の手術ということで、骨を削る頸椎椎間孔切除という選択肢を外し、今回は人工椎間板置換手術を行います。」と説明。

昨年12月に日本で行ったライブイベントで症状が再発していたといい、「今年1月に行われた米カーネギー公演では既に左手の感覚を失っていました。その後3月に行われた英ウェンブリー公演後、症状はさらに悪化しましたがそのままレコーディングを続けていました。本人はこのまま終わりまで続けたいと言っていましたが、症状が深刻化したため、日米のドクターと話し合った結果、このままではアーティストとして再起不能になると判断し手術をする運びとなりました。」としています。

こうしてYOSHIKIさんが緊急手術を行うことにより、今後のツアーについては緊急協議中で、中止、振替、決行のどれを選択するのか、YOSHIKIさんの術後の経過を見た上で早急に判断し発表するとのことです。

X JAPANはこれから世界ツアー『X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X』をスタートさせ、第1弾として7月11日~17日にかけて大阪城ホールと横浜アリーナで日本公演を開催。

8、9月には「YOSHIKI プレミアムディナーショー」の開催が予定されていました。

YOSHIKIさんは自身のツイッターを更新し、手術の報告をするとともに、7月開催の日本公演については「やるつもりでいます。」とコメントしています。

<↓の画像が、YOSHIKIさんのツイート>

そして、YOSHIKIさんの緊急手術発表に対してネット上では、

などのコメントがありました。

YOSHIKIさんは首にコルセットを装着しながら、激しいドラムプレイを披露していましたが、ここまで状態が悪化していたとは…。

<↓の画像は、首にコルセットを装着し、ドラムをプレイするYOSHIKIさんの写真>

YOSIHIKIさんは激しい演奏スタイルで、これまでに「頚椎椎間板ヘルニア」や「神経循環無力症(心臓神経症)」などを発症しているそうで、これが原因で過去には何度もライブの中止や延期を行っています。

1995年11月~1996年11月にかけて行ったツアー『DAHLIA TOUR 1995-1996』の最中には、「頸椎椎間板ヘルニア」を発症し公演中に病院へ搬送され、その後予定していた公演は中止。

このツアー以降は、首にコルセットを巻いて演奏するようになったのですが、医師からは「次に痛みが出たら車椅子生活になる」と宣告されたそうです。

<↓の画像は、当時インタビューを受けたYOSHIKIさんの写真>

また、2009年にはヘルニアの悪化により手術を受けたのですが、他の場所も損傷していることが明らかになったため、「3年以内に再手術が必要である」と診断されています。

YOSHIKIさんはこの他にも、慢性的な「腱鞘炎(けんしょうえん)」も患っており、2015年2月にはツイッター上で、「右手、手術をしても治る保証はないみたい。場合によってはその日から使えなくなる。。」と、かなり深刻な状態で回復は絶望的であると明かしていたのですが、その後に様々な人から医者を紹介してもらい、手術を前向きに検討しているとしていました。

YOSHIKIさんもすでに50歳を超えており、満身創痍な状態なわけですから、今後はあまり無理はしないようにしてほしいものです。

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