週刊誌『女性セブン』の第一報から4日後に、『X JAPAN』の公式サイト等でベースのHEATHさん(ヒース 本名=森江博)が先月29日に亡くなったことや、死因が「大腸ガン」だったことを正式に発表しましたが、14日発売の『フラッシュ』は遺族やメンバーの意思を無視して、HEATHさんの訃報をリークした“犯人”について報じています。
HEATHさんの訃報記事は7日にネット配信され、記事では“HEATHさんの知人”が、「今年に入ってから、HEATHさんは体調の優れない日が続いていました。その影響で、今年は夏に開催されたYOSHIKIさんのディナーショーに参加した以外、目立った活動はしていませんでした。秋が近づいても体調は改善しなかった。そこで医師の診療を受けたところ、ガンが見つかったんです。しかも数か所に転移していて、かなり進行していました。手の施しようがなく、残念ながら、がんの発見からわずかしか経っていない10月下旬までに帰らぬ人となってしまいました。がんを患っていることを、メンバーに知らせる余裕もありませんでした」
と、10月に亡くなったことを明かしていました。
翌日には各スポーツ紙も追随してHEATHさんの訃報を一斉に伝え、HEATHさんが亡くなったのは事実だと関係者が認めた等と報じ、これ等の報道に対してバンドのリーダーでドラムのYOSHIKIさんはSNSで、「親族の意思とは別に、メンバーのことが一部、報道が出てしまったようです。親族の方々と順を追って、これまでのこと、これからのこと、を話し合っているところです。」
などと綴っていました。
YOSHIKIさんは先月28日に、アメリカ・ニューヨークでのライブ終了後に緊急帰国し、出席予定だった栄誉賞授賞式『37th “Award of Honor” Gala』を欠席しており、今月3日には「身内に不幸があり、自分の判断で急遽日本に戻って来ました」と報告していたほか、喪服姿の自撮り写真も公開していたのですが、女性セブンの報道によって、HEATHさんの急死を受けて一時帰国したことが明らかになりました。
<↓の画像は、11月3日のYOSHIKIさんのインスタグラム投稿写真>
フラッシュの取材によれば、今月初旬に東京都内の繁華街にあるホールの安置室で、X JAPANの各メンバーと数人の関係者がHEATHさんと無言の対面を果たしたといいます。
HEATHさんが亡くなったことを公表するタイミングは遺族とメンバーが話し合いの末、葬儀を行った後に発表することになったそうです。
しかし、7日に女性セブンがHEATHさんの訃報を伝え、これに対して一連の事情を知るHEATHさんに近い音楽関係者はフラッシュの取材に、「しかも、『女性セブン』の記事は事実誤認と憶測が多く、メンバーや関係者は悲しみ、リークした “アイツ” に、怒りを覚えています」「実際には、HEATHさんのガンは、6月上旬に病院で検診を受けた際に偶然見つかったのです。転移はしておらず、自覚症状もなかったため、本人はこの時点では、半信半疑でした」
と語り、女性セブンに情報をリークした“犯人”に対して怒りをあらわにしています。
また、女性セブンは【YOSHIKIとToshl 永遠の亀裂 慟哭(どうこく)の安置室でも「睨み合い」】と題して、YOSHIKIさんとToshlさんの確執を改めて報じ、それぞれが安置室でHEATHさんと対面を果たした際にも、「メンバー同士がバッティングしないように、対面時間が細かく管理されていました。誰がどの時間に行くか、関係者らが“睨み合い”ながら決めたようです。」
と芸能関係者が語っているものの、これも事実とは異なるといいます。
前出の音楽関係者は、「『YOSHIKIはいつ来るのか?』と、メンバーの訪問時間を気にしていたのは、Toshlさんサイドだけです。関係者が対面時間を管理していたという事実はありません。」
と語っています。
そして、女性セブンにHEATHさんの訃報をリークした“犯人”については、「訃報を知っていたのはメンバーのほか、わずか数名です。記事に出ている情報は断片的で、全体像を掴んでいる人間なら考えられないデタラメが混じっています。記事が出るタイミングなどを考えると、Toshlさんの周辺にいる “ある人物” が漏らしたとしか考えられない」
と、Toshlさん側の人物の可能性が高いとしています。
その人物が公式発表を前にリークした理由については、「ファンに対して、『X JAPANの活動が滞っているのは、YOSHIKIのせいだ』と言いたいわけです。『女性セブン』には、YOSHIKIさんが統括する会社がToshlさんと金銭トラブルを起こしていること、7月にリリースした新曲についてメンバーが直前まで知らされていなかったことなど、一方的な主張に誌面の多くが割かれています。メンバー間に溝が生まれているというのも大嘘。HEATHさんの死を利用したのは許せません」
と語っています。
この報道を受けてネット上では、
- 伏せておきたいという意向があったなら、YOSHIKIもわざわざSNSに身内の不幸なんてあげなければよかったのに
- 最初に「X JAPANメンバーの死」を匂わせたのは間違いなくYOSHIKIだよね?
それがなんでTOSHIの責任になるのか、TOSHIサイドがリークしたことになるのか意味が解らない。
YOSHIKIがインスタで「身内の死」を匂わせたら芸能記者なら近辺洗うに決まってるだろうに - この人こそなんなの?メンバー同士の対立を煽ってるとしか思えない。亡くなった人を偲ぶ気持ちあります?口が軽い人ですね。
- Toshlは洗脳は解けたはずだが、時折暴力的な思考ながら穏やかさを装うような元嫁の影響が残っているように感じる ブログの文章からも感じられる時がある
YOSHIKIがToshlが求めるものに寄り沿っていないと思っていたが、ToshlもYOSHIKIの話を冷静に聞くべきだ
2人とも周りはイエスマンしかいないだろうから気付きにくい環境かもしれないが、いずれにしてもYOSHIKIもToshlも残されたアーティスト生命をXに捧げて欲しい - 犯人は簡単に特定できるだろうから、今後大事な情報はそいつに渡らないように遮断すればいい。
ファンには関係ないことだから、これ以上報道はしなくていいよ、くだらない。
などの声が上がっています。
女性セブンの記事が出る前にHEATHさんの訃報を知っていたのはメンバーと数人の関係者のみで、それもHEATHさんの死因など詳細は知らなかった人物ということから、リークした犯人の特定は容易で、YOSHIKIさん等も誰が犯人なのかは大体見当が付いているのだろうと思います。
ただ、YOSHIKIさんも報道が出る前に喪服姿の写真を投稿するなどしていて、これによって複数のメディアが取材に動いたとみられ、Toshlさんの周辺人物がリークしなかったとしても、正式発表前にどこかのメディアにHEATHさんの訃報は報じられていた可能性は高いとみられます。
それにしても、ファンの批判の矛先をYOSHIKIさんに向けるために、HEATHさんの訃報をリークしたり、ToshlさんとYOSHIKIさんの確執を強調して報じた女性セブンもどうなのかと思います。
週刊誌を通じての様々な報道により、2人の関係は今後さらに悪化していきそうな気配も漂っており、もしそうなれば多くのファンが望む追悼ライブの開催などには期待できず、このまま解散となる可能性も高まりますが、今後どうにか両者が歩み寄って和解し、これ以上ファンを悲しませることがないようにしてほしいです。