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緒方龍一がウィンズを辞めたワケ、病気の症状や原因は? ライジングプロダクションも退社もソロで活動再開の可能性ありか

w-inds.緒方龍一が脱退&事務所退所、理由は心身症と公表。芸能界引退説浮上も今後は…橘慶太&千葉涼平は活動継続

3人組ダンス&ボーカルユニット『w-inds.(ウィンズ)』のメンバー・緒方龍一さん(おがた・りゅういち 34歳)が、「心身症」を理由に5月末をもってw-inds.を脱退、芸能活動も休止することが明らかになりました。

所属事務所『ライジングプロダクション』は5月31日にファンクラブサイト上で、「5月31日をもちまして緒方龍一はw-inds.を脱退するとともに、所属事務所であるライジングプロダクションとの契約を終了することになりました」と電撃発表し、今後は橘慶太さん(34)と千葉涼平さん(35)の2人でw-inds.の活動を続けていくとしています。

<↓の画像は、w-inds.のメンバー写真>

左から千葉涼平さん、橘慶太さん、緒方龍一さん

緒方龍一さんの脱退、事務所退所理由については、「近年、極度の重圧や不安を感じており、医療機関を通じて診療した結果、心理社会的ストレスの影響から『心身症』と診断されました」と説明しています。

緒方龍一さんの方から、w-inds.脱退や事務所を辞めて心身を見つめ直したいとの申し出があったといい、そこから何度も話し合いを重ねたものの、緒方さんの強い意思や、専門的な治療を優先するべきだと思い、事務所側は緒方さんの主張を尊重してこのような形になったとのことです。

そして、緒方龍一さんもコメントを発表しており、この数年間、精神的に不安定なことが続いていました。こんな状態のまま活動を続けていく事がw-inds.crewとメンバーにとって嬉しい事なのか、と悩むこともありましたが、自分にとって宝物のような存在であるw-inds.として活動を続けることを選んできました。ですが、改めてこれが自分に正直な気持ちなのかどうかを考えた結果、脱退という答えを出しました」と、w-inds.からの脱退、事務所退社を決意した理由を説明しています。

今後については、いつ、どのような形になるのかはお約束できませんが、またいつか元気な姿でみなさんにお会いできますよう、自分らしく精進していきたいと思いますとしており、芸能活動を再開させる可能性があることを示唆しています。

最後に、「涼平くん、慶太くんと一緒に過ごした日々は、かけがえのない最高な時間でした。僕の大好きなw-inds.を引き続き応援してください。19年間応援してくださって、本当にありがとうございました」と綴っています。

緒方龍一さんの脱退発表を受けてリーダーの千葉涼平さんは、「グループ結成前から合わせて約22年の付き合いとなります。数え切れない程の笑い合った楽しい思い出があり、今はすごく淋しく悔しい気持ちでいっぱいです。(中略)今後共、w-inds.そして緒方龍一を温かく見守って頂けると有難いです。いつかまたステージの上で一緒に音楽を楽しめるそんな日が来る事を願いながら僕自身もさらに自分を磨いて頑張りたいと思います。」と綴っています。

ボーカルの橘慶太さんは、「19年間、一緒に歩み続けてくれた事を感謝しています。本当にありがとう。(中略)僕達は、これを一つの終わりでは無く新たな始まりとして、前を向いて進んで行きたいと思います。w-inds.に愛を持って応援して頂いていた皆さまにご理解頂けるようこれからも全力で頑張ります。」としています。

各スポーツ紙が関係者に取材を行ったところ、緒方龍一さんは真面目な性格をしていることで思い悩むことが多かった一方、人に弱音を吐くこともなかったそうで、新型コロナウイルスも体調を崩した一因になっているといい、関係者は「知らず知らずのうちに無理がたたっていたのかもしれない」と語っています。

そして、緒方龍一さんが心身症を理由にw-inds.を脱退、事務所も辞めたことに対してネット上では、

などの声が上がっています。

緒方龍一さんは1997年に、地元・北海道にあるアクターズスタジオ北海道本部校にスカウトされ、千葉涼平さんと共に特待生としてダンスレッスンをスタートさせ、2000年に橘慶太さんを加えた3人でw-inds.を結成、同11月から東京都内でストリートパフォーマンスを開始、2001年3月にデビューシングル『Forever Memories』をリリース、同年末の『日本レコード大賞』では最優秀新人賞を受賞、2002年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしました。

w-inds.のデビュー曲『Forever Memories』ミュージックビデオ

2004年には台湾で初の単独海外公演を開催するなど、日本だけでなくアジア圏での活動にも力を入れ、昨年も中国などでライブを行い、今年1月にも約10年ぶりに台湾・台北で単独公演、1月末からはファンクラブツアーを開催するなど精力的に活動をしていました。

w-inds.の最新シングル『DoU』ミュージックビデオ

そうした中で、まさかの緒方龍一さんが脱退、さらに事務所も辞めたことによって、『サンケイスポーツ』は「芸能界引退へ」としているのですが、とりあえず現時点では引退との話は本人や事務所側からは出ておらず、コメントを見る限りでは、心身症の症状が落ち着き次第、また表舞台に復帰する可能性はありそうですね。

緒方龍一さんが患っているという心身症は、心理社会的ストレスなどの影響で身体に異常をきたす病態の総称で、ストレスが原因による病態は多岐にわたるのですが、呼吸器系では気管支ぜんそく、過換気症候群など、循環器系では冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)など、消化器系では胃・十二指腸潰瘍、慢性肝炎、慢性膵炎など、他にもアトピー性皮膚炎、頭痛、腰痛、疼痛性障害、円形脱毛症、視力低下、心因性難聴なども病気として挙げられ、うつ病や神経症などの精神疾患に関しては心身症には含まれません。

緒方龍一さんは心身症によって、現時点でどのような症状が現れているのかは不明ですが、心身症は心理的・社会的なことが密接に関与していて、身体と心の状態を改善する必要があり、仕事やその人間関係も一因となっているのであればw-inds.からの脱退、事務所を辞めるという決断も仕方がないことだと思います。

w-inds.は今年結成20周年、来年にはデビュー20周年という大きな節目を迎えますが、それを3人で迎えることが出来ないというのはメンバーにとっても、ファンにとっても非常に残念なことではあるものの、緒方龍一さんも散々悩み抜いてこのような決断を下したわけなので、この決断を尊重するとともに、これからの3人それぞれの新たな活動、活躍に期待したいです。

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