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BIGBANGスンリ逮捕へ? 違法薬物使用や性接待問題が韓国で騒動に発展。取り調べ受け疑惑否定も真相は…

V.Iが麻薬使用&性接待の斡旋疑惑で警察出頭。クラブ・バーニングサンの黒い疑惑、ハッピーバルーン使用?の写真流出…

メンバーの兵役により2018年から活動を休止しているK-POPグループ『BIGBANG』のメンバー・V.Iさん(ヴィ・アイ 別名=スンリ 本名=イ・スンヒョン 28歳)に、麻薬使用疑惑や性接待の斡旋をした疑惑などが浮上しており、これを受けてV.Iさんは27日夜に韓国・ソウル警察庁へ出頭して取り調べを受けました。

V.Iさんは、今年1月まで取締役を務めていた韓国のクラブ『BURNING SUN(バーニングサン)』(17日に閉鎖発表)で昨年11月に発生した暴行事件がきっかけで、クラブ内での性的暴行や麻薬の使用・販売疑惑、警察との癒着関係疑惑などが相次いで現地メディアに報じられたのですが、V.Iさんは報道前からこれらの問題を把握していたのではないか、直接関与していたのではないかという疑惑が浮上していました。

<↓の画像が、韓国・ソウルのクラブ『バーニングサン』の写真>

実際に『バーニングサン』に出入りしていた客が大麻使用で有罪判決を受けているほか、クラブ従業員2人も大麻販売によって逮捕され、麻薬の供給元の疑いがある元従業員の中国人女性も薬物使用で逮捕、出国命令が下されています。

しかし、バーニングサン側は暴行事件を認めた一方で、クラブ内での麻薬流通や性的暴行事件の発生などを否定し、クラブの代表はV.Iさんについても「コンサルティングと海外DJへの接触を手伝ってくれただけで、バーニングサンの実質的な運営と経営には介入していませんでした。」などと説明し、すでに取締役を辞任しているとコメントしました。

一方で、クラブ従業員や経営陣らはグループチャット上で、クラブ内で起きている情報を共有していた疑惑があり、「ムルゲ(イケてる客)」「コルベンイ(泥酔し意識がほぼない女性)」「ホームラン(イケてる女性客を男性客のルームに連れていくこと)」などの隠語を使用し、VIPルームなどでのセクハラ、性的暴行などを運営陣も把握しながら黙認していた疑惑が報じられています。

クラブ関係者はメディアの取材に、「VIPの客がホームランに成功すると、また来店する可能性が高くなる。なので、一部の従業員はGHB(無味・無臭な液体状のドラッグ)を密かに使ったりする。女性客が一瞬にして気を失うから。それが性的犯罪につながる可能性がある」と証言しています。

バーニングサンの役員はV.Iさんの母親や友人らで構成されており、従業員たちはV.Iさんのことを「V.I代表」と呼んで優遇していたことも報じられており、V.Iさんやバーニングサン側はこれらの報道内容を否定するコメントを発表したものの、様々な情報が上がっていたことで批判の声が上がり続けていました。

また、V.Iさんが2016年に知人と共に設立した投資会社『ユリホールディングス』(バーニングサンの運営法人の株式を保有の持株会社)の海外投資家らに対して、V.Iさんが女性を呼んで接待するよう指示を出し、投資家と女性がホテルまで行ったかどうかチャットを通じて確認していたなどの疑惑も浮上し、証拠としてチャット内での会話内容も公開されています。

ベトナムのメディアはさらに、2017年2月にV.Iさんが事業のためにベトナム・ハノイを訪問し、不動産会社の関係者や知人等と訪れたクラブで、「ハッピーバルーン」(別名:麻薬風船)を使用する姿を捉えたとする写真を公開しました。

<↓の画像が、V.Iさんがハッピーバルーンを吸引していたとされる写真>

ハッピーバルーンは、医療用の補助麻酔剤などで使用される化学物質「亜酸化窒素」が入った風船で、パーティー用覚せい剤として蔓延しており、2017年に韓国では亜酸化窒素を幻覚物質に指定し、もし使用するなどした場合には、3年以下の懲役もしくは5000万ウォン(約500万円)以下の罰金に処すと定めています。

これらの疑惑浮上を受けてV.Iさんと所属事務所は27日、警察の捜査に積極的に協力する旨を警察側に伝え、同日夜にV.Iさんは警察へ出頭しており、集まった報道陣からの問いかけに対して「疑惑に関してご心配をおかけして申し訳ない。一日も早く全てのことが解決するようにしたい」などと語っていました。

その後、警察の取り調べを終えて28日午前5時半に警察庁から姿を現したV.Iさんは、報道陣から何を話したのか聞かれると、「私に関するあらゆる疑惑に対し調べを終えた。麻薬といった部分は麻薬捜査隊で必要な措置を取った」「全ての疑惑が1日も早く解明されるよう最善を尽くして調べを受ける」と答えています。

<↓の画像が、警察の取り調べを受けたV.Iさんの写真>

なお、麻薬使用疑惑などが浮上していた『バーニングサン』のイ・ムノ代表(29)は、「私を含め私の知人に麻薬をやる人はいないし、性暴行の疑惑を提起した女性も告訴する」などとコメントしていたのですが、警察の取り調べを受けて麻薬使用の有無を確認する検査を受けた結果、髪の毛から麻薬の陽性反応が出たことが判明しており、他にもクラブの営業社長を務めていた人物も麻薬使用や流通させた疑いで捜査を受けています。

V.Iさんが潔白であることを信じたいのですが、関係者等とのグループチャットなどを見る限りでは、性接待の斡旋に関与していた可能性が高いとみられ、事務所側はこれらに対しても捏造だと主張しているものの、これらの証拠を入手した記者は「報道したメッセージ内容が捏造されたものだとしたら、私の方が失うものははるかに多い」などと反論し、この他にも証拠を握っていることを示唆する発言もしています。

そのため、V.Iさんはクロに近いグレーといったところで、これに加えて麻薬使用などがもし事実だったとしたら、今後韓国だけでなく日本での活動もかなり厳しいものとなりますし、BIGBANGとしての活動継続も難しくなるかもしれないですね…。

【追記 2/28 18時45分】
V.Iさんが所属する韓国の芸能事務所『YGエンターテインメント』が28日にコメントを出し、日本やタイで予定していたコンサートのほか、その他のスケジュール全てを中止として、警察の捜査に協力していくことを発表しました。

中止が決定したコンサートは、3月9日・10日に予定していた大阪公演、17日のジャカルタ公演で、「V.Iはコンサートだけではなく、この他のすべてのスケジュールを全面中止し、今後行われるすべての警察捜査に積極的に協力していく計画です。多くの方々が気になっている疑惑であるため、どうか警察の迅速かつ厳重な捜査を通じて、全ての疑惑と真実が一日も早く明らかになることを願います。」とコメントしています。

なお、V.Iさんの弁護人は同日に麻薬検査の1次調査結果を明らかにしており、「問題のない陰性と判断され、毛髪からは2~3年前の記録まで出るという。国立科学捜査研究院に引き渡されたので、1~2週間後に結果が出てから警察の発表があると思う」としています。

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