芸トピ

TKO木本武宏の巨額投資問題の真相巡り憶測飛び交う。松竹芸能を退社、被害金の立替の本当の理由は…

TKO木本武宏が週刊文春に投資トラブル語る。被害者に返金立替の意向、仮想通貨・投資関連会社設立が判明し物議も…

投資トラブルが原因で7月23日付で松竹芸能を退所し、現在芸能活動自粛中のTKO・木本武宏さん(51)が、週刊誌『週刊文春』の取材に応じていたことが判明し注目を集めています。

週刊文春によると、TKO木本武宏さんは数年前から投資にのめり込んでいて、2019年6月に東京・中目黒駅近くのカフェで目撃した際には、高そうな腕時計をはめた男性の話に聞き入り、「芸人として売れることに必死で、金を作ることをやってこなかったんです……」などと語っていたといいます。

<↓の画像は、『週刊文春』撮影のカフェで投資話をするTKO木本武宏さんの写真>

週刊文春はトラブルの真相を確かめるため、TKO木本武宏さんの個人事務所に取材したところ、「運用者A、Bに対して、木本が数年前から直接出資をしており、予定通りに運用されて収益がありました。そのことから、ごく近い知人に対して儲かった投資案件があるという話の中で投資したいという話になり、運用者A、Bを紹介しました。勧誘などの行為はありません。投資対象はFX(外国為替証拠金取引)及び不動産投資関連です。仮想通貨は一切ありません」と説明したといいます。

投資家AはFX、投資家Bは不動産投資で資金運用をしていたとのことです。

TKO木本武宏さんは芸人仲間ら約10人に投資家を紹介し、そのうち2人からはTKO木本さんが直接資金を預かり、投資家にお金を渡したようで、その他の出資者たちは投資家と直接やり取りをしていたそうです。

週刊文春はさらに、TKO木本武宏さんに電話取材をしたところ、普段から情報交換をしていた仲間に、『こういう投資話がある』と、自分で精査もせず伝えて巻き込んでしまい、申し訳ない気持ちで一杯です。本来、お笑い一本でやることを大切にしてきたのに、ある時、投資というものを覚えてしまった。一度失敗したのですが、それで逆に勉強して取り返したいという気持ちになってしまい、のめり込んでしまったのです。これ以上は相手がいるのですいません…と語ったとしています。

週刊文春の取材にこのように語ったTKO木本武宏さんは、7月23日にツイッター上で松竹芸能を辞めたことを報告すると共に投資トラブルを謝罪し、「必ず近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です」としていました。

謝罪コメントを出して以降は、個人事務所の担当者が各メディアの取材に応じ、投資トラブルの経緯やその内容について説明しています。

TKO木本武宏さんは2~3年前に、プライベートの知人を介して30代後半ぐらいの男性投資家と出会い、その時は投資とは関係なく知人から紹介されたそうです。

仲を深める中で男性投資家から「投資で儲かるよ」と言われ、その話に乗ってお金を預けたところ実際に儲かったため、様々な投資に手を出すようになったようです。

複数の芸人仲間にもこの投資家を紹介したものの、約1年前から投資トラブルが発生し、昨年末ごろにはリターンが滞るようになり、今年春ごろ音信不通になったといいます。

TKO木本武宏さんを含む出資者たちが投資家に預けた出資金の総額は、「総額の数字も今週か、遅くとも来週の頭にはこれくらいと言える。5~7億円という数字ではない。」と説明しています。

また、TKO木本武宏さんはあくまでも投資家を紹介するだけで、「紹介料などは一切受け取っていません。あくまでも木本自身が運用で上手くいった経験を知人に話し、紹介をしたのみです。」としています。

投資のアドバイス、運用、仲介などをする場合、金融商品取引法で金融庁に登録する必要があるものの、トラブルが発覚後に投資家2人が無登録で活動していたことが判明したとし、「木本自身に金融商品登録業が必要と認識がありませんでした。トラブル後の調査により、無登録と判明しました。確認もせずに投資したことは木本の浅はかさであります。」としています。

投資実態の有無については、「預け先の運用者が実態があったかなかったも含めて調査中です。無い場合は詐欺罪でも告訴を検討していきます。」と説明し、刑事事件に発展する可能性もあるとしており、現在は双方が弁護士を立て話し合いをしているものの、「すぐに返金はできない」とも言われているそうです。

そのため、「法的な責任所在の有無関係なく、紹介したという責任から木本が立替で返金していく意向」と明かしていて、他の被害者たちからはTKO木本武宏さんに返金を求める連絡は一切来ておらず、逆に「大丈夫か?何かできることあったら言って」などと心配されているそうですが、もし投資家に返済能力が無かった場合は、TKO木本さんが立て替える形で返金をするとしています。

ただ、こうした対応を巡ってもネット上では物議を醸しており、TKO木本武宏さんは投資家を紹介しただけで、仲介手数料なども一切受け取っていないのであれば、立て替えなどをする責任は一切なく、そこまでしようとするということは、何か後ろめたいことがあるのではとも指摘されています。

そもそも、事務所を辞めて全ての仕事を失ったTKO木本武宏さんが、億単位とも言われるお金を用意できるのかが不明で、事務所担当者もお金をどうやって用意するのかについては「回答を控える」としています。

この他に、週刊文春や『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)は、TKO木本武宏さんが投資トラブルが表沙汰になる前の昨年11月に、香川県高松市内に仮想通貨(暗号資産)関連事業などを目的とした投資関連会社を設立していたことを報じており、設立から1ヶ月足らずで、複数人から合計約1.5億円の出資を受けていたことが明らかになっています。

事務所の担当者は「今回の事案とは全く関係ありません」とし、会社関係者も「私どもの会社と今回の木本さんの投資トラブルは関係ありません」とキッパリ否定しているのですが、この会社も今回の件と何か繋がりがあるのではないかと疑いの目を向けられています。

『フライデー』が先日報じた記事によれば、TKO木本武宏さんはかなり強引な勧誘をしていたそうで、実際に勧誘を受けたという後輩芸人Aは、「知り合いの芸人が木本さんに50万円ほど預けていました。ただ、預けたはいいが、どう運用されるのか、本人には知らされていないようでした」と証言しています。

また、後輩芸人Aがお金が無いと言って断っても、30万円ぐらいなら出せるのではないかとしつこく勧誘してきたほか、他に投資しそうな芸人はいないかと聞いてきたとも明かしています。

さらに、TKO木本武宏さんは「もし運用成績がマイナスになったら、俺が全額出すから」などと、自ら補填をするという話もしていたとしています。

これらの証言が事実だとすれば、TKO木本武宏さんは単に投資家を紹介するだけでなく、投資家から紹介料などとしてお金を受け取っていたのではないかと疑いたくなります。

TKO木本武宏さんは今後、早ければ今週もしくは8月中にも会見をする予定といい、表に出てきてトラブルについて説明するのであれば、包み隠さず事の真相をしっかりと話してほしいものですね。

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