巨額投資トラブルによって億単位の負債を抱え、今年7月に『松竹芸能』を退所したTKO・木本武宏さん(51)の近況を週刊誌『週刊ポスト』や『週刊女性』が報じており、本人に取材も行っています。
TKO木本武宏さんの投資トラブルは7月に表沙汰となり、『平成ノブシコブシ』の吉村崇さん、『野性爆弾』のくっきー!さん等も数百~数千万円を投資していたことなどが報じられ、大騒動に発展したことで木本さんは全てのレギュラー番組を降板、松竹芸能も退所しました。
その後、TKO木本武宏さんは『女性セブン』の取材に応じ、自身も含めて複数の出資者たちが自称・FXトレーダーのA氏に「1億円以上」、不動産投資名目で資金集めをしていた元芸能関係者でアパレル会社社長・B氏には「約5億円」を預けていたことを告白しました。
TKO木本武宏さんは投資に興味がある一般人や芸能人に声を掛け、出資者を増やしていたそうなのですが、配当が無かったことを不審に思い返済を求めたところ、それぞれから一部返済があったものの、A氏はその後音信不通になり、一方のB氏からは弁護士を通じて「返済の意思はあるが、払う金が無い」との連絡が来たとのことでした。
<↓の画像は、アパレル会社社長・B氏と吉村崇さん、くっきー!さんの写真>
そして、TKO木本武宏さんは自身が投資話を持ちかけ、被害者を増やしてしまったことへの負い目や、このトラブルが表沙汰になることを避けるために、車や時計などを売却、さらに家族や親族にも借金し、損失分を肩代わりする形で出資者たちに返金を行い、それでも足りない分は出資者との間で借用書を交わし、今後2人から返済が無かった場合には自身が肩代わりするとしていました。
その後、9月時点では返済を約束していたB氏も失踪、行方不明状態にあることが判明しており、『フライデー』の取材にTKO木本武宏さんは、B氏からの返済は無いと明かし、「そろそろ弁護士とも相談して、法的手段を考えなきゃアカンなと思っています」と語っていました。
10月には『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』によって、B氏が『ソフトバンク』の社員と手を組んで架空の投資話をでっち上げ、投資詐欺をしていたことが報じられました。
それから2ヶ月が経ち、12月中旬に週刊ポストがTKO木本武宏さんに取材したところ、「おかげさまで返済の目処が立ち始め、ようやく人心地がつきました。実は最近、1人の方からの返済が始まったんです。もう1人からも返済計画に関する連絡があり、これから具体的に話を詰めていこうと思っています」
と明かしたとしています。
また、現在は生活費を稼ぐためにバイトを掛け持ちしていることも明かした上で、今後の芸能活動については、「まだハッキリしたことは言えませんが、問題がクリアになり、関係者の皆さまの理解を得ることができ次第、相方とも相談しながら考えていきたい」
と語ったとしています。
一方の週刊女性は、TKO木本武宏さんが弁護士を通じて複数の投資者たちに、「返済の目処がついた」「今回の件は口外しないこと」「木本の芸能活動を応援すること」などと記した書面を送付したとの情報を入手し、木本さんの個人事務所に取材を行ったそうです。
返済の目処がついたと投資者たちに報告したのは事実とし、「まだ全員とは締結していませんが、解決の方向には向かっています。」「年内までには解決して、皆さんに発表したいと考えています」「お金を預けていた方が怒っているとか、木本に対して裁判を起こされたということは一切ありません。だいぶ穏便というか、温かくしていただきました」
と回答し、円満解決に向かっていることを明かしたとのことです。
芸能界復帰についても、他の出資者たちから「お金を返したら復帰してくれ」などと応援してもらっているとし、そうしたことから書面に「木本の芸能活動を応援すること」と記したと説明しています。
ようやく解決に向けて前進し始めたようですが、このトラブルが無事解決となったとしても芸能界への復帰はなかなか難しいでしょうね。
TKO木本武宏さんは男気を見せ、自ら他の出資者たちの損失分を肩代わりして返済を行ったというものの、かなり怪しい投資話を複数の芸能人にも持ちかけて被害を拡大させ、さらに騒動後に会見を開いて説明すると当初は説明していたものの、結局は会見せずに表舞台から姿を消したことで様々な憶測も飛び交い、イメージが悪化しています。
芸能界復帰を目指すのであればウヤムヤにせず、表に出てきてこの件についてしっかり説明をすることも重要かと思いますが、引き続き今後の展開を見守っていきたいですね。