来年にデビュー30周年を迎える『GLAY』のボーカル・TERUさん(本名=小橋照彦 52歳)が先日、宿泊先のホテルに対する不満を綴ったことで物議を醸し、ファンからも失望の声が上がっていると『日刊ゲンダイ』が報じています。
GLAYは3月から6年ぶりのホールツアー『GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023』を開催し、10・11日に東京・有明の東京ガーデンシアターで最終公演を行ったのですが、その直前にトラブルが発生したことをTERUさんがインスタグラムで報告しました。
TERUさんはホテル室内の写真を投稿し、「今朝、窓を開けたら全く空が見えず。今日明日でツアー最後なのに、全く気持ちが上がらない…。最後の最後でこうなるとは。家に帰ろうかな…。朝の日課のGコネも今回のツアーは全てのホテルから見える空の写真で更新し続けてきたが、今日はこの壁の写真で更新かな?とても残念な結果になってしまった。ライブ、成功しますように。」
と綴り、窓から外の景色が全く見えない部屋を案内されたことへの不満を綴りました。
<↓の画像が、GLAY・TERUさんがインスタグラム投稿の写真>
続けて、「ライブの前日はライブモードで会場に入りたいので東京でもホテルに泊まるのですが、今日は少々手違いがあったのか?と思ってしまうほどのいつも東京で宿泊するタイプとは違うタイプのホテル。TAKUROの言葉を借りると、『GLAYまだまだ頑張らなあかんな』と言う感じでしょうか。朝、カーテンを開けたら隣の建物の壁が目の前にあり、少々テンションが低い1日の始まりでしたが…。(中略)明日もライブなので本来ならばホテルに連泊するのですが今夜は家に戻ろうと決めた瞬間に何か良い事がありそうな予感が。」
などと綴っていました。
これに対して『X JAPAN』のリーダー・YOSHIKIさんは、泣き笑いの絵文字のみを投稿してリアクションし、ファンからは同情や慰めのコメントなどが多く寄せられていました。
しかし、日刊ゲンダイによるとファン以外からは、
- 家に帰りたければ黙って帰ればいい。余計な一言が目立つ
- 楽しみにしているファンがいるのに気持ちが上がらないって書いちゃうのあまりにも自分本位というか、昔の感覚のままなのか
- それを言い訳にライブのモチベが下がったとかプロミュージシャンが言っちゃダメでしょ GLAYのTERUともあろうお方が、ちょっと幻滅した
などと批判の声も上がり、物議を醸しているとしています。
そんなTERUさんについて音楽業界関係者は、「素直な人で思ったことを感覚的にそのまま発信してしまうので、過去にもライブでファンのノリが悪いと『ほんとやる気失くすんだよね。もう帰ろうかな』『もうここにはライブで来ない』とステージ上で言い、ファンがショックを受けることもあったようです。今回の投稿で、もともとTERUさんのSNSでの投稿に対し、思うところがあったファンの人たちが一気に興醒めしてしまった感も否めません」
と語っています。
この報道を受けてネット上では、
- ライブでオーディエンスのノリが悪いから愚痴るってビックリ。パフォーマンスのせいでは?
- そんなにこだわりがあるなら先にスタッフに頼んどくなりしたらいいと思うが
- 52歳のおっさんがちょっと不満に思ったことをSNSに書き込んでるのが凄いダサく感じる。
- 「GLAYもまだまだだな」との自虐。ロックバンドとしてこれだけの知名度と人気を誇るGLAYへの待遇としてちょっとあれですね…とまあ、言いたいことはわかるが、ライブのモチベ下がったっていうのは余計な一言。ライブを楽しみに遠征までしているファンも多いのでね。正直すぎる人はSNS向かないよね
- ロックスターなら事実はどうあれスイートルームにでも泊まってるような余裕というかそういうの出してほしいな
- 楽しみだったライブの前後にテンション上がらない。とか 家に帰ろうかなんて呟かれたらショック過ぎる。神経質な人なんだな…なんて好意的には取れないな。
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
ホテルの部屋に不満を感じ、それが原因で気持ちが上がらないと素直な心境を明かしたまでですが、その日のライブに行くファンの気持ちを考えられていないと感じ、テンションが上がらないことを強調した上で「ライブ、成功しますように」と綴っており、プロのミュージシャンとしてこれはどうなのかと思う部分はありますね。
そんなTERUさんは4年前にツイッター上で、大雪の日に空港で約3時間足止めを食らったことへの不満を綴り、遅延を起こした航空会社側には誠意ある対応を求め、ネット上では「何様だ」「ただのクレーマー」といった声も上がるなどして物議を醸しました。
TERUさんはこの他にも、SNS上での発言を巡って過去に何度が物議を醸したことがあり、GLAYファン等の間でもTERUさんのSNS使用については賛否両論となっているようですが、SNSは炎上リスクも非常に高いだけに、引き続き注意を払いながら更新を続けていってもらいたいです。