SIAM SHADEのボーカル栄喜が、裁判沙汰のギターDAITAに釈明。飯食いに行かないか?と呼び掛け物議
5人組ロックバンド『SIAM SHADE』のボーカル・栄喜さん(ヒデキ 本名=今村栄喜 53歳)がブログを更新し、メンバー4人を相手取り裁判を起こした同バンドのギター・DAITAさん(本名=伊藤大太 54歳)に向けた長文メッセージを投稿し、ネット上で物議を醸しています。
SIAM SHADEを巡っては、昨年11月にDAITAさんを除く4人が声明を発表し、2019年にDAITAさんを相手取り訴訟を起こしていたこと、双方で和解が成立したことを発表しました。
<↓の画像は、SIAM SHADEのメンバー>
(左から) NATCHINさん、DAITAさん、栄喜さん、KAZUMAさん、淳士さん
また、DAITAさんを除く4人が『SOPHIA(ソフィア)』とスペシャルユニット『SIAM SOPHIA(シャムソフィア)』を結成し、サポートメンバーとしてギタリスト・RENOさん(旧名=零乃 38歳)を迎えて、今年2月に大阪城ホールでライブ『1995 SIAM SOPHIA-G』を開催しました。
これに対してDAITAさんは異を唱え、裁判の和解時には4人でSIAM SHADEとして活動しないと明言していたはずだと訴え、SIAM SHADE名義での活動停止と、DAITAさんが作曲・編曲した計38曲の演奏停止を求めて提訴しました。
DAITAさんは週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』のインタビュー取材に応じ、メンバー4人とのトラブルに言及すると共に、自身の公式サイトでも昨年まで続いた裁判の経緯を詳しく説明し、「4人が訴訟に至った原因は、2018年~2021年頃の状況を鑑みますと、『金銭目的で起こした訴訟の可能性』 、及び『私個人に対する負の感情からSIAM SHADEより私 DAITAを除外する行為を正当化し4人で再活動するための計画的な訴訟の可能性』、があるのではないかと私は認識しております。」
と綴り、4人との間に深い溝が生じていることを明らかにしています。
また、栄喜さんが昨年11月に単独で特許庁に対して、バンド名の商標登録出願をしていたことについても言及し、これに対してDAITAさんは「SIAM SHADEの存在、メンバーを冒涜する象徴的な行為」だと強く非難しています。
こうした行動に加えて、13日にTOYOTA ARENA TOKYOでライブイベント『2025 SIAM SOPHIA FINAL』を開催することも問題視し、バンド名と楽曲使用禁止を求めて裁判を起こしたと説明しており、SIAM SHADEのファン等に大きな衝撃を与えています。
<↓の画像は、13日にライブを開催するSIAM SOPHIA>
そうした中で2日に、栄喜さん、ベース・NATCHINさん(ナッチン 本名=中川泰 53歳)、ギター・KAZUMAさん(本名=遠藤一馬 53歳)、ドラム・淳士さん(じゅんじ 本名=佐久間淳二 52歳)が声明を発表し、「メンバー間でのトラブルにより、ファンの方々にはご心配をお掛けして大変心苦しく思っております。」「今はまだ、突然のことで困惑しており、整理ができていないため、よきタイミングにて、事実と私たち4人の考えについて、正しく、誠実にご説明出来たらと考えています。ただひとつだけ、ファンを裏切るという行為は絶対に無いという事。今も変わらずついてきてくれているファンのために、信念を変えずに行動しております」
などと綴っていました。
これに続いて3日に栄喜さんはDAITAさんに向けた長文のメッセージをブログに投稿しました。
DAITAさんはSIAM SOPHIAの活動にあたり、かねてから親交があるRENOさんからも相談や確認の連絡は一切無かったことも明らかにしているのですが、これについて栄喜さんは、「RENO本人は、SIAM SOPHIAのサポートにするにあたって、DAITAさんに、筋を通して挨拶に行きたいと言いました。その時、大丈夫だよと俺が止めてしまったため、行けませんでした。」「DAITAの気持ちを考えたら、それは結果的に間違っていました。RENOに責任は一切ありません。全て俺の責任です。その点だけ知っておいてもらいたい」
と釈明しています。
また、メンバー同士のトラブルにRENOさんを巻き込んでしまったことを謝罪したうえで、最後にDAITAさんに向けて、「こうなっちゃうとなかなか難しいかも知れないけど、DAITA、俺の電話番号は変わってないから気が向いたら飯食いに行かないか?」
と呼び掛けています。
これに対してネット上では、
- DAITAが訴訟に踏切った理由がこのブログだけでも理解できる
- これから裁判する相手と飯なんか食いに行けるか? RENOをダシに使うなよ
- 栄喜さんの気持ちは伝わりました。でも本当にそう思うのなら、DAITAさんからの連絡を待つのではなく、栄喜さんからアクションを起こしてほしいです。
- ファンを安心させたいのかもしれませんが、あまり見えるところでやるとパフォーマンスにしか思えなくなるので双方見えないところでやっててほしいです…
ファンからしたらどちらが悪いとかどちらが正しいではありません はやいとこケリつけて報告だけして欲しいです - あなたたち4人がいきなり裁判などということを起こす前にこそ、「飲みに行こう!」と誘い腹を割って話すべきでした。でももう遅い。遅すぎる
などの声が上がっています。
このように批判が噴出していることを受けてか、栄喜さんは後にこのブログ記事を削除したうえで、「ごめん。俺の本音を書いたんだけど、時期が悪かったみたいで消しました。でも書いたことに、嘘は無いです。ごめんなさい。」
と謝罪しているのですが、こうした軽率な行動によって印象はさらに悪化しています。
DAITAさんによると、昨年2月に裁判所で和解内容について話し合う中で「5人でない限りSIAM SHADEの活動、名称使用等はしない」と約束し、その後も裁判官と双方の弁護士の話し合いの中でも、その条件で合意していたにも関わらず、DAITAさんには一切確認や相談もせず、勝手に4人でSIAM SHADEとしての活動を再開しました。
また、SOPHIAとユニットを組んでライブ開催を発表する裏で、栄喜さんが相談もなくバンド名の商標登録をしようと動き、結局のところDAITAさんの合意を得ていないことで申請は拒絶されたものの、これらの行動によって信頼関係は崩れつつあります。
そして、SIAM SOPHIAのライブ直前にDAITAさんがトラブルの詳細を明らかにしたことに焦ったのか、ブログを通じて自身の言動を謝罪したり連絡を呼び掛けたものの、DAITAさんからしたら今さら何を言っているのかという気持ちでしょうし、さらに不信感が募ったのではないかと思います。
本気でDAITAさんとの関係修復を目指すのであれば、まずはSIAM SHADEとして活動をやめる必要がありますし、ファンに対して申し訳ないという気持ちがあるのであれば、ブログなどを通じてメッセージを発信するのではなく、本人に直接連絡するなり、弁護士を通じてやり取りするなどして1日も早く問題を解決できるよう動いてほしいです。
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- https://ameblo.jp/hideki-voice/entry-12935628004.html
- https://www.daita-ism.com/index.html#c1=message
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